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腱鞘炎(ジストニア)日記

ジストニア生活もいつの間にか24年目!!
のんびりと付き合っていきます。

何か届いた???

2024-06-02 13:54:58 | どうしてギターが増えていくの?
このパターンは久しぶりですが、、、、


何か届いた。




あれ????
ギターケースかなあ????(←白々しい!!!)


梱包を剥がすと





やっぱりケースですねえ。
ケースにしては、ちょっと重たいかなあ?

もしかして中身が入っているのかあああああ!!!(←さらに白々しいです。)


箱の中身は?





表面板の黒っぽいヤツですな。
良い面構えです。



少しアップ


裏は





何の材だろう?
俗に言う中南米ローズ???


ラベルです。





川田一高さんの2020年製SKW-55
ワッフルバー構造のギターです。


川田さんのギターは、買っては手放してを繰り返して、これで6台目だったかなあ?

最後は結局、黒田・川田の両巨頭のギターをメインで弾いていく事になるんでしょうねえ。


今回はヤフオクで比較的お手頃価格で落札しました。
とは言え、それなりのお値段です。
それにギターの台数を減らしている最中だった気がする。


また1年間動き続けてくれた私の心臓への感謝のプレゼントって事で、まあまあ良いでしょう。
新たにギターが欲しくなるってのも、精神的に元気なってきている証拠だろうしね。
前向きに考えましょう!!!


今回のギターは、リサイクルショップの出品でギターケースがスーパーライトの赤。
2020年と新しいギターで定価55万円(税抜価格)のギター。

何となくですが、前オーナーは現在施設にいるのか?あるいは旅立たれているのか?
なんて想像してしまいます。
前オーナーが自分の意思で手放すのならば、リサイクルショップ→ヤフオクとはならない気がしてしまいます。

明日は我が身だなあ、、、


写真では判りづらいですが、年式が新しい割には使用感があります。
色々と傷だらけです。
それなりに弾き込まれている感じもします。

普段使いに丁度良い感じです。


さっそく自分仕様に色々とギターに貼り付けました。




中国製アームレスト(脱着式に加工してあります。)




ドイツ製滑り止め(これも剥がせます)




ヒールにマグネットチューナー(当然ですが脱着式)


あとはポジションマーク付けて、弦を張り替えてと、、、
さて弾いて見ます。


おお!!!
低音がパワフルだああ。
音も太く柔らかい音で、中々気持ち良いです。
ダイナミックレンジも大きいです。
音色の変化はつけ辛いかなあ??

黒田ex.が繊細過ぎるのかな。


中々良いギターがお手頃な価格で手に入りました。

もうギターは増やさんぞ!!!
などと思いながら、Jギターを眺めたりしてしまっています。

もう1台くらいは良いかなあ、、、、


今年の振り返り:すっかり忘れていたけど、今年もギターを色々と買ってしまっていた編

2023-12-28 17:25:38 | どうしてギターが増えていくの?
やっぱりアホですな。
もっと前に手に入れたと思っていたギターを、買ったのは今年に入ってからだった、、、、


1月のギターです。

𠮷新博1968年

今度は崩壊せずに届いた!!!


このギターは購入ギターにカウントしなくても良いかも?

60年代の日本の手工ギターってどうなんだろう?
知られざる名工が日本にいたりしたら面白いだろう。

なんて思って試しにヤフオクで落札してみたギターです。










中々興味深いギターですが、それなりの音のギターですね。



2月のギター

黒田義正modelo ex. 2002

黒田モダン礼賛


結局このギターが現在のメインギターになっていますので、色々と買ってみるもんですなあ。


















2月の2台目のギター
アホですな

SIEGFRIED EICHHORN(ジークフリート・アイヒホーン)1960~1970年代前半

東所沢の小川を子豚が泳いでいった、、、、

落ち着いた渋い音の東ドイツギター。
中々良いギターです。













ヘッドの彫り物が激渋です。



3月のギター

栗山大輔バルベロ1世モデル 2019年

実用品と趣味品

純度が高く弱点のまったく無い音質。
反面、音色に色気や面白みは皆無。
実用一点張りのプロ仕様のギターです。









5月のギター

ペドロ・バルブエナ1996年

硝子の様な音のギターでは、、、

素晴らしいギターです。
音の芯の強さは持っているギターの中でも一番です。
音色も魅力に溢れています。

ただし弾きこなせない、、、、











今年に入ってから5台もギター手に入れています。
アホ過ぎる!!!



硝子の様な音のギターでは、、、

2023-05-09 18:05:04 | どうしてギターが増えていくの?
まったくありませんでした。

太った酔っ払いが、神保町まで行ってギターを試奏した結果、もしかしたらと期待していたギターからは「硝子の様な音」は出せませんでした。
硝子の様な音と感じる程には、音が冷たくなかったし鋭くもなかったかなあ?
逆に音が太くて丸い。


でも音そのものは素晴らしかった!!!
強靱で純度が高く美しい音のギターでした。


これだけ魅力的な音ならば硝子じゃ無くても良いかなあ????(←アホだ)


そんな訳で本日、また1台のギターをお迎え入れる事になりましたあ!!!
アホ過ぎる。。。。。。





見た目は普通です。
これぞスペイン伝統工芸品!!!ってな見た目です。





1996年のペドロ・バルブエナ
この頃のラベルの字体はちょっとオサレですな。




表面板にはほど良いハーゼが入っています。
良い感じの表面板です。




ヘッドは梨地の彫り込みの無いタイプ。
もっさりとした印象です。




フステロの普通な糸巻き?
ですよねえ???
またゴトーだったりしませんよね。
可でも無く不可でも無い普通の使い心地。
フステロの糸巻きは、弦を弾いてもギヤやシャフトが振動しないので、意外と音には良い糸巻きなのかも知れません。
とりあえず交換せずにこのまま使用していきます。




裏板はローズウッド。
普通過ぎる見た目ですが、こういうローズウッドのギターが好きなのです。
反応が素直で弾き心地の良いギターが多いのです。


前からバルブエナのギターは大好きで、今までも何台も試奏しています。
バルブエナに外れ無し!!!
いずれも強靱なギターですが、手強くは無い弾き心地。
今まで手に入れてこなかったのは、弾きこなせる気がしなかったから。
でも、最近は右手のタッチが安定してきたし、少し筋力も回復してきた気がして、、、


この1996年のバルブエナも「らしさ」に満ちた良いギターです。

ひたすら力強く鳴ってくれます。
重低音と太く丸い高音が大好きです。
音色・音質の変化の振り幅はやや小さいかも?
その代わりに音量の変化の振り幅はかなり大きい!!!
低音のサスティーンが意外と長い!!!
弾き心地もとても良いです。
ギターの感触がとても強靱で、軽い運動後に似た心地良い疲労感が残るのが、たまらなく良いのです。

楽器が要求してくる右手のタッチは、意外にも黒田ex.と同じ方向性。
ただし、黒田ex.よりも筋力を要求される強い弾き方が必要。
まさに体育会系筋肉質ギター!!!

弾きこなすのはちょっと大変か?
弦に思い切り力を加えると、ガンガン鳴ってくれるので、気持ち良いけどコントロール不能状態です。
かなり頑張って弾かないと駄目なギターですね。


まあ頑張って、楽しんで弾いていきます!!!!








実用品と趣味品

2023-03-19 16:12:14 | どうしてギターが増えていくの?
ギターなんてすべて趣味のための物と言ってしまえば、その通りなんですが、、、、


所有しているギターを実用品と趣味品に分けて考えています。
この考え方をしてから何故かギターの増える速度が急激に増してしまった。


どう説明したら良いのやら?

実用品は自分がやりたいと思っている演奏を実践するためのギター
趣味品は弾いている本人が楽しむためのギター。

たぶんそういう事だと思います。


趣味品として所有しているギターは、、、

世紀末ギターの




リョベートとか




フランシスコ・マヌエル・フレタとか





高い戦闘能力の実用品でもありますが、フレドリッシュなども趣味品に分類しています。


その他、ミゲル・シンプリシオとか、ハウザー1世の19世紀スタイルギターとか、ピカソギターとか、ヌニェス1世の11弦ギターとか、他にもごちゃごちゃと沢山あります。
これらのギターは、自分が弾いて楽しければそれで良いので、何でもありなんです。
何でもありのせいで、増える一方なんですなあ。



実用品の方のギターですが、、、、
実用品なんて2~3台あれば充分過ぎるだろうと思うのですが、そう簡単にはいかないのです。

指の状態が日々変化してしまっているため、自分にとって相性の良い実用品も変化してしまっています。
手に入れたギターが本性を現したら、実は相性が最悪だったなんて事もあります。
ギターが新しく又は眠っていて、まだ音も反応もこなれていないケースもあります。
同じギターでも相性の良い点と悪い点があったりするし、、、、


実用品に求めているのは、、、

①今の自分の状態でも弾きこなせる
②音質がしっかりとしている
③絶対的な音量がそれなりにある
④音量の変化の幅が大きくて変化させやすい
⑤音質・音色の変化の幅が大きくて変化させやすい
⑥音色・響きが自分の好みに合致している

当たり前の事しか求めていないのですが、意外とこれだ!!!ってギターには出会えない。
なので「これ位で良いか??」位のギターを選んでしまう。
弾きやすいのが一番!!なんて思ってギターを選ぶと弾いているうちに音色・音質に不満が出たりします。

音質で選ぶと、弾きこなせなかったり、音量・音色の変化の幅が思いのほか小さくて不満が出たりします。


弾きやすさと音質の狭間で悩んでいるうちに、ギターがまた増えていく、、、、


現状のメインギターは



黒田義正modelo ex.

①から⑥まですべて合格点のギターです。
相性が無茶苦茶良いのです。
特に音色と響きも私の好みにピッタリなのです。
マイナスポイントは音がやや軽い事ですかねえ?
この軽い音質に対して、弾いているうちに不安を覚えたりします。
それから反応が良すぎるせいで、性格がトリッキーで、制御に気を遣わないといけない所もあります。。



そんな訳でまた1台、実用品のギターが1台やってきています。




美しいギターです。




栗山大輔さんの2019年のバルベロ1世モデルです。
まだ60台目のギター。
黒田ex.の様にホール等で響いて鳴るギターでは無く、純度が高くて密度の濃さで音が伝わっていくタイプのギターです。
絶対的音量もかなりあります。
そして性格がとてつもなく素直で大らかなギターです。
弾き心地が他のギターと違うレベルで良いのです。
タッチにリニアに反応して音が出る感覚が素晴らしい。
反応も適度に早くて弾きやすい。
低音は重く迫力のある音で、高音は芯は強いけれども清楚で心地良い音です。
適度な響きも付帯します。
黒田ex.とはタイプが違いますが、これはこれで好きな音です。

弱点は音質・音色の変化が付きづらい事ですかねええ???
反面、変化せず安定した音が出るので弾きやすい利点はあります。
こういった所も黒田ex.とは対照的です。


とにかく弾いていて、楽しくて楽しくて止らなくなってしまう様なギターです。
実用品なのに楽しいなんて最高じゃあないですか?
などとアホな事考えてるから、ギターが増えてしまう。




裏板はハカランダだって言われたけどどうでしょうか?
ほぼ柾目?のハカランダなんて、簡単に使える材では無いと思うし。
俗に言う中南米ローズかな?とも思います。
私はハカランダ崇拝者では無いので、音と反応が良ければ材は何でもOKです。
このギターの素直で大らかな反応は、この「ほぼ柾目」の材が大きく寄与していると勝手に思っています。




精緻な作りのロゼッタ
凄すぎますねえ。





問題の糸巻き
最初は直感的に〇トーだと思ったのですが、、、
〇トーにしては見た目が良すぎるので、フステロかなと?
糸巻きマニアの友人に正体を教えて貰ったら、国産糸巻きで作っているのは〇トーとの事です。
言われてみれば〇トーだよなあ、、、
弦を張った状態で弾いていない弦の歯車が、ビリビリ振動するのです。
最近のフステロだとこういった症状は出ません。

〇トーは、糸巻きの品質がギターの音に影響する事を一切考慮せずに生産しているから、本当に駄目なんだよなあ。。。。

などと最初はフステロだと思っていた癖に、余計な事を愚痴ったりする。


糸巻きは今月末には〇ウラへ持っていって栗山さんにロジャースへ交換して貰う予定です。
栗山さんにこのギターの事を教えてもらうのが楽しみです。
実験としても〇トー生産の高級機種からロジャースに変えて、音がどう変化するか確認出来ます。






東所沢の小川を子豚が泳いでいった、、、、

2023-02-14 22:34:09 | どうしてギターが増えていくの?
とんでも無く遠い場所だと思っていました。
でも行ってみれば電車で乗り換え3回だけで1時間半位で到着です。


鷲爪太郎さんがコメント欄で情報を下さったSIEGFRIED EICHHORN(ジークフリート・アイヒホーン)のギターを試奏するため、東所沢まで行って来ました。

ちなみに、サラリーマン時代に職場が一緒だった経理の女性の体験で、小学生の時に東所沢へ引っ越した当日に、家の裏の小川を子豚が泳いでくのを目撃して、「東所沢ってとんでもない所だ!!」ってショックを受けたそうです。



さて、肝心のSIEGFRIED EICHHORNのギターですが、ギターショップでは無く、全国展開している大手リユースショップの東所沢店にありました。




意外とボディがデカいギターです。
弦長は653mm位なので、まあ普通です。

SIEGFRIED EICHHORNは旧東ドイツ系の製作家で1930年生まれ、2009年没
楽器は1960年代から2000年代初め位までネットで確認しました。
東ドイツの製作家ですから製作本数は多いはずだと思うのですが、ネットで検索してもヒットするギターは数本だけです。
私も今回初めて現物に出会えました。




この方の演奏をYouTubeで聞いて、落ち着いた穏やかな音色を出せるSIEGFRIED EICHHORNのギターに興味を覚えていました。





今回のギターはこのファニーな絵のラベルが貼られているので、1960年代~1970年代前半の楽器との事。




裏板は中央の色が濃くなっている良い感じのローズウッド。




口輪も落ち着いた渋いデザイン。
良いですねえ。




糸巻きはオリジナルでは無いかも?
とりあえず機能していますので、変えずに済みそうです。
軸間36mmなので気楽に交換出来ないのです。





ヘッドの彫刻。
パスカルやヤコピに比べると、東ドイツの物は彫りが浅くて地味です。
もっとコテコテのが欲しい!!!



このギターは数年間、湿度管理されていない店内に放置されていた状態のため、表面板は数カ所大きく割れて裏板ももしかして剥がれ掛けているかも?って状態です。







値札にも「ジャンク」って書いてあったけれども、値段はジャンク価格では無く普通のお値段が書いてありました。
この段階で購入は無いと判断しましたが、せっかく東所沢まで来たので、とりあえず試奏はしました。


ギターは深い眠りに堕ちている状態。
これに数年間張りっぱなしのボロボロの弦が張ってあります。

最初はまったく鳴らない。
反応が鈍く、小さく貧相なボケた音がボソボソと鳴るだけ。
特に1弦は酷かったかな。

30分位弾いているうちに少し目覚めてきて、低音は大きなボディから良い感じで鳴ってきました。
高音もだんだんと芯が出来ています。
完全に目覚めれば、音量もかなり出そうです。


スパニッシュ要素ゼロで、19世紀ギターからトーレスを経ずに直接モダンギターへ進化した東ドイツ特有のギターです。
なんだか凄く魅力的なギターに感じてしまった。

店長に「修理代が大きく掛かるかかるから、もっと安くないと購入は無理」って試しに言ってみたら、そこそこお値引きしてくれました。
お持ち帰り決定です。
アホだ、、、、、



家に帰ってから、弦を張り替えるついでに内部の写真を撮りました。







ファンブレーシングでは無い。
ほとんどアコースティックギターですなあ。
さすが旧東ドイツのギターです。


黒田モダン礼賛

2023-02-11 09:39:29 | どうしてギターが増えていくの?
黒田義正さんのモダンスパニッシュモデルのギターに関して常々思う事。


コンサートギターとしての評価が低すぎます!!!

キャパ500人位までの音楽ホールでは、世界でもトップクラスの実力を発揮するギターだと勝手に思っています。

ひたすら広いホールで小さく音が届くだけのギターでは無く、響きの良いホールでしっかりと音楽が聞こえるギターなのです。
パワフルな重たく鈍い音がドスンドスンと出る様なギターでは無いのです。
エッジの効いた軽やかな美音が適度な残響のあるホールでは鳴り響くギターです。

そして弾き心地が良いのです。
弦の感触は柔らかく適度に芯があります。
反応は早くて穏やかです。
ひたすら軽やかな発音です。
音量のコントロールが楽で、音色の変化も付けやすい。


音色・音質に関しては人それぞれ好みがありますが、私は大好きな音色・音質です。
軽やかで艶やかでひたすら美しい。
適度な響きが気持ち良い。


黒田義正さんのモダンスパニッシュギターが、コンサートギターとして正しく評価されない理由。

理由その①
販売店が「木質系の心地良い音」とか「パワーは無いが美音」などのコメントをギターの紹介欄に書きがちだから。

いやいや、「木質系」な音って何???
ガットギターなんてみんな木質系な音でしょう。
それに音量はかなりあります。
持っているギター(過去に持っていたギターも含めて)の中でも、フレドリッシュの次くらいに音量はあります。
このコメントのせいで、コンサートギターでは無くアマチュアが家で楽しむギターって印象が強くなってしまっています。


理由その②
黒田さんのギターは固定モデルがほとんど無く、1台ごとに違う着地点を目指して作られているので、ギターの性格のイメージが固定しずらい。

評判の良い小型トーレスモデルの印象が強いんでしょうねえ。
元々黒田さんのモダンスパニッシュモデルは、パワーで音を届かせるタイプでは無く、ホールで響くタイプのギターです。
黒田さんのギターが、実際にホールで鳴り響くのを体験しないと、この感覚は理解してもらえないかなあ、、、


理由その③
かなりガッチリと固めに作られているため、出来たての状態だと鳴りづらいし響きづらい。

これは全ての手工ギター共通事項ではあります。
重かったり、柔らかかったりするギターだと、出来たてでもパワーで鳴らせます。
軽くて強固な黒田さんのモダンスパニッシュギターは、この状態だとパワーで鳴らそうとしてもビクともしない。
数年経って弾き込まれた状態になっても、弦を押し込み過ぎる変なタッチで弾くと美しく響かない。



他にも「特定の楽器屋さんお抱え製作家で無い」とか「有名演奏家がコンサートで使っていない」とか「製作のメインが19世紀ギターのためモダンは本数が少ない」等色々と理由はあります。



でもこの過小評価のお陰で、意外と安いお値段で中古の黒田モダンギターが手に入ったりします。


1年近く前に、お買い得価格の黒田モダンギターを3台弾き比べて、一番音が引き締まっていた1台を購入しています。

「世の中にはブーシェの名をモデルにしたギターがかなりありますが、、、」

他の2台もタイプは違いますが魅力的なギターでした。
お値段もムッチャお買い得です。
なのに未だに売れていない。


ほいじゃあ自分で買っちゃいましょう!!!
この前売れたギターの代金がまだ余ってますからね。


2台の黒田モダンギターを弾き比べて、すでに所有している黒田モダンとよりタイプの違う方を買っちゃいました。





アームレストは自分で付けた脱着式の物です。
見た目は黒田さんのモダンスパニッシュギターとしては、標準的な物です。
弦長は650mmですが、やや小ぶりなボディです。




2002年製
去年購入したのは2003年ですので同時期のギターと言って良いかも。
「modelo ex.」って事は単純に「特別モデル」って事かなあ?
黒田さんの事だからもっと深い意味がありそうです。





スプルース表面板全面に細かな斑が入っています。
黒田さんはいつも良い感じの表面板を使いますねえ。





裏板は標準的なローズウッド。
黒田さんはローズウッドの良さを知り尽くして作っています。
ハカランダでもメイプルでも黒アカシアでも、材質の良さを充分に引き出すギターを作っていますので材質は何でもOKです。





標準的なトーレスヘッド





口輪のセンスが素晴らしい!!
素朴さと古さと新しさが合わさって、目立たないけど斬新なデザインです。
中央に並ぶ丸は寄木では無く、金泥を筆で塗っています。
よく見ると一つ一つ形が違っていて微笑ましい。
あえてキレイに揃えない所が、古い時代のギターの良さを知り尽くしている黒田さんらしいです。





ブリッジも標準的な黒田ギターの物です。
ダブルホールは便利で好きです。





糸巻きはゴトーの廉価品。
ボタンは黒田さんが黒檀削り出しで作った物です。
見た目は良いのですが、ローラーがガタガタで音に悪い影響が出ていそうです。
これはシェラーへ交換して、はずした糸巻きは別途保存ですね。



ギターの内部はけっこう面白い事をしています。











ファンブレーシングが基本の7本平行ブレーシング+エンドの逆ハの字。
中央の力木が貫通する様に設置された小さなピラミッド状の力木!!!
表面板に何かメモ書きみたいな物が見えます。
読めない、、、、
次に弦を張り替える時に再確認です。









小さなピラミット型力木は上の方にも2個付いています。













全体的にかなりガッチリと固めてある印象です。


ギターの印象は「1940年代に作られたニューコンセプトギター」みたいな感じですかねえ?
古い時代のスパニッシュギターの良さとヨーロッパの現代的なギターの操作性・音量の良い所とりなギターです。

高音はエッジの効いた軽やかな美音。
響きはかなり多いです。
低音も適度に軽いエッジの効いたガッチリした音。
発音は早くて軽やかでコントロールが楽です。
ダイナミックレンジは大きい。
絶対的な音量もかなりあります。


去年買った2003年の黒田モダンスパニッシュギターと比べると、音色・音質は2003年の方が音が引き締まっていて良さげです。
今回買った2002年の方がダイナミックレンジも大きく、反応が開放的でコントロールしやすい。
音量がかなりあり、響きも豊富。
色々と攻めた演奏がしやすく、またミスも出ずらいです。


しばらくはこの2台がメインギターになるのかなあ?
山本さんの猫ギターもホアン・ミゲル・ゴンザレスのトーレスレプリカも最近鳴りまくっていて良い感じです。
今月後半にはフランスのダニエル・ルッシューも修理から戻ってくしねえ。

メインギター候補が多すぎて迷走してしまうなあ。
楽しいけど本当にアホだなあと自分でも思ふ。

今度は崩壊せずに届いた!!!

2023-01-17 18:53:18 | どうしてギターが増えていくの?
配送業者が前回と同じ〇マトだったので心配だったのですが、今回は壊されずに届きましたあ!!!!


またヤフオクで古い日本のギターを落札してしまいました。
アホです。





𠮷新博1968年

前回、ケースの中で崩壊した状態で届いたギターと同じ製作者です。

60年代の知られざる名工??かも知れない「吉新 博」

前回の𠮷新ギターは中々良さそうなギターだったため、壊れていない状態の物を弾いてみたくて落札してみました。
落札価格は前回よりもかなり高くなってしまいました。


前回のブログにも書きましたが、この𠮷新博と言う製作家はほとんど情報がありません。
山形で製作していた事位しか分かりません。

過去に数回、ヤフオクに出品されていますが、都度タイプの違うギターの様でした。
ラミレス1世モデル、10弦ギター、シンプリシオ(又はヌニェスかヤコピ?)モデル等。
前回のギターは内部構造等は見ていませんが、ヘッドの形状からホセ・ラミレスモデルだったのでは?と思います。
音はあまりラミレスっぽくは無かったですが、、、


さて今回の𠮷新ギターですが、、、




表面板はスプルース




裏板はローズウッド




ヘッドのデザインが特徴的です。



裏から見ると丸の下はくり抜いているのが分かります。




口輪のデザインは普通に昭和のギターです。




ブリッジの形状も普通ですが、サドルを少し斜めにしてあります。
そのため弦長は1弦で656mm、6弦が658mm程度になっています。




糸巻きは昭和の日本のギターによく付いているタイプ。
悪く無いけど良くも無い。
新しいゴトーの廉価品とかに交換されてしまっているよりも、全然良いです!!!
操作性は、弦によってはムチャクチャに固いですが、意外と遊びが少なくて調弦は普通に出来ます。


力木はどうなっているのかな??






あれ????

もしかしてブーシェモデル????


ギターのお掃除をして、弦を張り替えて、さっそく弾いてみます!!!

う~~~~みゅうううううううう、、、、、、、、、
微妙だあ。
楽器は深い眠りに入っていて、数時間弾いただけでは目覚める兆しがまったく無いですなあ。
音も反応もひたすら鈍い。

まだ眠っていて本来の音は出ていませんが、この事はっきりと分かります。

このギターはブーシェとは似ても似つかないギターです。
その差は「キャビアとトンブリ」以上です。

まあ、作った方が「ブーシェモデル」と銘打っている訳では無いですしね。
たぶんブーシェみたいなギターを作ろうと意図した訳では無く、単にブレーシングを参考にして作っただけなんでしょうねえ。
なのでヘッドの形状がオリジナルデザインになっているのでしょう。

それでも低音はドスンドスンと鳴っていて気持ちが良いです。
高音も響きが付帯していて悪くは無いです。


完全に覚醒した時にどんなギターになるかは分かりませんが、その時がちょっと楽しみなギターです。

失敗を繰り返しながら生きている

2023-01-11 20:24:52 | どうしてギターが増えていくの?
去年最後の大失敗は、、、、

ドイツの爆音系ギターを買ってしまった事です。
私とは相性がムッチャ悪かった。
基本的に爆音系ギターとは相性が悪いのです。
私のタッチではスカスカの音しか出てくれない。

相性の悪いギターは早々に見切りを付けて、楽器屋さんに預けました。

そして代わりになる新たな武器を購入です。
少し前に楽器屋さんにあずけてあったギターが1台売れたしね。
アホですなあ。


新たな武器です。
新大久保の楽器屋さんで年末恒例大特価品です。
おフランスのギター!!
基本的にフランスのギターとは相性が良い???





なんだか激渋なビジュアルのギターですなあ。





スプルースの表面板がなんとなく地味な色合いです。
この地味さが良いのです。
旧東ドイツのギターとかヤコピに通じる汚さがある表面板です。








口輪もブリッジも渋く地味なデザイン。
表面板が波打っているせいでブリッジが浮いています。
要修理です。




裏板も良く分からない材質です。
何の木だろう???
「中南米ローズ」って表記してあったけど????




糸巻きはガタガタのヴァンゲント。
見た目は渋くて良いけど、3弦のボタンがぐらぐらしています。
こりは交換しないと!!!
交換用にアレッシーのプレーンタイプの糸巻きを手に入れました。





ヘッドも地味だけどセンス良し!!!
これは好きだなあ。
もしかしたら裏板と同じ木が張ってあるのかなあ???




ダニエル・ルシュー
おフランスなギターです。
ラベルが滲んで製作年が不明ですが、シリアルNo.518なので1990年頃の製作との事です。

約30年前のギターですが、ビジュアルはもっと古い時代の60年代位のギターに見えます。


ダニエル・ルシューは色々な内部構造のギターを作っていた様で、フレドリッシュモデルや力木にカーボンを張ったギター等が有名です。




このギターはカーボンは使っていませんが、ファンブレーシングでは無く、ちょっとニューコンセプトな力木配置です。


弾き心地は少しだけ爆音系ギターに近い感触もありますが、楽器が比較的自然な反応で鳴るので弾き辛さはありません。
音量は充分にあって通りの良さそうな発音で鳴ります。

そして響きがムッチャ多い!!!
「お風呂で鼻歌」状態です。
気持ち良いなあ。
さすがフランスのギターです。
こりは良いです。
私の好みにドンピシャです。


ネックが薄過ぎるため慣れるまで少し時間が掛かりそうですが、弾き心地そのものは中々良いです。


ドイツの楽器は買ってから3ヶ月で委託販売に出す様な大失敗でしたが、さっき楽器屋さんの在庫をみたら消えていたので売れた様です。
結果2台手放して1台購入ですので、ギターは増えずに減っています!!!


ダニエル・ルシューは明日からしばらくの間、山本さんの工房に預けて修理調整をしてもらいます。
戻りは来月かな?


今年の振り返り:「家にあるギターさん達」編

2022-12-23 11:13:31 | どうしてギターが増えていくの?
今年もギターの入れ替わりがかなり激しくなっています。
早いギターだと手に入れたと思ったら半年後には手放していたりして、、、、

とりあえず今、家にあるギターさん達です。
そろそろまとめておかないと自分でも訳が分からなくなってしまうので。

19世紀ギター及び世紀末ギターは除いて、多弦ギターも除いて、、、、
楽器屋さんへ委託販売で預けてあるギターも除いて、、、、

こんな感じですかねえ?

製作年が古い順に



J.M.リョベート 19世紀末






エンリケ・サンフェリュー・ジュニア 1939






フランシスコ・マヌエル・フレタ 1964






ダニエル・フレドリッシュ 1967






ミゲルシンプリシオ 1969






パウリーノ・ベルナベ 1977






マーチン・フリーソン 1979






黒田義正 2003






ヒロキ・テラシマ 2010






ステファン・シュレンパー 2015






ホアン・ミゲル・ゴンザレス 2017






山本篤史 2018






野辺雅史 2022



かなりアホっぽいリストではありますなあ。

あれ???この中の7台が今年手に入れたギターだあ!!
そして3台が去年手に入れたギター。


1回死んでよみがえる前から持っているのは、フレドリッシュ、ヒロキ・テラシマ、山本さんの猫ギターの3台だけです。
一度死んでギターの好みも変わった????


マーチン・フリーソン礼賛

2022-11-07 22:19:45 | どうしてギターが増えていくの?
1979年のマーチン・フリーソンが今、家にあります。





マーチン・フリーソンは普通に良いギターで大好きです。


名器と呼ばれるギターの様に、特別に高密度の音では無いですし、特別に高品位な音でもありません。
音量はそれなりにありますが、大音量ギターではありません。
21世紀のギターの様に簡単に音は出ません。
腰が強いギターなので、強めのタッチで弾かないと鳴ってくれません。
単音を出してマーチン・フリーソンよりも素晴らしい音が出るギターは沢山あると思います。


マーチン・フリーソンは弾き心地が良いのです。
頭で考えてコントロールしながら弾く事が必要なギターと違い、ギターが歌う様に鳴ってくれます。
曲を弾くと自然とこちらの意志通りに微妙な音量の変化が付いてくれます。
簡単に鳴ってしまう現代の楽器と比べても、鳴らしたくない時には鳴らない感触が非常に弾きやすく音楽を作りやすいと感じます。
反応は充分に早いけれども早すぎない適度な鈍さも弾き心地の良さに繋がっている気がします。
弾いていて気持ちが乗ってきてしまう楽器ですねえ。

名器では無い、私の身の丈に合っている楽器????


さて今回の1979年のマーチン・フリーソンですが、過去に所有していた2台とかなり違うティストのギターです。
一番の特徴は低音のサスティーンがとても長い事です。
低音は鳴り続けますが、曲の邪魔にならない様な適度な減衰もあります。
これが弾いていてムッチャ心地良い!!!


中身を見てみると????





おおっ!!!!
平行ブレーシングに駒下のトランスウァースバー
もしかしてブーシェオマージュ????
う~~~みゅう、、、たぶん違うでしょう。

トランスウァースバーにOpus.96の文字が見えます。
96台目のギターって事ですかね?
1986年に亡くなっている事を考えると、生涯製作本数は110~120台位だと思います。
寡作です。





良く見るとOpus.96の隣にも何か文字みたいな物が見えます。
何だろう????

拡大して見るとそこには!!!!





ヒゲメガネのおじさんの顔。
誰?????
もしかしてこれがマーチン・フリーソンさん???
こういうのを見つけるのは何だか楽しいですねえ。





ラベルは上品な絵が描いてあります。
バロックギターかなあ?
古楽器も作っていたマーチン・フリーソンらしい渋いラベルです。







表面板は普通に良さげなスプルース。
割れ修理跡は日本では考えられない様な仕上げです。
「音さえ良ければそれで良し。見た目に手間掛けるのは無駄」って割り切りが私は嫌いでは無いです。







裏板は普通に良さげなローズウッド。
ハカランダを使ったマーチン・フリーソンの楽器は見た事が無いです。
柾目のローズウッドは弾き心地の良さに貢献していると思う。






ヘッドも普通です。




問題な糸巻き
元々はロジャースが付いていたはずですが、安物のガタガタな糸巻きに交換されてしまっています。
たぶんオランダのヴァンゲントかなあ?
遊びが大きいので調弦が面倒です。
こりはさっそく交換ですね。





ナットもアウトです。
ローポジションでの弦高を下げる目的だろうと思いますが、溝を深く削りすぎて1弦が潜り込んでしまっています。
開放弦を弾くと金属的な異音が混じってしまいます。
ナットも交換ですね。






前のブログに書きましたが、ネックは丸太の様に太い!!!
さすが70年代ギターです。
でも握り心地は良いですし、見た目ほど押さえ辛くは無いです。
薄いネックよりも私は太いネックが好き!!!


そんな訳で、通算79台目のギターは、生涯3台目のマーチン・フリーソンになりました。