さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

青方の夜

2024年08月22日 | 九州シリーズ


ホテルのチェックイン時間には早いので、グーグルマップにはすぐ近くに「中央図書館
上五島分館」があるので行ってみた。すごい立派な建物だぞ?でもなんか閉まってるぞ?

このデカいやつは、「新上五島町石油備蓄記念会館」でした。ここの海上には、
国の石油備蓄基地があるのです。おそらくはそのご褒美に(?)こんなハコモノが
あるのでせう。図書館ならぬ、「分室」はこの左にささやかにありました。小学校の
図書室より小さいかも、という規模でした。地元紙の長崎新聞を読んでから、全国の
図書館で読みつないでいる池澤夏樹の『また会う日まで』はなかったので、まだ読んで
なかった『カイマナヒラの家』を読む。3分の1は明日のために残しておく。バスは
12時だから、午前中にまた来て読もうっと。


宿の選択肢はなくて選んだところは、ちとオサレで立派なところだったぞ。


さて夜の酒に出動。近隣の赤提灯の店に行くと、「本日貸し切り」ときたもんだ。
スマホで酒場を検索し、次の居酒屋に行ってみると「いま満席なんですぅ~」。
もうどこでも空いてりゃ酒場!と次の店に行ったら、マップでは「営業中」なのに
閉まってる。ボーゼン! バス停の近くにスーパーがあったから、もう何か買って
酒も買ってホテルの部屋で飲むか??


とあきらめムードで歩いてたら、居酒屋じゃなくてなんか割烹系?若い頃なら敷居が
高くてやめときそうだが、無駄に年を取っているのでおくせずに入る。


おお、たしかに赤提灯ではなく、立派な料理屋という感じ。でもそんなに高いわけ
ではない。常連客も若い青年だったり。酒は凝った品揃え。まずはクラフトビール
から入った。


なんとー、日本酒も全国各地から取り寄せたレアものがあるし、ウィスキーも
イチローズモルトのワインカスクなんてものもあるではないか。こりゃあ選ぶのが
大変だ。しかし、珍しいラインナップとはいえ、他所で飲めるものをここでなあ、と
思い直し、「五島芋 紅はるか」と頂く。

手に入りにくい酒は、北海道から取り寄せたものもあるとか。北海道の酒では
ありません。例えば九州のレアものの酒を仕入れている北海道の酒店から買い付け
ているということです。これありがちなんですよね。消費者からすれば、えらく
無駄な運送をしているということなんですが。。。


燻製サバにオリーブオイルなんてしゃれてるよねェ。


「ゴトジン」というこちらのクラフトジン。これも飲みたかったんだ^^


酒が進むのでおでん追加~♪


シルクスイートの焼酎。鹿児島です。今回は日本酒もウィスキーも、目移りする
ようなやつを抑えて九州の酒に特化したぞー。この店、通えれば通いたいんだが。
この品揃え、特にネットで紹介することもなく、隠れた名店と言えましょう。
そうだ、3軒入れなくて、あきらめて帰ろうかと思ったところだったんだ。
こういうこともあるもんですねw


これ、きれいな細い三日月なんです。三脚もなくスマホ撮影。絞りを設定できれば
もう少しきれいに撮れたのだけれど残念^^;



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