先日来読んでいたコロナ後の社会をテーマにした本の中で、海外の経済学者さんが引き合いに出していたドラマ。
映画館に行かなくても、世界で大いに話題になっている、とあったけれど、私は皆目知らなかったので、ちょっと検索してみて、見始めたといういきさつです。
海外ドラマでの最大ヒット作、とか謳われています。もう第8章まであるらしい。今第1章3話まで観たところ。
見ようと思えば一挙に数話の視聴は可能なのに、これまでの私のパターンと違ってスロースペースです。
展開が気分的に重たいのです。
ファンタジーというのも得意じゃないから、かしら。
とにかく残虐で生々しい。
時代は中世。地域はヨーロッパ(ドーバー海峡の南、フランスあたり?、、、あっ、物語はファンタジーでした)
部族の領主がいくつも登場して展開が複雑。互いの親や兄弟の命が狙われた過去を持っていたりして、憎しみのルツボ。勝たなければ命がない。配下(女性も含めて)には命令に従わないという選択肢はない。「あなたが王になればあなたのしたことが正義になる」という世界。剥き出しの権力闘争の中にちらりと知性や道徳のひとかけらがあったりするとほっとする。
勿論作り物なのだけれど、社会的生き物としての人間社会のかつての時代は、こんな格闘の部族闘争に明け暮れたこともあったのかも、と思わせる。
エミー賞を受賞した作品だとか。
日本ではヒットしていないとも書いてあったけれど、アマゾンプライムの吹替版で観ることができる。
私の学校時代は戦後で欧米の価値観が世界基準になっていた。自分が学んだ欧米の価値観に至るまでに、かの国はこんな時代を経てきているのだと、そこを知っておくのも自分には必要だと思って、(残忍なシーンも堪えて)見ている。
日本の大河ドラマって、なんと〇〇的なんだろう。
明智光秀のドラマが始まったとき、彼の来ている衣装の化学繊維的な色鮮やかさが嘘っぽくて興ざめでした。
今年の渋沢ドラマも、栄一役がお目めばっちりのハンサム青年なのが、私にはダメなんです。
日本のドラマはリアル感より、主人公が初めから際立っていることが必要なのですね。
天邪鬼なのでしょうか。
映画館に行かなくても、世界で大いに話題になっている、とあったけれど、私は皆目知らなかったので、ちょっと検索してみて、見始めたといういきさつです。
海外ドラマでの最大ヒット作、とか謳われています。もう第8章まであるらしい。今第1章3話まで観たところ。
見ようと思えば一挙に数話の視聴は可能なのに、これまでの私のパターンと違ってスロースペースです。
展開が気分的に重たいのです。
ファンタジーというのも得意じゃないから、かしら。
とにかく残虐で生々しい。
時代は中世。地域はヨーロッパ(ドーバー海峡の南、フランスあたり?、、、あっ、物語はファンタジーでした)
部族の領主がいくつも登場して展開が複雑。互いの親や兄弟の命が狙われた過去を持っていたりして、憎しみのルツボ。勝たなければ命がない。配下(女性も含めて)には命令に従わないという選択肢はない。「あなたが王になればあなたのしたことが正義になる」という世界。剥き出しの権力闘争の中にちらりと知性や道徳のひとかけらがあったりするとほっとする。
勿論作り物なのだけれど、社会的生き物としての人間社会のかつての時代は、こんな格闘の部族闘争に明け暮れたこともあったのかも、と思わせる。
エミー賞を受賞した作品だとか。
日本ではヒットしていないとも書いてあったけれど、アマゾンプライムの吹替版で観ることができる。
私の学校時代は戦後で欧米の価値観が世界基準になっていた。自分が学んだ欧米の価値観に至るまでに、かの国はこんな時代を経てきているのだと、そこを知っておくのも自分には必要だと思って、(残忍なシーンも堪えて)見ている。
日本の大河ドラマって、なんと〇〇的なんだろう。
明智光秀のドラマが始まったとき、彼の来ている衣装の化学繊維的な色鮮やかさが嘘っぽくて興ざめでした。
今年の渋沢ドラマも、栄一役がお目めばっちりのハンサム青年なのが、私にはダメなんです。
日本のドラマはリアル感より、主人公が初めから際立っていることが必要なのですね。
天邪鬼なのでしょうか。