原作は かわぐちかいじさんのコミックです。
キャスティングは、主役・準主役級の面々を贅沢に集めています。
しかしながら、作品の印象はといえば、正直、 今ひとつといったところですね。
いかにも「かわぐちさん」 らしいのですが、 主人公に加え考え方が対象的なキャラクタを並置させるプロットは 平凡ですし、「東亜連邦」 という仮想敵国の設定も甘くリアリティが 決定的に欠けています。さらに最後の「解決手段」 も唐突感が否めません。
この手のテーマを日本の実体を踏まえつつ描くのは難しいところが あるのは理解できるのですが・・・。
ただ、護衛艦や潜水艦の「艦長」たちは、 それぞれのキャラの違いをそれぞれの役者のみなさんがうまく演じ ていたと思います。