腱鞘炎(ジストニア)日記

ジストニア生活もいつの間にか24年目!!
のんびりと付き合っていきます。

帰ってきたマヌエル・ドミンゲス

2009-10-14 21:28:35 | マンホン式11弦ギター
修理から戻ってきました。

マヌエル・ドミンゲスのマンホン式11弦ギター1920年です。


出来てから90年も経ってるギターですから、まさに満身創痍状態でした。
良く鳴ってはいたけど、音はボケボケになってしまっていて、曲を弾くといま一つな状態でした。
古典を弾くと、それなりに味があって良かったけど、スペイン物とかになるろ、もうダメでした。
タレガはぎりぎりOKですが、マンホンはアウトです。


帰って来たマヌエル・ドミンゲスは、見た目は汚いまんまです。
今回はお化粧直しはせずに、音に係わるような所だけ直しています。


表面板の割れ、力木の剥がれ、ブリッジの浮き、木ペグの調整、ナットとサドルの交換、、
あれ??もしかしてフレットも打ち変えてあるのかなぁ???
良く分からん。。。。




あれ???何故か1~4弦がトリプルホールになってる???


さて、音と響きですが、、、

え~~です!!むちゃくちゃエ~~~~です!!!

鳴りはさらに良くなって、音量が増しています。
音はしっかりして、これなら現代曲はともかく、スペイン物もOKです。
低音の重量感も以前よりも出てきています。
とは言っても、このギターは元々軽く優しい音色のギターなんで、以前に比べると重量感が出てきたって事ですが、、、


修理代は、税込み68,500円
これで、ご臨終だったギターが蘇えるんだから、安いもんです。


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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (河野一筋)
2009-10-15 06:04:27
大事な楽器が戻ってきてよかったですね。^^

ボケボケだった音がしっかり鳴るようになったのなら
価値が何倍にも増したような嬉しさでしょう。

ウチのラミレスも修理したら良くなるかも・・・。
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さらに (サンチョ)
2009-10-15 08:36:19
マヌエル・ドミンゲスには、例の物??を取り付け予定です。

河野一筋さんどーもです。

ボケてた音が、かなりしっかりとしましたんで、今度は低音の音量アップのために、後付け(脱着式)の物を取り付けます。

楽しみです。
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古いのによくある (なお)
2009-10-23 11:21:28
ボケボケした音とか、疲れきったような音って表面板とかを削って薄くすることで響きが良くなったりするんですか?
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表面板は、、、、 (サンチョ)
2009-10-24 05:26:59
削ってしまっては、まずいと思いますが、、、

なおさんどーもです。

力木やブリッジの剥がれや、表面板の割れを修理すると、良くなるようです。
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へ~ (なお)
2009-10-24 16:14:42
ふむふむ。
やっぱり楽器の中身を見ないと細かい剥がれとかってわからないもんなんですかね~
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叩くと (サンチョ)
2009-10-26 09:41:06
力木の外れは、分かるらしいです。

なおさんどーもです。

私は、いくら叩いても、分かりませんが。。。
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