Saraの人生右往左往

『人生は長い旅路である』
Saraの“あっちふらふら、こっちふらふら”な由無しごと

型破り、万歳!

2008-02-12 16:52:03 | No music, No life!
今年もグラミー賞の発表が終わった。
一時期は迷走していた感のあるグラミー賞も、今ではずいぶんまとも。

最優秀新人賞はAmy Winehouseだったらしい。
あぁ、やっぱり…と言うしかない才能。

Amyのヒット曲【Rehab】を初めて聞いたのは、ベストヒットUSA2007でだった。
やけに貫禄のある女性シンガーのPVが流された。
一回聴いて、ノックアウト。

曲もまんまあたしの好みだけれど、【声】にやられたのは久しぶりかも…

イギリスのファンクバンド【M People】の女性シンガー、
Heather Smallの声以来かも知れない。
今までも、存在そのものにノックアウトされたミュージシャンは数々いれど、
声にビッと来たのは本当に久しぶり。

そのAmy Winehouse、行動も型破り。
受賞の中継はイギリスからだったけど、
何と薬物中毒患者の施設から一時退院のような形で出てきて、
中継が終わったら、また施設に戻ったとか。

もう、拍手喝采
日本では、『悪ぶっていても、あの人結構良い人みたいよ』とか、
軟弱応援ソング(お好きな方、失礼!)がもてはやされるけど、
そんなのどうでも良いのである。
品行方正なだけでは、世の中動かせないことも多々あるのだから。

ねちっこい曲調も、いかにもイギリスのブルースロックだ。

グラミー賞受賞から全世界で500万枚のバックオーダーが来たらしいけど、
実は、あたしもそのひとり。
やっぱり、じっくり聞いてみなくちゃと思ったのだ。

ミック・ジャガーやブライアン・アダムスも大絶賛らしいけど、
なかなか時代に逆行するようなシンガーって残りにくい。
でも、今までの売れなかった素晴らしいミュージシャン達の怨念を引き継いで、
是非、彼女には残って欲しいな。

まだまだ弱冠24歳。
でも、貫禄はすでに大スターみたいだ。



【Back to Black】 By Amy Winehouse

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