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日々の暮らしから

「街中の案山子」「庭にいます。」から更にタイトル変更します。

きな臭い問題が行き交っています。北朝鮮がミサイル発射

2006-07-08 07:43:09 | 社会問題
北朝鮮がミサイルを日本海に発射した話題が連日続いています。
新潟沖500キロの地点にも着弾したという表現には、いやな空気を感じます。
今朝のニュースでは、埼玉や神奈川の自衛隊機地で迎撃ミサイルの発射準備を、なんて伝えています。
国はアメリカやイギリスと共に国連安保理に非難決議案を提出したという。

そして昨日のニュースは、森前首相の発言も伝えていました。
何故、近隣の中国や韓国のトップにすぐ電話を入れて、この問題を話し合う状況にないのか。それが外交ではないか、と。

そう。なんか、いつのまにかアメリカ頼みがますます色濃くなって来ているのですね。
きっと、牛肉問題など懸案事項もいっぱいあるから、アメリカは日本が非難決議案をと申し出れば、それは同調してもらえるでしょう。

でも、併せて大切なのは、共に緊迫感を持つであろう近隣の中国や韓国への働きかけがみられないことに違和感を感じます。外務省には中国や韓国との間に作ってきた交流もあるだろうに、小泉政権で気まずくなっているのだろうか。
あの靖国参拝問題がこんな形で尾を引いているとしたら、小泉さん、個人的問題とはいえないですよ。
幸いに戦争を知らないで生きてこられた戦後生まれです。かつて戦争への道へと歩んでいった時代を知らないから、どうしたら、どう対応したら戦争への道に行かないようにできるのか。知らないうちに加担者にならないように、そう心しているひとりとして、今なにを知り、何に声をあげればいいのか、市井の一人として、そんなことを思います。
かつて私たちの親の時代、ひとりひとりは戦争は嫌なはずなのに、国政翼賛会やら、銃後の守りが生活の中に充満してきたことを聞いたりしているものだから。
アジアできな臭くなることは避けなければなりません。
アジアで孤立することは避けなければなりません。