Learning Tomato (旧「eラーニングかもしれないBlog」)

大学教育を中心に不定期に書いています。

vol.257:ホームベーカリーとeラーニング

2008年01月16日 | オープニング
筆者の今年の正月は、あまり正月らしいことをせずに終わってしまいました。
初詣には行かず、お節料理も食べず、日本の伝統文化を消滅させる急先鋒になってしまったような感じです。そのような中、なんとか初日の出を拝み、女房と私の実家の墓参りをし、低限のノルマ?は達成しました。

また新春初売りでも積極的に買いたいと思うものが見つからず、物欲の発露を失い悶々としていたところ、松本1.0が「ホームベーカリーいいっすよ」と推薦してくれました。価格比較サイトで検討し物欲スイッチオ~~ン。速攻でネットで購入予約しました。

今回購入したのはナショナルの「SD-BM101」というホームベーカリーです。商品コードのBMというところがミソでしてBはブレッドのB、MはMochi。そう、このホームベーカリーはパンだけでなく餅つきもできるとのこと。私は全く知らなかったのですが、ホームベーカリーのマーケットは近年は年率20%以上の伸びを見せているそうです。(下記コラム参照)
http://kaden.watch.impress.co.jp/cda/column/2007/12/27/1747.html

しかし、このような成長にいたる道程は決して楽なものではなかったそうです。上記コラムによると「ホームベーカリーが登場した1988年には、年間76万台という市場規模に一気に膨れ上がった。だがその翌年には、総需要が10万台弱にまで激減した。多数の商品が市場に溢れ、ユーザーの期待に満たない商品も中にはあった。」とのこと。このように激減してしまった需要を再び掘り起こすためにナショナルさん(これからはパナソニックさん?)がしたことは

「おいしいパンをどう作るか、というその1点のみ」

だったそうです。

このコダワリは、すべての業界に当てはまると思います。奇をてらうことなく「良いもの」を地道に作ること。我々の開発するeラーニングもそうありたいと願っています。
ホームベーカリーが届くことを待ちつつ、新春の日々を送っております。

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