先週、娘夫婦が東京から帰省して一泊していった。
お風呂を沸かし一人が入ったあと、「次、入る人は直ぐ入って」と、思いかけない一言。
今の東京は、生活に節電が徹底しているらしいのです。
「そうだね、エネルギー節約になるから、すぐ入るね」と応じた。
これまでは、ワタシがこの台詞を言うと、
「お母さんって、イチイチうるさい。自由にしておいて」と無視され、若い子たちは深夜に追い炊きして入浴していた。
こちらは、東京電力圏内でないから、関東圏ほど節電のアナウンスはない。
お母さんがいくら「節電」をアナウンスしても、聞いてくれなかったわが子だけれど、災害によって、初めて目を覚まさせてもらっている。
ああ、なんと情けなや、でもある。
でもね、トイレの便座の蓋をする、という「節電」意識までは、徹底していなかったねー。(笑)
…他の子の帰省時に、一言注意したら「ムッ」とうるさがられたのだ!
独立した子供たちが帰ってくる、ということは、その子らに、ウチの生活習慣を押付けてはいけない、と自分に言い聞かせて、今回は黙っていた。
電気がふんだんにあって、それを当然と暮らしてきていた東京という街に、一大ショックが起きたことは、そこに暮らしている若い世代にとっては、学ぶところも多いのかもしれない。
「石油ショックのときはねー、東京タワーの電飾も消えて、ガソリンスタンドは土日休業したんだ…」などと話しながら…
「あっ!あなたたちは、あの石油ショックの後に生まれたから、知らないんだねー」とワタシ。
ワタシが親から、いくら戦争中の苦難を語られても、生まれる前の話だった。この子らにとって石油ショックの話が生まれる前の話なのです。
人って、そんな繰り返しをしているのですね。
お風呂を沸かし一人が入ったあと、「次、入る人は直ぐ入って」と、思いかけない一言。
今の東京は、生活に節電が徹底しているらしいのです。
「そうだね、エネルギー節約になるから、すぐ入るね」と応じた。
これまでは、ワタシがこの台詞を言うと、
「お母さんって、イチイチうるさい。自由にしておいて」と無視され、若い子たちは深夜に追い炊きして入浴していた。
こちらは、東京電力圏内でないから、関東圏ほど節電のアナウンスはない。
お母さんがいくら「節電」をアナウンスしても、聞いてくれなかったわが子だけれど、災害によって、初めて目を覚まさせてもらっている。
ああ、なんと情けなや、でもある。
でもね、トイレの便座の蓋をする、という「節電」意識までは、徹底していなかったねー。(笑)
…他の子の帰省時に、一言注意したら「ムッ」とうるさがられたのだ!
独立した子供たちが帰ってくる、ということは、その子らに、ウチの生活習慣を押付けてはいけない、と自分に言い聞かせて、今回は黙っていた。
電気がふんだんにあって、それを当然と暮らしてきていた東京という街に、一大ショックが起きたことは、そこに暮らしている若い世代にとっては、学ぶところも多いのかもしれない。
「石油ショックのときはねー、東京タワーの電飾も消えて、ガソリンスタンドは土日休業したんだ…」などと話しながら…
「あっ!あなたたちは、あの石油ショックの後に生まれたから、知らないんだねー」とワタシ。
ワタシが親から、いくら戦争中の苦難を語られても、生まれる前の話だった。この子らにとって石油ショックの話が生まれる前の話なのです。
人って、そんな繰り返しをしているのですね。