さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

北海道から東京に帰り

2023年05月18日 | 北海道シリーズ


2月のこんな雪景色の函館に行き、連休が終わるまで小樽にいました。東京に帰ったら
今日なんぞは30度超え! 少々放心状態のところに激しい温度差で体調を崩し、風邪
気味の日々が続いています。


函館、小樽では毎日のように町中華や食堂などに行っていました。都心では今や
絶滅しつつある業界。思えば北海道のそういう店はご主人がみんな70代や80代で、
跡継ぎがいる様子もないから、あと10年もすれば日本中で消滅してしまうのか?


いまはみなさんネット検索をして店に行くので、行列のできる店と空いている店の
格差が激しい。いつも10人ばかり並んでいて食べるまで1時間かかる店もあれば、
入ってから出るまで俺ひとりなんていう店もある。しかしね、味といい値段といい、
人気店と閑古鳥の店とあまり差がなかったりするよ?今回は滞在型の旅だったので、
とにかく自分で入ってみるとか、酒場なんぞで情報収集をして地元の人が勧める店に
行き、空いていて安くて旨い店に行きました。ネット検索で上位になるとか、点数が
高いとかいうのはかなりアテになりませんぜ。


なにせ金を払えば、検索して上位に行くとかいうシステムなんですから。点数も
いんちき!それにしても都心では土地代などのランニングコストがかかりすぎるので、
うちの近所なんかは割高な旨くもないチェーン店ばかり!帰ってきてすぐに昼飯ロスの
気分になってしまいました。


寿司のクォリティが違うのはしかたない。左からサクラマス、カマトロ、筋子。
これらがお手頃値段で食べられるなんて、やはり北海道はイイ! (; ・`д・´)


小樽にはこんな消火栓がありますが、これは灰皿があるところで一服しているのです。
函館も小樽も、マンスリーマンションは禁煙。「部屋では絶対に吸わないで下さい」
「加熱式もダメです」「換気扇の下で吸うというのもやめて下さい」と念を押され、
「喫煙が確認された場合は特別清掃費を頂きます」ととどめを刺されている。なので
街角の灰皿がある場所を覚えてあっちこっちで吸うわけだ。ヘビースモーカーだと
耐えられないでしょう。東京にはほぼなくなっていますが、地方都市だと街角に
ちらほらと灰皿があるので、それはまだ救われていました。やめればいいってか?


このテの繁華街も、だんだん消滅しつつあります。コロナでだいぶ減ったしなあ。


店長、大将、女将さん、ママさん、客の年齢層も上がっており、これもまた絶滅して
ゆく運命にありそう。飲食店はみんなスターバックスみたいのに取って代わられる
のだろうなあ。


帰ってきて一番のロスはいい酒場。東京に戻って、なじみの酒場に挨拶には行きました。
それはそれでホーム感があってよかった。しかし旅先で情がうつっちゃった店が増えて、
帰ってきてから「どうしているかなあ」と思うことしばし。それだけ濃密な時間を
過したということなのでしょう。

北海道でも、こっちに帰ってきてもあちこちで「次はどこに行くの?」と聞かれます。
まだ行ったことのない街に行ってみるか、懐かしいバーのマスターにまた会いに行くか。
さあどうしましょうかねェ。。。