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日々の暮らしから

「街中の案山子」「庭にいます。」から更にタイトル変更します。

今朝の花々。

2014-06-06 21:01:53 | 庭 6月
ラベンダーが花盛り。


つるブルームーンが遅れて満開。


ギガンジュウムも頑張ってます。


ブラックティーです。


マリリンモンロー、いつも写真がピンボケになってしまうのですが…。


最後のアブラハムダービー2輪と真っ赤なのはクレムゾンスカイ。
チェリーリップと。


カンパニュラ。雨でアチコチで最敬礼していました。濃紫、ピンク、白の3色が咲いています。



「手」

2014-06-06 08:59:01 | 母のことなど
雨が降った翌朝の庭は作業が待っている。
数箇所で倒れたカンパネラを起こして支えをしてやる。
ノースポールに引退してもらい(たくさんのノースポールなので、残留組はまだまだあります)、ペチュニアを移植。
アーチのツルバラの花柄摘みもやってしまいました。ほっ。

先週の金曜日から、母が来て3泊していきました。
「バラを見に行く」という掛け声で、去年今年と2度実現できました。今97歳です。
2年前に脳梗塞で入院してから、ここまでよく頑張っていると、感心させられます。
寝たきりになりたくない、の一心です。
室内では歩行器でトイレに行きます。夜間も。早く床に就くのですが、昼間以上にトイレに行く回数が多いくらいでした。
トイレに通うのが、足腰のリハビリになっているのです。
ワタシには、たまに見るものですから「なんと大変な!」感が否めません。
母が家族(弟夫婦)と同居を続け、出来るだけ迷惑をかけないための、なんたる苦心惨憺たるものか、と思ってしまいます。
夜だけでも、紙パンツを使えばどう?と提案しても、受け付けません。
身辺のイロイロを語る母の話に「うん、そうだね~」と相槌をうつワタシでした。
右半身に麻痺が残ったのですが、右手の握力も退院時から比べると随分回復はしています。ココロして動かしている賜物です。
でも、その手をみて思います。
すっかり白い、ほっそりとした、シワシワの手になっています。97歳だから当然なのでしょう。
ワタシの知っている母の手は、ワタシより逞しく弾力があって日焼けしていたのに…、とちょっと目の前の母の手に感慨…。
草取りが仕事の日々だったにも関わらず、シミがないのは性分なのでしょう(…そこはワタシも似たいものです)。
夫の祖母は白寿の99歳頃(!)は一人暮らしで家事をしていました。その時の99歳の手の記憶があります。背丈はむしろ低い人だったけれど、手はがっしりしていました。
膝はダメだけれど、腰(お腹)を炊事場の角に支えにすると、手は元気だから何でもできます、と血色のいい手を見せてくれたことを覚えています。
日々の働きが、体の形に表れるのです。周知のことなのですが、母の手と頭の中の夫の祖母の手を思っていました。
母は95歳まで介護も受けずにがんばって来て、そこで脳梗塞は仕方がないのは承知しているので、ほかに悪いところがないのだから、ラッキーの口でしょう。

甘党のワタシとアルコール派の夫。脳梗塞予防に血液サラサラ効果のあるものを摂取して、弾力のある血行のいい「手」の持ち主になりたいものです。
欲張りだから、「手」だけじゃないのですが…。