腱鞘炎(ジストニア)日記

ジストニア生活もいつの間にか24年目!!
のんびりと付き合っていきます。

帰ってきたマヌエル・ジル

2008-10-15 22:00:55 | マンホン式11弦ギター
う~~みゅう。。。。
ほとんど1年ぶりの帰還です、、、
マヌエル・ジルのマンホン式11弦ギターが、改造から戻ってきました。

実は1年間も改造に掛かっていた訳では無くて、クロダ・マンホン式11弦ギターを弾くのが忙しくて、メディア・カームに預けたまんま、ほったらかしにしていましたア!!!!
今日、ようやっと取りに行ってきました。

さて、マヌエル・ジルの主な改造箇所ですが、ヘッドの改造、機械式糸巻きの取り付け、指板張替えです。
サドルとナットの交換、力木の浮きの修理、お化粧直しもしてもらっています。

木ペグ→マシンヘッドの改造は、と~~ってもうまくいっています。
ほとんど違和感の無い仕上がりです。
一番の問題だった、高音弦が擦れて鳴らなかったのも、直っています。

楽器としての機能を取り戻した、マヌエル・ジルを、さっそく弦を張り替えて弾いてみました。

低音は、物凄い迫力です。
でかいボディから、グワァ~~ンって重低音が鳴り響きます。
反面、高音弦の音は、いまひとつかなア??
硬質な音で、あんまり魅力を感じません。
まだ、弦を張り替えたばかりなんで、明日になればもう少し落ち着いた音になるとは、思いますが、、、

それと、やっぱり楽器がデカクテ、弾きづらいなア、、
ヌニェスの巨大ギターよりは、まだ普通に弾けますが、クロダさんの11弦ギターに慣れてしまっているので、こういうギターを弾くのは、かなり辛いです。

メディア・カームへ、マヌエル・ジルを取りに行ったのですが、また面白いギターを弾かせてもらいました。

黒田義正さんの新しい19世紀ギターです。
表面板が、なんと杉で出来ています!!!
側・裏板は、ウォールナットです。
上品な心地よい柔らかい音で、驚く程良く鳴るギターでした。

エ~~なア。。。これは、かなり欲しいゾ!!!
響きは、19世紀ギターですが、音色はトーレスに近い気がする、、、
まあ、トーレスよりは、かなり元気でやんちゃな音ですが、この心地よさはトーレスの11弦ギターを弾いた時に感じたのに、似ています。

またまた、アホな妄想が、頭の中に芽生えてしまった。。。

この音色と鳴りの、多弦ギターって出来ないんだろうか???
弦幅を、クロダ・マンホン式11弦ギターと同じにして、7弦オンボードにして、弦長640mmにして、10弦ギターにして、、、
こんなギターで、カルリやコストやメルツを弾いたら、楽しくってしょうがないだろうなア。。。

まあ、無理なんでしょうねエ、、、
ネックが太くなって、多弦にして張力が強くなったら、この音色と鳴りは、犠牲になってしまうでしょうから、、

でも、もしそんなギターが出来るんだったら、エミリオ・パスカルが売れたら、即オーダーしちゃうだろうなア。。。。


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