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日々の暮らしから

「街中の案山子」「庭にいます。」から更にタイトル変更します。

郵政民営化は進めて欲しいと思うわけ

2005-08-24 06:02:45 | 社会問題
なんか、自衛隊のイラク派遣肯定とセットになっているから、どう選択していいものやら微妙なのですが。
例えば住宅ローンを支払い続けていて、契約時より金利が随分低くなった場合、昨今は借換えを検討しますよね。
随分以前、こんな記事を読んだことがあります。
国鉄民営化のとき、国は清算事業団に入用な資金を郵便貯金から借りて対応しました。
その後、貸付金利が大幅に下がり、各所で借換えが実施されているのに、国は相変わらず高金利のまま郵便局への返済を履行し続けていると…。
失念しましたが、その記事には金額も金利も記載されていて、見直しすることもなく膨大なお金が郵便局に流れていると報じていました。
「郵便局に直接税金が投入されていません」と、政府が言っても、各所でこんな甘いお目こぼしが行われているのではないでしょうか。高金利で支払い続ける国という債務者がお客さんの郵便局。特権的契約者の地位にあって、郵便局に利益が出ても納税の義務がない。使途を税務署から詮索されることがない。なんか不明朗です。
国の金融資金の40パーセントが郵便局に集まっている。それを保護しているといえば言えるのでしょう。安定借主(国)あっての郵便局をいつまでも銀行と並存させておかなければならないとは思えないのです。民営化の上、経営者の責任において、各契約、取引を逐次の見直しして、明朗にする。それでこそ活性化すると思うのですが。
公共事業資金の借り入れについても、国鉄清算事業団の件が例外ではないような気がしますから。
ああ、でもこの度の選挙は選択肢がない…。
「えっ!『刺客を送ったから、投票しろ』だって?」
「その刺客さんにイラク派遣自衛隊の撤退の案件は質問していいですか」