さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

砕氷船おーろら

2018年05月10日 | 北海道シリーズ



「砕氷船おーろら」の乗り場にやってきました。同じホテルで朝から見かけていた親子連れの
姿も見つける。観光地巡回バスの運転手も、ついにこの日は4回目のお世話になりました。
つか、この人ひとりだけで巡回していると思います。昼どきには2時間ほどバスの来ない
時間帯がありましたが、そのときは運転手さんの昼休みだったのでしょう^^



さて、パンフレットにはこんな感じなのですが、乗り場に行ってみたら、「今日は流氷が
ないので、能取岬のほうに往復するだけの遊覧となります」ときたもんだ!切符の値段は
安くなるのですが。。。

気温や風向きで、あるときとないときがあるのは仕方なし。しかしなー、HPをチェック
していたら、「本日も見られました」なんてずっと出ていたのにー。午前中に山の上から
海を見たら、水平線に白い流氷が見えていたのになー。たしかに、いま見ると見事に海は
真っ青。ううう、昨日の飛行機が一発で着陸していたら見られたかもしれん。

流氷は、温暖化が進んでいる近年、だんだん見られなくなってきているそうです。そして
2050年には完全に見られなくなりそうだとか。近いうち、また来ないとなー。



さて、ただの「遊覧船」と化したおーろら号は、港を出発しました。乗客のほとんどは
中国人のようです。



船が出航すると、ほとんどの乗客は展望デッキに出ます。風が冷たいけどねー。



あれが能取岬。外海に出ると、さすがに波が迫力でした。



ううむ、流氷で一杯の海を見たかったなー。



船が戻ってきて港に入ると、お土産屋さんの店員さんたちが出てきて一生懸命手を振って
いました。「降りたら来てね~♪」ということなのでしょう。



さてさて、ホテルに帰ってゆっくり風呂で温まり、それから夜の出動タイム。一軒目は、
きのう迷子になって彷徨ったときに見かけた、よさげな寿司屋、「鮨勝」に行ってみる。
「オホーツク寿し」ってのに惹かれました。しかし「オホッーク丼」って、間違ったら
直せばいいのになあ。(^益^)w



お通しで、いきなりカニ爪だ。贅沢だなあ~^^;



これが「オホーツク寿司」。寒いので熱燗を2本ほど頂きましたが、刺身やつまみを食べて
いると、このメインイベントの寿司の喜びが下がると思い、お通しと酒だけで寿司にしたの
です。

手前右から2番目の黒いのが、珍味の「カニの内子」です。卵巣だって。。。 え~んw

俺が一番旨いと思ったのは、鮭です。寿司屋だと「サーモン」って言いますか。シャケって、
実はいろんな種類がありますよね。タスマニアのトラウトサーモンなんて、脂がのっていて
とろけるような旨さですが。さて、ここのサケは、なんかねっとりしていて、柔らかく味が
濃厚で、食べたことのない旨さだったのです。



寿司を食べてしまったので、早くも〆の御汁です。ここでは長っちりせず、旨い寿司を食って、
それからバーでゆっくり酒というわけだ。

ここの大将、「ザ・職人」という感じで、いい感じでした。ただ、かなり高齢の様子でした
ので、早いとこまた行かないと、なくなっちゃうか心配ですー。



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