さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

五島最後の夜

2024年09月01日 | 九州シリーズ


五島最後の酒場は、繁華街ではなく川を渡った向こう側の住宅地にあるところを
選びました。さあどんな店だろう?


最後まで雨が降らなかったなー。ま、ひっきりなしに降ってたんだけど、不思議と
俺が外を歩く時間帯には降らなかったのです。


おお、いい感じの木造の家。


住宅地を進みます。調べておかなければ絶対行かない方向。


で、ここを進むのかー。


グーグルマップを見ながら目的地に近づいているわけですが、ホントにあるの?


はっはっは、という感じ。もう近いぞ。


ありました~、その名も「きんぎょ」。


わりと早い時間帯なのに、満席! カウンターがひとつ空いたところらしく、
店員さんは一瞬ためらいがありましたが無事入れてくれました^^;
混んでいてなかなか料理が出せないので、先に大皿の総菜を食べて待っててくれと
言われる。別に急ぎませんからね^^


しかしそれほど待たずに刺身の盛り合わせが到着♪ 隣の常連さんは「いつもは
こんなに早く来ないよ!」と、俺が池麺だから贔屓されているんじゃないかという
顔をする。ちなみに店のママさんもスタッフも女性。


この焼酎のボトルを見たら注文しますよねェ。芋と麦。私は芋のほうが好きなんですが、
いちおう両方飲む。店員さんが「芋のほうが人気なんですよ」という通り、芋のほうが
旨かった。


奥のテーブル席に、気になっていた「あおさの天ぷら」が運ばれていくのを見た。
旨そうだけれど、一人前ひと山あの量は持て余しそう。。。と思っていたら、あとで
ママさんが「少しどうぞ♪」とサービス(^益^)w ううう、嬉しいぞ~♡


「町に戻るのはあっちよ♪」とママさんとスタッフの女性が外まで出てきて教えて
くれました。とっても親切で、いい店でした。最後はこうじゃなくちゃなあ^^


レンズが明るいけれど、もう結構暗くなってきてるんです。


おー、カッコイイ家。


こりゃ昭和なアパートだ。裏にも同じ建物が並んでいました。夫婦喧嘩なんかしたら
内容までみんな聞こえちゃいそうw


まもなく町に出るはずだ。


港に戻ってきました。


では2軒目を探しませう。


お、やはり「勝江」にするか~。昭和のヲヴァ~サン間違いなし!


「こんばんわ~♪」と入ってみると、中には誰もいない。もう一度声をかけると、
奥から予想通りのママさん登場。しかし「ちょっといまこれで♪」と、頭全体に
ピンカ~ル(っていうの?)。むかしのサザエさんで、こんな絵面があったような。

やはり長いことこちらの店をやってるそうです。期待通り、五島の歴史、この界隈の
歴史などをいろいろ聞かせて頂きました。あとで気づいたのですが、いつの間にか
ピンカ~ルはなくなっていました(^益^)w

旅の最後の晩ということでだいぶ飲みました。会計を済ませたあと、「奢るから
一杯飲んで行きなさい。ブランデー、高いやつ♪」とサービスしてくれました。
ブランデーなのに、氷と水を入れる!いい香りが薄まっちゃうw 「ブランデー、
水で割ったらアメリカン」とかいう宣伝あったなあー。

一杯頂いて帰ろうとすると、「もう一杯飲みなさいよ♪」とサービス満点w しかし
五島を去る最後の晩に恋が芽生えてもなあ(^益^)w


千鳥足で帰るとき、足元にミャ~ミャ~泣く声が。手のひらに乗るくらい小さくて
生まれたすぐあとだぞ。それも4匹あまり固まって泣いている。酔っ払った風来坊の
をぢさんでなく、子供なら持って帰っちゃうよ。「だって可哀想。死んじゃうよ!」
なんて言われたらおかあちゃんも困っちゃうよ。私は翌日にカメラを見て、こんなの
いたなあ~、とうっすら思い出したのでした。



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