桜子でーす

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成人の日

2014年01月14日 | 日記・エッセイ・コラム
1月13日(月)

成人の日。
とりたてた感想は無い。

今日は、寒い一日だったから、晴れ着の成人達も大変だっただろうな。今年の彼等は、どんな姿で式に出席したのかな?

私達がはたちの頃は、この様な特別な日や催しは無かった。
勿論、華やかな振り袖姿も、素敵なスーツもみ~んな無かった。
それでも、それらが無い事でひねくれたり、羨んでいる訳でもなかった。
殆どの人が持っていなかったから…羨む事も無かったのだと思う。

大体、その様な贅沢が許される時代では無かった。
戦後、やっと、食べ物が出始めて、我々若者も食べる事を主に、何とか楽しみ?が出来て来た様な気がする。

特に、小遣いも少々、あるか、無いかの学生生活だったから、こうして学校へ行かせてもらえるだけで幸せと言うものだった。


若いと言う事は、特に贅沢出来なくても、友人と語り合ったり、たまに小遣いをやり繰りして遊びに行くぐらいで、十分に青春を楽しめた。

また、後楽園でアルバイトをした時には、他の大学の人と触れ合う楽しみもあった。
思えば、随分、小さな小さな素朴な楽しみだったと思う。

今でも、あの小石川辺りの雰囲気が懐かしくなる。随分、街の様子は変わったと思うけれど…
当時は、銀座から池袋へ行く都電が走っていたっけ!
結構、竹早から銀座迄行くのは乗りでがあったが、楽しみだった。




行政が『成人式』の催しをを行い始めたのは、ずっと後の話だった。
式へ出席しない弟に、理由を聞いた。彼は関心が全く無いと答えた。

私も、若者達への祝賀行事をを羨ましいとは思わない。
しかし、折角、よんでくれたのにと思ったものだ。



至れり尽くせりと言いたくなる現代の成人式。大人側のひとりよがりか満足感か?
いや、そう思ってはいけない。

折角の心づくしと見たい。そして……
若者たちが、自分自身の意志で自立出来る事を願うのみである。












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