さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

湯の川温泉ではしご酒

2019年04月19日 | 北海道シリーズ



ここは函館ベイエリアのホテルのラウンジ。地方は「婚活」が大変なんだよなー。
団体でお見合いをすると、少しでも北川景子ふうの女性がいたりでもしようものなら、
「えっw」という男性陣が殺到し、ちょっとでも福山雅治ふうの男性でもいようものなら、
「うっw」という女性陣が集中し、まあ残る人たちは文字通り「残念」という結果に
なるものだ。そんなん小学生のバレンタインのときからそーじゃねーか。
だから設定してもらうんじゃねえ。自分で当たって砕けろ。自分で口説けー。
・・・と、他人事では威勢がいいワタシ(^益^;

さて路面電車で湯の川温泉へ向かいます。ベイエリアのホテルのチェックアウトが10時。
次のホテルのチェックインが14時。途中は散歩が少々とラウンジで新聞を読んだりして、
移動が1時間とのんびりしたものです。朝から温泉にゆっくり浸かり、チェックインしたら
またすぐに温泉に入るので、なんだか起きてる時間のうち、風呂に入っている時間と
酒をだらだら飲んでいる時間がほとんどのような。。。それでこそ休みよ。



おー、あそこのバー、一泊だから今日の夜いかないとなあ。



朝のバイキングで食べ過ぎたので、昼は抜いたからリンゴを買いました。それと風呂から
出たらビール飲まないとなあ。ちなみに忘れていたけれど、この宿は少し高級なもん
だから、冷蔵庫のビールをどうぞご自由に、となっています。2本もあった。だから
夕方の酒が始まる前に、全力で3本飲む!サウナでたっぷり水分を出しといて~♪



いつもここである。「かなざわ」。



おー、ホテルの部屋でビールの3本目を片付けていたらスタートが遅くなり、もう店は
一杯で、ぎりぎり手前のカウンターに座れました。ここは常に田酒のラインアップ。
ご夫婦のどちらかが弘前の出身で、送ってもらうそうなのです。「いぶりがっこ」
なんてのもあるんだぞ。いきなり田酒の山廃から始める贅沢。



おおお、にしんの切込み!これで酒をおかわりしていると、マスターに「だいぶお酒が
好きなようですね」とバレる。



地元の人たちには人気な店で、マスターは寡黙に料理を作り続け、おかあさんは
切り盛りに止まることがない。



冬なので、田酒をお燗してもらいました。なんと贅沢♪



鯛の昆布〆。昼を抜いている割には渋い選択でしょ。いい酒を飲んでいると、揚げ物だの
がっつり系は食べる気にならんのだ。

何杯か飲んでいるうちに、料理が一段落したマスターがこちらを見て、「前に来ました
よね」と記憶をたどる。毎度1年から3年くらい開いたりするわけですが、それでも覚えて
いてくれました。こちらはいろいろ覚えているので、前の話をしたり、上階の息子さんが
やっているバーの話をしたりすると、リピーターだとわかって喜んでくれました。



ハムをサービスしてくれました。北海道のハムといえば、「胃袋の宣教師」カール・
レイモン、そして帯広の博物館で見た晩成社の歴史なんぞが甦るなぁ~。



いつも寡黙で料理に集中しているマスターですが、俺が東京からやってくる熱心な
この店のファンだと知ると、初めていろいろおしゃべりをし、「嬉しくなるなあ~」と
さらにめかぶのサービス♪ こう次々出してもらうと、ちびちび酒ばかり飲んでいる俺
だから、全然料理を注文しなくなるよ~w



「居酒屋かなざわ」から外に出て、横の階段を上がると「バーかなざわ」である。
居酒屋のマスターの息子さんがやっているのだ。寡黙な職人肌のお父さんに比べて、
息子さんはバーだから垢ぬけた青年。こちらはカウンターですからたっぷり話をする。



なかなか外からわかりにくい入り口だし、繁華街にあるわけでもないのに、だいたい
いつもお客さんがいる密かな人気店ですね。いろんな世代の地元の人たち、男女を
問わず集まってきて、楽しく語らうようなところです。



さあてすっかり酔っ払った足でホテルに帰りましたが、そこのバーにも行かねば。
この長いカウンターが印象的なバーは、宿泊客しか入れません。なのであまり他に
客がいないのです。



カクテルを作ってもらいました。目の前に並んだ瓶の中にデンマークのリキュール
「チェリーヒーリング」があったので、それを飲んだところまで覚えているのですが、
あとは記憶が飛んでいる。ひとりなのでどんな感じになっていたからわからない。
たぶんわからないほうがいいでしょう。

記憶がすっかり飛ぶほど飲んだときに一緒だった友人は、「えっ!別に普通でしたよ?」
と後日になって言ったことがあります。そう信じたい。。。


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