桜子でーす

日々の感想や思いついた事柄を写真や文章に表しました。ビジュアルに表現出来ると嬉しいな!

銀座の思い出は幾つも!

2013年02月09日 | 日記・エッセイ・コラム
2月9日(土)

午後2時の予約である。銀座Appleへ行くと、店内は、通り抜けるのが大変な程、大勢の客で賑わっていた。
相も変わらずの盛況ぶりだ。中でも、家族連れの客が多くなったのはiPhoneやiPadを使う人が増えた所為か。

「今日から三日連休」と聞いて、ああ、そうだったのかと気付く。
私には連休も休日も余り関心がなくなった。これはいけない事だと思うが、それ程、私の生活が日々の事象に関係が無いからだ。

そうだ!今日は銀座は更に賑やかなんだ。
確かに、大勢の人が何のための用か?来ている。いや、お楽しみに来ているのだ。それ程、銀座と言う所は不思議な魅力のある場所なんだ。
かつての私だって、そうだったのだもの…。

私が銀座を活動的に歩き回っていた頃、必ず寄る場所があった。
それは銀座の裏通りにある、幾つかの画廊や展示会場だった。
どこかで、気になる展覧会があると聞くと、会場を探し出して必ず寄った。又、グラフィック等の作品にも興味を湧かせたものだ。

銀座通りから新橋近くへ幾つかの通りをすり抜けて、必ず寄るのはリクルートビルの一階にある画廊だった。
ここには当時の著名な新進のアーティスト達の作品が、必ずと言ってよい程、多く展示されていた。
それをじっくりと鑑賞するのが楽しみだったし、沢山の刺激を受けて、自分にも出来るかも知れないと望みや励みを抱いたものだった。

あのスペースは、今もあるだろうか?
もう、僅かでも、最短距離でしか歩こうとしない私の足腰には、無関係なものになってしまった。
それでも、今も、電車からあのビルを見ると懐かしいから、不思議である。

今朝、又、有名な人物の訃報を聞いた。江副浩正氏(株式会社リクルート創業者)である。リクルート事件により経営から身を退いた。その後、若い芸術家達の支援を行ったと言う。
成る程、あの新進のアーティスト達が作品の展示の機会を得ていたのは、そうだったのかも知れないと、今、理解出来た。
何時か、チャンスがあったら、もう一度あのビルを訪れてみよう。

銀座には、まだまだ、若い頃の懐かしい思い出が沢山よみがえって来る。

今日のMacでは、伊東で撮った鍋物の動画を三日分、収録してみた。とても面白かった。





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