Saraの人生右往左往

『人生は長い旅路である』
Saraの“あっちふらふら、こっちふらふら”な由無しごと

大いなる愛-Aloha

2007-02-06 21:04:51 | No music, No life!
この間の日曜日にHAPAのライブを見て、そしてメンバーと握手したという、
あの幸福感がまだ続いている。

いつもなら、良いことがあっても日常生活でストレスがかかると、
すぐに幸福感は姿を隠してしまう。
でも、今回の幸せな気持ちはしばらく持続しそうだ。

HAPAとの出会いはいつ頃だったか、正確には覚えていないけれど、
多分98年くらいだったと思う。
【In the name of love】を聞いて、ものすごーい衝撃を受けた。



ScottishのBarry Flanagan(ジャケット見るとすぐ分かる)と、
Hawai'ianのKeli'i Kaneali'iの2人組。
【HAPA】とはハワイ語でHalf(半分)を意味する。
ハワイアンと白人の子供を『Hapa Haole』と言ったりする。
半分ハワイアン、だからHAPA。

まず、音の太さに驚いた。
Slack Keyだけれど、ものすごく密な音。
そして、コーラスの美しさ。
メロディはHawai'ian以外の何モノでもないけれど、新しい。

そして、CharlesのChant。

U2の【Pride】のカバーを収録しているのだけれど、そのPrideの前に
CharlesのChantが入り、Prideが始まり、King牧師のあの有名な説教へと続く。
これを初めて聞いたとき、しばらく茫然自失。
平和を願っても願っても、自由を願っても願っても手に入れられなかった人々の、
真剣な祈り、悲痛な声に圧倒された。
でも、暴力はなにも生まないことを理解している人々。

2001年の同時テロのとき、真っ先に頭に浮かんだのがこの曲だった。

イスラム世界の人々が、大国USAに虐げられてきたのは重々理解している。
でも、暴力では解決できないのは、みんな知っているはずだ。

祈ろう。今はそれしかできないけれど。


そして、そんなCharlesの手を握ることができて、Barryと写真を撮ることができて、
ホントーに幸せな気分に浸っている。
また、何かツライことがあったとき、CharlesのChantを思い出すことにしよう。


最新の画像もっと見る