黒柴ひめちゃんの葛塚村だよりⅢ

葛塚城堀之内に住んでます。毎日歩いているひめちゃんとおかあさんの見て歩きです。時には遠くにも出かけます。

サマンサおばちゃん

2019-12-11 23:03:50 | むーはうすものがたり

今朝は雲が多いながらも、久しぶりに朝日を浴びてのお散歩になりました

ひめちゃん、画面の都合でシッポだけの出演です

タバサねーちゃんとののこねーちゃんが前を行きます。

ここは、みんながよく通る堀之内の西側、葛塚城西の堀切跡の田んぼ道です

 

 

 

ひめちゃんちには、ひめちゃん達が生まれたころ、黒柴の三四郎&サマンサというハイシニアの夫婦がいました。

サマンサです

2000年の生まれです。

9歳の頃の写真が見つかりました

 

ひめちゃん達の両親は七海ママと小次郎パパです。

でも、こどもたちはサマンサおばちゃんが大好きでした

サマンサも目を細めて「おいで、おいで」と呼んでました

 

一方、三四郎おじちゃんは、こどもたちが遊んでもらおうと行くと、「うるさい」と威嚇しました

 

2013年の7月のある日だったと思います。

朝のお散歩第一陣で、ひめちゃん親子、おねーちゃん達が出かけました。

三四郎&サマンサはミニドッグランで待機していました。

みんなが帰ってきたので、ドアに駆け寄ります。

サマンサが変です

立ち上がろうと思っても、片足(右足だったように思います)がガクと折れて立ち上がれないのです。

大急ぎで動物病院に行きました。

人間だと脳梗塞のようなものらしいです。

2、3日入院しました。

おうちに帰り、徐々に普通の生活に戻りました。

様子を見ながらお散歩距離も伸ばしました。

 

そして、葛塚城の丑寅にある旧長安寺(長安寺は明治の初めに廃寺になってます)の東の牧場にまで、行くことが出来ました

牧場の中を走る道を抜けると、上り坂になります。

この間、ひめちゃんと獅子丸も上ってきました。

この坂で三四郎と思いっきり遊びました

 

サマンサ復活と思いきや、それからまもなく何も食べられなくなりました

このところ急激に老けたのが気になってました。

それでも毎日、少しお散歩に出ました。

そして、東の方に、長安寺の方に行くのです

どこに行きたいか、わかってました。

あの坂です。

復活して三四郎と思いっきり遊んだあの坂に、行きたかったのです。

とてもそんな体力は残ってませんから、無理矢理Uターンしました。

何日かそんなことが続いた朝、素直に堀之内の古墳付近をお散歩しました。

ポメラニアンのミーナちゃんに逢いました。

いつものように「ウー、ワンワン!」と威嚇しました。

そして通常のコースを歩き尽くしました。

「おかあさん、あたち歩けるからあの坂行きたい」そう言っているようでした。

「夕方行こうね

 

その日は、とても暑い日でした。

サマンサはぐったりしています

夕方まで待てません

おかあさんは車にサマンサを乗せて、例の坂に急ぎました。

「サマンサ着いたよ

サマンサは息をしていませんでした

ここに着いた途端に、魂が天に昇っていったと思います。

合掌。

 

いまでもここを通ると、サマンサの魂が昇天した所なんだと涙ぐんでしまいます

13才と7ヶ月でした。

 

三四郎&サマンサ&七海&小次郎の4名で、よく赤城南面のドッグランに行っていた時期があります。

三四郎、サマンサ、天国で仲良くしてるかな?

 

七海ママは、サマンサの年を越えて15歳半になります。

小次郎パパも13歳半になりました。

いつまでも元気でいてね

 

 

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