腱鞘炎(ジストニア)日記

ジストニア生活もいつの間にか24年目!!
のんびりと付き合っていきます。

今日はようやっとお休みです。

2006-04-30 10:12:30 | 7弦ギター
世の中には、「ごーるでぇんういーく」な人々もいるらしいですが。。。
あ~~~シンドイ。

7弦ギターを購入してから、休みの日は一日中!!、お仕事ある日も深夜・早朝のダブルヘッダーで練習を続けてしまったせいで、かなり指の状態が悪くなっています。
右の首から肩、そして手首にかけていや~~な感じの痛みがあります。
7弦ギターを弾く事で、治まっていた右手薬指と人指し指の巻き込みも、だんだんと出てきています。
それでも、練習してしまうんだよなあ。。。。
「今まで弾けなかった、連続した和音が弾ける!!!!」って事で、今まで封印していた曲の楽譜を色々と引っ張り出して、練習しています。

尾野薫さんの7弦ギターは、思いのほか張りの強いギターだったようで。。。
pp~mp位の音は、軽いタッチでキレイに鳴り響いてくれるのですが、mf以上の音量だそうとすると、かなり深めにタッチしてこん身の?力を込めて弾かないと鳴ってくれましぇ~~ん!!
こういった所は、フレタ1世に近いかなあ??(音は違いますが。。)

今日は、また弦を張り替えてみようかと思っています。
少し張りの強い(今は低音オーガスチンの赤、高音プロアルテのライト)弦を張るともしかしたら、軽いタッチで出るmpの音量が少し上がるのでは??などと想像しています。

何の弦張ろうかなア??


弦張り替えてみました。

2006-04-24 13:58:50 | 7弦ギター
発表会での演奏を聞いた方々から、「音が小さい」との指摘を受けて、ちょこっと気にしているのですが。。。

尾野さんの7弦ギターを、昨日・今日と色々と右手のタッチを変えたりして、弾いてみてるのですが、特別に音量が無いギターって感じはしないけどなあ、、、

「音が小さい」って印象の一番の原因は、やはり高音弦のハイポジションの音にあるようです。
7フレットより上にいくと、音が細くなってしまって、楽器も鳴っていないよーな気がします。
ppp~mp位の音量では、軽いタッチでキレイに鳴ってくれるんですが、mfあたりの音がすでに出ない。
かなり深めのタッチにして、弦に圧力を加えるよーなタッチにすると、何とかff位の音が出ますが、曲の中でこれやるの結構キツイです。

で、高音弦を張り替えてみました。
最初に張ってあったのは、ハナバッハの黒だと思うのですが、発表会前にセシリアのローSに張り替えていました。
セシリアのローSは、パスカルやフリーソンだと良く鳴るし、太い音で中々良いのですが、尾野さんのブーシェモデルとは、相性が悪いらしくジェンジェン鳴ってくれません。
その上、音色の変化もつけづらいなあ。。。

まずは、アリアンスの赤。
これは、ダメです。
良く鳴って音量は出るのですが、音色がねえ、、、、
すぐに張替えました。

次は、プロアルテのライトテンション。
これも、あんまり鳴らないなあ。。。セシリアのローSと良い勝負です。
音もいまひとつですが、アリアンスよりはかなり良いのと、音色の変化が付けやすいので、しばらくはこれを張っておきます。

ゴールデンウィークに、色々と張り替えて、尾野さんのギターと相性の良い弦を捜す予定です。(←ゴールデンウィークは、仕事入ってたなあ。。。)

終わったあアアアアア

2006-04-23 01:22:16 | 弾いてきましたア~~(又は弾きますです)
打ち上げも終わって、今帰ってきましたア!!!

自分の演奏は、、、、
慣れない7弦ギターを使って、大崩壊するかと思っていたら、小崩壊で踏みとどまりましたあアアアアアアアアアアアアアア!!!
良かった、良かった!!!

舞台の上での演奏に、実際に7弦ギターを使ってみて、ヒジョーにエエ感じである事を確認してきました。
多少力んでも、指が巻き込んできません。
指に掛かる負担も少ないので、控え室でかなり練習しましたが、本番で指が動かなくなる事もありませんでした。
良かった、良かった!!!!!!!

尾野さんのギターの良い点も、舞台で弾いてみてかなりハッキリと感じとれました。
このギターは、響きを聞かせるギターです。
プレリュードは、弾いていて心地よかった。
聞いていた人達の感想も、「音量は無いけどバランスが良い、音がキレイ」でした。

明日(もう今日ですが。。。)っからは、オフに向けての新ネタ捜しです。

これから、7弦ギター初お披露目です。

2006-04-22 12:27:05 | 弾いてきましたア~~(又は弾きますです)
そろそろ準備して、発表会へ向かいます。
尾野さんの7弦ギターの初披露です。

一昨日の日記に「なんとなく物足りない」って書きましたが、この「物足りない」って感じがどうしてするのか、さっき練習していて何となく分かった気がします。

ようは、「鳴らしきれていない」って事のよーです。
高音が「ここぞ」って所で、ポーンって鳴ってくれずに、しょぼい音が出てしまう。。。
弾きなれたパスカルやマーチン・フリーソンならば、鳴ってくれる高音弦のハイポジションが、きちんと鳴ってくれないんだなあ。。。
なもんで、全体的に音量があっても、平坦な印象の演奏になってしまっています。

たぶん左の押さえが甘いのと、楽器自体がまだ鳴っていない事が原因だと思うのですが、、、、
しばらくは、辛抱です。

低音はタッチを少し変えたら、グワングワン鳴っています。

それでは、崩壊しに行ってきます。

明日は、本番!!!

2006-04-21 21:22:35 | 弾いてきましたア~~(又は弾きますです)
になってしまいましたが。。。。
まだ7弦ギターにじぇんじぇん慣れていまシェ~ン!!!!
う~~みゅう。。どーなる事やら????

弦を張り替えてみました。
低音がオーガスチンの赤で、高音がセシリアのローSです。
最初に張ってあった弦は、何故かブリッジのトリプルホールを使わずに、普通に穴一つしか使っていなかったのですが、せっかくなので、3穴使って弦を止めました。
うんうん!!こりゃーかなり楽だなあ。

音の方は、低音のサスティーンが短くなったような気がする。
音が全体的にソフトになって大人しくなってしまった。。。
まあ、この方が低音がヤカマしくなくって、バランスはエ~かなあ???

5日間弾き込んで、高音がかなり良く鳴るようになってきています。
ppからmp位の音量では、とっても優しくて心地良い音がしてきました。

もう少し、うまく弾きこなす事が出来るようになれば、さらに良くなる予感がします。
って、明日が本番なんですが。。。。

写真は、裏板です。
ヘッドと同じく、メープルを埋め込んでもらっています。


3日目

2006-04-19 22:41:09 | 7弦ギター
尾野さんに作ってもらった、7弦ギターを手にしてから3日目です。
ようやっと少しづつ、このギターの性格??が分かってきた気がします。

まずは、良い所から。。。
一番の長所は、低音のサスティーンが非常に長い事です(まあ、ブーシェモデルで作ってもらっているので、当たり前ではありますが。。。)。
これは、弾いていてかなり楽しい!!です。
それから、新品のギターとは思えない位、響きが豊かな事。
音量がある割りに張りが弱くて、とっても弾きやすい!!!

反面、やや物足りない所も、、、、
とっても素直な音がするギターですが、素直すぎて味が無い、、、
まあ、出来立ての状態ですので、たぶん弾き込んでいくうちに、色が出てくるだろうとは、思うのですが、、、

それから、低音がやや軽い感じがします。
とってもクリアで、芯のある音ですが、私の好みが「うなるような重低音」なもんで、ちょこっと物足りないです。

まあ、すべての点で合格点の優等生ギターなんで、贅沢言ってもしょうがないですが。。。
出来立てホヤホヤのギターに、70年以上たっているギターと同じ魅力を求める方が無理な事ではあります。
マーチン・フリーソンだって、味が出るようになるのに、20年かかりましたしね。。。

写真は、トリプルホールのブリッジです。


危険すぎる選択

2006-04-18 06:01:52 | 7弦ギター
ではあるのですが、22日の発表会に7弦ギターを使う事に決定した訳ですが、、

何が危険かって言うと、まずはトーゼン弦が1本高音側に増えていますので、頭が混乱して、右手も左手も関係無い弦弾いて(押えて)しまう。。。

それから、右手の構えを多少変える事になるので、無理すると指の状態を悪化させる可能性が大だなあ。。。

指板幅が当然広くて、弦長も7mm程度長くて、楽器もかなり大きい(パスカルのトーレスモデルとの比較)ので、左手がまだ「ピタ」っと決まらない。。。

本番で頭混乱して、パニックになって、悲惨な大崩壊の可能性大だす。

写真は、7弦ギターのヘッドです。
7弦でも、ほとんど違和感の無いデザインです。
メープル埋め込んで、つまみはスネークウッドです。
う~~~みゅう!!!かなり格好良いゾ

7弦ギターお持ち帰り!!!

2006-04-17 19:01:01 | 7弦ギター
してきましたあアアアアア!!!!

尾野薫さんにお願いしてあった、腱鞘炎対策用7弦ギターです。
今日、アウラへ行って、さっそくお持ち帰りしてきて、弾いてみました。

弦が1本増えただけなのに、頭が混乱してジェンジェン弾けましぇ~~ん!!
1時間位弾いていたら、ようやっと慣れてきました。

調弦を、①②=E、③=B、④=G、⑤=D、⑥=A、⑦=Eにして、①に右手小指を置いて、P,m,aで②~⑦弦を弾くスタイルです。

かなりエ~感じで弾けます。

今度の土曜日の発表会は、この7弦ギターを使う事に決定(←??大丈夫なのかなあ???なれない7弦ギター弾いて、また大崩壊の予感が、、、、)してしまいました。。。。

7弦ギターは、「ブーシェ・モデル」で作ってもらったのですが、以前アウラで6弦のブーシェ・モデルを試奏した時の印象と違い、ほとんど「バカ鳴り」ギターです。
出来たてなのに、低音はもちろん、高音もガンガン鳴ります。
低音の消音に気を付けないと、かなり「うるさい」感じがしてしまうかも??
今からこれだけ鳴ると、2~3年弾き込んだ後が、本当に楽しみですなあ。。。

ちなみに、表面板はスプルースで裏板はホンジュラス・ローズです。

篠田節子「マエストロ」

2006-04-15 22:35:16 | 映画とTVを見ました、小説読みました
天才篠田節子様の名作クラシック音楽小説「変身」がついに文庫本化されました!!!
作者の付けた元の題名「マエストロ」に戻って、会話部分に多少加筆されています。

「変身」は、今から8年くらい前にどーしても読みたくて、古本屋さん巡りをして(もうその時は廃刊になっていて、どこにも売っていなかった)、見つけ出しました。
読み出したら、面白くて止まらなくて一気に夜更かしして読んでしまいました。
それから、何度も読み返していたのですが、文庫本は電車の中で読むのに便利なんで、また買ってしまいました。
読むのはもう、10数回目ですが、それでも面白いです。

ストーリーを書いてしまって、これから読む人の「ドキドキ」感を、奪ってしまっては申し訳ないので、あんまり詳しく書けませんが。。。。

主人公は、美貌のバイオリニスト神野瑞恵。バイオリニストとしての実力は、「一流半」と陰口を叩かれながらも、見た目の高貴でクリーンな美しさから、宝石店のイメージキャラクターとなり、多くのファンのいるスターとして演奏活動をしています。

この小説は、美貌のバイオリニスト神野瑞恵が、卑劣な罠に嵌められて、転落していく物語です。

神野瑞恵がコンサートでベートーベンのクロイチェルソナタを弾くシーンから始まります。
一流半の演奏家でしか無い(と自覚している)のに、宝石店の広告塔として作られたスター奏者として舞台に立つ神野は、クロイチェルソナタを演奏するプレッシャーに負けて幻想を見て、自分を見失い機械的に音を出すだけの最悪の演奏をしてしまって、、、
それなのに、コンサトート終了後ファンに取り囲まれて、ファンの一人が涙を浮かべて「あんな情熱的なクロイチェルなんて、初めてでしたわ」と言われて、硬直してしまう。

物語は、愛器グァルネリの不調を「称号なきマイスター」と言われる職人保坂へ、修理を依頼した事から急展開していきます。

愛人の宝石店の若き経営者との関係、ほのかな恋心を抱く純真な楽器商の青年の絶望的な裏切りと別れ、実力派の伴奏ピアニスト、今は教員となって演奏活動をやめてしまったかつてのライバル、天才バイオリン製作家でありながら極貧の生活をしている老人保坂。
すべての登場人物が生きている人物として描かれていて、物語の世界に引き込まれていきます。

ラストの古い薄汚れた公民館で、クロイツェルソナタが演奏されるシーンの迫力には、圧倒されます。感動します。

クラシック音楽を演奏する人間にとっては、最高に面白い小説です。




今さらですが、埼玉ギターコンクールの

2006-04-11 23:03:06 | 弾いてきましたア~~(又は弾きますです)
採点表が送られてきましたア!!!

去年の埼玉ギターコンクールは、ヒドイ演奏で大大大崩壊してしまい、結果も聞かずに帰ってしまったのですが。。。。

あれ???採点表みたら10番目になってる????う~~~みゅう。。。
あんだけ崩壊してて、そ~~~なのかなあ???
「シエロ・アビエント」弾いたけど、もしかして審査員の先生は曲知らなくて、アバンギャルドだと思って聞いていたりして???(←な、訳ない。)