黒柴ひめちゃんの葛塚村だよりⅢ

葛塚城堀之内に住んでます。毎日歩いているひめちゃんとおかあさんの見て歩きです。時には遠くにも出かけます。

柿薬師の光栄寺

2019-03-27 22:14:04 | 群馬県・東毛
ひめちゃんちに、変わった椿が咲きました
たった一輪ですけど。



何年か前にカタログで見た記憶がある花です。
咲くまでに何年もかかって、名前も忘れてしまいました。
でも、いい感じです

今日は暖かい一日でした。
ひめちゃんたちは、今夜は湯たんぽなしです。





先日コノドント館の後、すぐ近くの光栄寺を訪れました。
昨年一度訪問しています。
仁王門です。



実は駐車場と門の間には道路が走っています。
駐車場に、「光栄寺の縁起」があります。



光栄寺は京都東山の智積院を総本山とする真言宗智山派に属している寺院です。正式には瑠璃光山醫王院光栄寺と称し、本尊に薬師如来を祀り、慶長八年(1603)にこの地に良瑜上人と大間々六人衆(高草木対馬則継・金子修理・大塚城四郎・長沢伊織・佐藤太郎左衛門)によって創建されました。開山良瑜上人が携えてきたご本尊の薬師如来が柿の木で造られている為、別名柿薬師の寺といわれております。


智積院(ちしゃくいん)末なのです。
智積院は、獅子丸家が運営してきた長安寺の最後の住職富三(とみぞう)さんが、10年間修行に行ってきたお寺です。
長安寺は、天台宗の新川善昌寺の末寺だったはずです。
ただ、善昌寺も無住の時期があったとも言います。
どこかの紹介が無ければ、智積院も受け入れてくれなかったでしょう。
この光栄寺が、最も近い智積院の末寺のようです。
もしかしたら、富三さんは光栄寺の紹介で智積院に行ったのかも知れません。



仁王門をくぐると左に鐘楼堂がありそばに古いりっぱな石造物があります。



しだれ桜かな、咲き始めています


本堂の向拝の竜が見事です。





生き生きしています
いまにも飛び出してきそうです。

3代目石原常八(文化7年1810~明治15年1882)の作ということです。
上州花輪の彫刻師集団の名人ですね。


お彼岸中ということで、墓参の人がいっぱいです。
御朱印大丈夫かな?


本堂脇の納経所を訪ねます。

「こんにちは。」
「お花ですか?お線香ですか?」
「あのう、御朱印をお願いします。薬師様の御朱印をお願いします。」
最近は薬師様にあう事が多いので、薬師様の御朱印をお願いします。
そのうちに柿薬師の縁日にこれたらいいなあ

お彼岸中はお花も線香もここで購入できるのです。


御朱印をいただいて駐車場に戻ります。


駐車場に稲荷社があります。
後ろに石造物があります。







一番大きな庚申塔には、天明4年11月とあります。
前の年に浅間山が大噴火を起こし、ききんも広がっているころです
強い願いがこもっているのですね


いただいた御朱印です。



前回は上州観音霊場三十三カ所の御朱印もいただきました。
上州観音霊場は、ここ光栄寺が一番札所です。
上州観音霊場めぐりも、ぼちぼちやります








コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 元禄15年大間々市に山上市... | トップ | 江戸の地名名付けの寺 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

群馬県・東毛」カテゴリの最新記事