ひめちゃんは、ちょっと悩んでいます。
本当は大好きなケンくんちに行きたいのです。
でも、みんなと北の方にお散歩です。
新沼には、誰もいません。
そうだ、関の摩崖仏(せきのまがいぶつ)まで足を延ばしてみよう
杉木立の中の、細い道を進みます。
でも、5分くらいだったかな?
鏑木川の向こうに、摩崖仏に到着です
最近、獅子丸が遠慮なくご褒美を請求します
でもみんな平等にもらえると信じているので、争いにはなりません。
そばにひめちゃんがいても、気にならないようです。
色気より食い気です
ここの摩崖仏は、群馬県指定重要文化財文化財です。
建物は、覆屋ではなく、休憩所というか集合場所的な建物です。
中央の空間を通って、摩崖仏さん、おはようございます
前にお立ちのお不動さん、おはようございます
畑中の道を、沼に戻ります。
ちょうど新沼と童沢貯水池の間の道に出ました。
木立の間から、童沢貯水池にシラサギが見えます
水辺を歩きながら魚を捕ってるかな?
近くには、アオサギの姿もあります
みんなで元気に帰ります
獅子丸は、そばに寄らなければ、さほどひめちゃんの恋の季節を気にしてないようです
でも、一応用心しましょう
(10月18日)ハート型土偶出土地・郷原駅前の道を西に、神代杉を目指します。
ほどなく、右側に神代杉です。
赤い目立つ鳥居もあります。
額には鳥頭宮(とっとうぐう)です。
由緒もあります。
よく分かりませんけれど、とっても古い神社のようです。
それにしても、鳥頭神社(とっとうじんじゃ)とは、よそにはなさそうです
ふと、「とりがなくあづま」という、古い表現(枕詞)が思い浮かびました
ここは、「とりがなく東国(あずまのくに)」です
鳥居の前には、神代杉です
なんと表現したらいいのでしょう。
ちょっと言葉が見つかりません。
由来があります。
その昔、日本武尊(やまとたけるのみこと)が東征の折、お手植えになった木ですか
寛保二年(1742)に失火で半枯になり、天明三年(1783)に浅間山噴火の熱泥流にも巻き込まれたんですね
合掌
さて鳥居をくぐって、鳥頭神社に参拝しましょう。
参道を進むと、「この先力石」ですって
ありました
由来もあります。
力石奉納競技で大玉を担ぎ得る者は名誉と称賛を得たると知らされる。岩島地区は他六ヶ所の力石の存在が確認され、形や同数で在るのは岩島地区は麻の栽培で共通点があり、庶民の力比べの文化遺産でもある。「力石」は若者が他の地域との交流をした証であろうし、有形文化財であろう。
大玉が98kg、小玉が47kgですか
力石は知っていましたけど、何となくでした。
力石奉納競技で、力比べをしたのですね。
そして、大玉を担げると、名誉と称賛が得られたのですね。
力自慢の若者は、他地域にも出かけたのですね。
これから、力石を見る目が変わりそうな由来でした
合掌
さてさて、社殿で参拝です。
(つづく)
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