黒柴ひめちゃんの葛塚村だよりⅢ

葛塚城堀之内に住んでます。毎日歩いているひめちゃんとおかあさんの見て歩きです。時には遠くにも出かけます。

ななちゃん、めめ開けて(七海な日々・最終章)

2021-01-08 14:16:01 | むーはうすものがたり

ひめちゃんたちのママ、七海ママが一昨日の夜逝きました

覚悟していたとはいえ、つらい日々です。

 

一昨年の6月、獅子丸が帰ってきて、末っ子2名と、時々そこらまでの昼散歩を楽しんでいました。

 

 

暑い暑い今年の夏が過ぎて、16歳になったママは、突然の脳梗塞に襲われます。

動物病院で治療を受けて、なんとか生活できるように回復しました。

この頃から、目も見えず耳も聞こえずという様子が見られるようになりました。

それでも頑張って、みんなと同じに生活しようとしていました。

寒くなるに従って、体力が衰えました。

でも、年内はしっかり食べていました。

 

年が明けて、突然食べられなくなりました。

 

そして、1月6日の夜、断末魔のような声が上がりました。

 

急いで駆けつけて、おむつをみると、汚れていました。

おむつを取り替えて、「おやすみ。」

 

暫くして、また断末魔のような声です。

駆けつけて、抱きしめます。

落ち着いたので、「おやすみ。」

 

また、暫くして、また断末魔のような声があがりました。

駆けつけて、頭を撫でて落ち着かせて、「おやすみ。」

 

「今夜は、何度でも付き合うよ。」と思っていました。

でも、4度目の叫びは上がりませんでした

あのあと、静かに旅立ったようです

 

きれいな死顔でした。

 

翌朝、埋葬するところを決め、草むしりです。

先住犬の三四郎・サマンサのそばというわけにもいかず、薔薇のアーチを隔てた北側の桜の木の下にしました。

でも、午後からとても寒くなりました

こんな寒い中、ななちゃんがかわいそう

埋葬は延期です。

 

つい、「ななちゃん、目目開けて」、何度も呼びかけました。

家族も、「ななちゃん、行ってくるよ」「ななちゃん、ただいま」「ななちゃん、お休み

何度見ても、きれいな死顔です。

まるで息をしているようです。

つい、「ななちゃん、目目開けて

 

七海ママが逝ってから、2度目の朝が明けました。

いつまでも、そこにいて欲しいけれど、そうしたら『雨月物語』の世界になってしまいます

思い切って、お別れです。

ピンクの毛布にくるまったママは、みんなにご挨拶して、桜の木の下に行きます。

ママ、さようなら

 

七海ママは、夜、外で寝たことがありません。

外犬にしようと、お外に出されたその夜、新潟沖地震が起こって、お外で寝られない子になってしまったのです。

今夜寝られるかな?

 

ななちゃん、ありがとう

また、会いましょう

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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こんにちわ (たか)
2021-01-08 14:57:08
辛いお別れでしたね。
でも可愛がってくれた恩は忘れないでしょう。
我が家のワンちゃんも(2匹)庭の一角で眠っております。
何時でも一緒です。
返信する
Unknown (samanthahonami)
2021-01-08 18:11:57
ありがとうございます。
返信する

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