また1台のギターの糸巻きを交換しました。
アホです。
ヒロキ・テラシマ2010年
フランスで活動されているギタリスト兼作曲家兼ギター製作家の寺島弘樹さん作の超モダンギターです。
最近、寺島さんの作曲した「待宵草」「蛍」等の曲にハマって弾いているので、どうせならテラシマさんのギターで弾いて見ようと思って、久しぶりに弾いてみました。
凄く弾き心地がとてつもなく良い!!!
穏やかで優しくて良い音色ですし、音量もあります。
唐突ですが、、、
また糸巻きが交換したくなったあ!!!!
元々付いている〇トーの中級品。
今までの経験上、ヴァンゲントの普及品と〇トーはもっとも音に悪い影響のある糸巻きです!!!!
寺島さんによると、ギターの反応を考慮して重量や形状で選んでいるとの事でした。
実際に重さを調べて見ると、特別軽い訳でも重いわけでもありません。
これならばもう少し良い糸巻きに交換しても、音に悪い影響はなさそうです。
精度の高い糸巻きに交換すれば、反応・音はかなり向上してくれそうです。
アメリカのギルバート
この高性能糸巻きは、見た目さえ気にしなければ、値段も高すぎないし、重量も重くないし、ムービングローラーでは無いので軸径も心配する必要無しの良い糸巻きです。
〇トーの糸巻きと違い、ローラー・ギヤ・シャフトが振動してエネルギーを吸収する様な事はありません。
交換完了
反応が激変です!!!!
簡単にすいすいと音が出る感触。
何のストレスも無く音が出てくれるので、自然と筋肉や関節が緩んで音色も向上します。
これで家にあるギターから〇トーの糸巻きを駆逐?出来ました。
現在家にある6本弦のモダンスパニッシュタイプのギターの糸巻きの内訳は
ロジャース 23%
シェラー 23%
フステロ 23%
アレッシー 15%
ギルバート 8%
その他 8%
フステロ率が思っていたよりも高いかなあ????
フステロの糸巻きはどうなんだろう?
古い物は評判が悪いけれども、最近の物は精度も実用上問題無い印象です。
弦を張った状態だと、ローラー・ギヤ・シャフトが変な振動もしていない様ですし、音にも悪い影響は感じていません。
でもどうなんだろう????
シェラーやロジャースに変えると、やっぱり楽器が激変するんだろうか????
今まで、〇トーからフステロへの交換も、フステロからロジャースへの交換も経験していないからねえ。
バルブエナの糸巻きをフステロからロジャースへ交換してみたい衝動に駆られてしまっています。
今は円安のため、直接オーダーしても以前よりも3万円位高くなっています。
見た目はロジャースよりもフステロの方がプレートの彫りが深くて好きだったりします。
余計なビス穴を開けてギターのヘッドに負担を掛けるのも良くないし、、、、
調弦の事だけを考えると、フステロで何の問題も無いですしねえ。
超高価なロジャースに変えて、反応や音に変化が出なかった時に感じる絶望の事を考えると悩んでしまいます。
普通に考えてどーでも良い糸巻きの悩みのブログでした。