腱鞘炎(ジストニア)日記腱鞘炎日記

ジストニア生活もいつの間にか24年目!!
のんびりと付き合っていきます。

ピカソでラグリマ

2021-06-15 18:52:09 | ギター
弾いています。

たぶん今まで生きてきて、まだまだ遊び足りない気分なんだと思います。
もっともっと遊んで生きていたいんでしょうねえ。

だから酒飲むと他のギターでは無くピカソを手にしてしまいます。



それはそれとして、19世紀末スパニッシュスタイルギターであるピカソにはタレガの曲はピッタリです。

Lagrima(F.Tarrega) guitar Masashi Takata 2021 - No.046Picasso


このギターの表面板の生漆塗装の渋い光沢がたまらなく好きです。

楽器も少し鳴りが良くなってきていますし、弦幅の狭さにも少し弾き慣れてきていますので、あまり苦労する事なく弾ける様になってきています。
この楽器でマンホンの曲とか弾いたら凄く良いと思うのですが、まだまだ先の事になりそうです。


もっともっとこれからも遊んで生きていきたいと思う今日この頃です。
コメント

世紀末スパニッシュ幻想ギター

2021-06-08 18:45:17 | ギター
世の中にはとんでもなく変な物を真剣に作ってしまう人がいるものです。




ピカソの描いた絵画「老いたギター弾き」の中のギターをそのまんま再現して作った人がいます。










絵に描かれている通りに歪んだ形のギターです。
貧乏臭さを出すため?に表面板は古い解体された北米の橋で使われていたスプルース。
塗装は生漆です。
ムラムラに黒ずんだ色合いがたまらなく良いです。




コフインケースも美しい仕上がりです。
塗装のセンスが良い!!!

「老いたギター弾き」が描かれたのは1903~4年なので、19世起末のスペインで作られたギターって設定なのでしょう。
忠実にピカソの絵をトレースしながらも、細かい所は世紀末スパニッシュのセオリーで作られています。
音と弾き心地はまさに19世紀末のスパニッシュギターです。

19世紀ギターよりもしっかりとした音で、サスティーンは19世紀ギターほどは長くない。
モダンギターほど重く鈍い音では無く、軽くて心地よい音がポンポンと飛びだしてきます。
6弦の開放弦はドーンと重たい音かも。
弦の感触も心地よいです。
要は良く出来たトーレスの小型ギターのコピーモデルっぽい性格ですね。





ほとんど無名の製作家で、全て独学でギターを作っているとの事です。
奇才かな???
ギターの製作が常に形状から入るかなり特殊なアプローチ方法。

「ギターを絵画や彫刻のような美術品と捉え製作しています。楽器そのものが高い芸術性を持つ美しいギターを目指しています。美しい音色は美しい造形に宿ると信じています。」
との事です。
面白い製作家です。

美しい造形に拘り抜いて丁寧に作られた結果は、美しい音に現れています。

狭い弦幅、押さえにくいバーフレット、張りの弱い弦の感触等、忠実に世紀末スパニッシュを再現しているため、まだまだ慣れずに弾きこなしていません。
そんな状態でとりあえず弾いた演奏です。

Salvador BACARISSE Elegie


演奏のせいで音の良さが伝わらない????

こちらの方が演奏のミスは多いけど音の良さはまだ伝わるかも??



酒を飲んでいると弾きたくなるギターですなあ。
生漆は塗装が強いので、大丈夫なのです。
たぶん。。。
コメント

風呂上がりに鶏カラをつまみにビール飲みながら弾く

2021-05-12 10:35:32 | ギター
本当は健康のためにビールでは無く発泡酒を飲んでいるのです。
通風は痛いからねえ。

高級なギターにとって風呂上がりのおっさんは天敵です。
裏板がすぐに真っ白に変色しちゃいます。
気にせずにそのまま何日も「風呂上がり弾き」を続けると、塗装が剥がれます。

でもねえ、、、

風呂上がりに美味しくビール(発泡酒)飲んでいると、ギター弾きたくなるんですよお。
弾いて一口飲んで、一口飲んで弾いて、、、
当然ですがおつまみだって食べちゃいます。

風呂上がりのビールに合う3大おつまみ

鶏カラと餃子とポテチ
油っぽいですなあ。
箸を使って食べていても、ギター弾く前にはきちんと石けんで手を洗いたくなる。

がさつな私でも、さすがに飲み食いしながら川田プレスティや山本さんの猫ギターを弾くのはちょっと気が引けます。
そうかと言って、量産ギターの音は酔っ払いながら弾いても楽しくない。


お風呂上がりのビールに鶏カラ専用ギターが欲しい!!!

音は味わいのあるのが良いですねえ。
深くて暗くて艶っぽくて、ちょっとだけ品のよろしくない色気のあるギター
鳴りが良くて響きがあって弾き心地の良いギター

う~~~みゅうう。。。
20世紀初頭のヌニェスですなあ、こりはあ。

1920~30年頃のカサ・ヌニェスのシンプリシオっぽい物は、昔は安くてローズウッドの通常モデルなら現地価格で25万円位で手に入ったんですけどねえ。
裏板がイナゴ豆の物だと安くて10万円切ってたっけ、、、

今は現地にも良い物が無いのかなあ、、、

日本の楽器屋さんで、良いヌニェスが出ると結構なお値段になっています。
川田プレスティや山本さんの猫ギターよりも確実に高いです。
風呂上がりになんてもったいなくて弾けない。


程良いギターが無いかと、ヤフオクやらJ-guitarやらをこまめにチェックしていたら、それっぽいギターが町田のショップで売りに出ているのを見つけました。




Antonio Lagos 1985年

アルゼンチンの庶民的なギター
たぶんクラシックでは無くタンゴやフォルクローレで使われていたギターなのでは???



楕円の口輪がちょっとシノポリモデルっぽいけど、違うでしょうねえ、、、、



裏・側板は正体不明の板目の材料
和室の天井板みたい?


お値段がかなり安い!!!

7万7千円

個人製作家のギターにしては安すぎる。
工房品にしても安い!!

同じ個体が別の名古屋のショップで25万800円(特価で17万位?)で出ています。
こちらの方が登録が古いので、名古屋で17万位で買った人がすぐに町田のショップに安くで売ったのかも???


さっそく試奏をしに町田へ行って来ました。

作りはちょっと雑ですが、それも味わいです。
ネックが丸太の様に太いのに、何故か弾きづらくは無いです。
弦長は640mmとほど良い長さ。
ボディも小ぶりで良いですねえ。


まだ眠っている様子で反応は少し鈍いですが、そんな状態でも良く鳴っています。
高音のハイポジションが渋いですが、弾き込めばすぐに鳴り出すでしょう。
低音がドカンと来て高音が太く心地よい音がします。
意外にもクラシカルな音です。

もっとチープな「場末のスナックで艶歌」っぽいギターを想像していたのですが、これならば普通に使えてしまう音です。
ビールに鶏カラで弾くにはちょっと本格的すぎるかなあ???
7万7千円はギターとしては安いですが、私にとっては安い買い物ではありません。
それだけあれば「まるや」さんで、「天然生本マグロの鉄火丼」が35杯くらい食べられますしねえ????



そんな訳で、、、、

Antonio Lagosは今、私の家でぶら下がっています。




収納棚にフックを取り付けて、そこにぶら下げてあります。
ビール飲んでいて弾きたくなったら、手が伸ばせばすぐに取れます。

良いですねえ。
酒飲みながらアルゼンチンのギターを弾く。
至福の時間ですなあ。





コメント

山本篤史さんの新作ギターを弾いてきました。

2021-04-14 16:01:05 | ギター



4月になりようやく暖かくなってきました。

あれ???
いつの間にか4月です。
今年になってからまだ一度もブログを更新していませんでした。

こうなるとブログタイトルの「腱鞘炎(ジストニア)日記」は嘘表記ですなあ。
今後はブログタイトルを「腱鞘炎(ジストニア)季記」あるいは「腱鞘炎(ジストニア)年記」に変えないといけません。
だいたいジストニアの症状もすっかり出なくなっているしねえ。

面倒なのでブログタイトルは変えません。
これだけ更新していなければ、そろそろ訪れる人もいなくなっている事でしょうしねえ。


ここから本題です。

4月に入って少し暖かくなってきましたので、ギターの修理調整をお願いしに山本さんの工房へ行って来ました。

山本ギター工房



山本さんの工房へ行くのには地下鉄だけでは無く、バスにも乗らないとなりませんが、バスは窓が開いていて寒いんですよねえ。
体が冷えると咳が出てしまう(入院中からずっと続いている症状なので、コロナとは関係無い)ので、周りの人に気を遣います。
ようやく暖かくなってきましたので、ギターを担いで電車とバスを乗り継いで1時間半掛けて行って来ました。

今回山本さんに修理・調整をお願いするのはこのギターです。






クリストファー・ディーンの1990年のファニーフェース
見た目はちょっとバカっぽいですが、ディーンらしい真面目で穏やかな性格のギターです。
内部構造は普通です。
基本はファンブレーシング

今は絶滅した?ピンブリッジが時代を感じさせせます。





裏側は普通です。


このギターピンブリッジがガタガタに削られているせいかビーンって異音が混じります。

山本さんに全体をチェックしてもらって、修理調整をしてもらいます。


久しぶりに山本さんの工房へお邪魔したら、新作ギターが出来上がっていました!!!



写真を撮ってきていないので家にある2年前に作られた猫ギターさんの写真です。
見た目は同じですから。

この新作ギターは製作期間が1年半くらい掛かっているのでは?
出来上がって弾かせてもらうのを楽しみにしていました。

じっくりと丁寧に作られた新作ギター!!
本当に素晴らしいです。

高音の上品な色気に痺れました。
真剣に欲しくなった、、、、、
すでに山本さんの猫ギターさんは家に1台いるので、さすがに買いませんけどねえ。
それでも一瞬、自分のギターは委託で売りに出して、こっちを買い直そうかって真剣に思ってしまいました。


新作ギターは今までの山本さんの猫ギターさんとはかなり違う性格のギターです。
簡単に反応良く鳴るギターです。
今までのギターよりも現代的かな?

でも音はしかっりとした良い音で、輪郭がはっきりとした明快な音です。
低音も芯のある明快な音で響きも感じます。
簡単に音圧を上げ下げ出来ます。
ダイナミックレンジが広い!!!
音色の変化も付けやすくて、凄く戦闘能力が高い。
基本的な性能はブスキエルやマグオロを超えている気がする。


そして今までと一番違うのは高音です。
艶やかで色気がある音に変わっています。
これが素晴らしい!!!
しっかりとした乾いた音なのに色気があるのです。


今までの山本さんの猫ギターの高音は、鋭く空間を突き抜けて行く様な音で、それはそれでとても魅力的です。
でも今回の妖しい色気に溢れる高音の方が私の好みだったりします。

山本さんご本人は、新作ギターが意図していたのと違う方向へ行ってしまい、次回作ではより突き抜けた高音と引き締まった低音を目指して製作される様子です。
次回作は、引き締まり突き抜けた音と妖しい艶に満ちた色気溢れる音が共存する様な、とんでもない魅力のギターが出来上がってくる予感がします。


山本さんは本当に凄い。
コメント (2)

2020年の振り返り

2020-12-30 14:12:24 | ギター
もうすぐ今年も終わりですねえ。
来年も我慢の年は続きそうです。


そして個人的な今年の振り返り


また1年間生き延びました。

あいかわらず太っています。

そして今年もギターをたくさん買い換えました。

アホですねえ、、、




振り返りは以上です。


今年はギターの入れ替わりが激しかった。
そろそろ持っているギターの確認をブログでしておかないと、後で自分でも訳が分からなくなりそうです。

そんな訳で現在所有しているギターの確認です。


6弦のモダンクラシックギター(スパニッシュギター)は10台です。
相変わらず多すぎですが、一時期に比べればずいぶんと減っています。


今年手に入れたのが4台



ヤコブ・ファン・デ・ゲースト 1964







ホアン・カルロス・ブスキエル 2019







マルコ・マグオロ 2017







川田一高プレスティ 2019


手前の黒いギター



ここまでが今年手に入れたギターです。
私にしては珍しく新品で購入したギターばかりで、深い眠りについているゲーストも含めて、弾き込みが必要なギターばかりです。
何の心境の変化なんだろう????



去年手に入れた中で残っているのはこの1台だけです。

バルベロ・イーホ 1992







一昨年購入して残っているのも1台だけです。

山本敦史 2018






山本さんの猫ギターだけです。



2017年は大量10台のキワモノギターを手放しています。購入したギターは残っていません。


2016年も1台だけ、、、


長沢 仁美 2016







2014年購入で新構造(ニューコンセプト)ギターが2台残っています。


ヒロキ・テラシマ 2010









オーデラック 2000









もっとも所有期間が長いのがこのギター


フレドリッシュ 1967





購入は2010年
もっと長い間このギターで苦労していると思っていましたが、まだまだ10年です。
美しい音色と響きの魅力は、所有ギターの中でもダントツですねえ。


ジストニアになる前に弾いていたギターは全て手放してしまっていますし、大好きだったギターを何台も弾きこなす事を諦めて手放してしまっています。

これ以上増やさない様に気をつけないとねえ。。。。。



コメント (2)