さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

フライトはキャンセルして家呑みに。。。

2021年08月21日 | 


緊急事態宣言が再延長されたので、山口から福岡を回る旅の予定のフライトチケットを
変更したのだが、さらにまた延長になりやがったので、ついに涙のキャンセル。

ワクチンはお盆前に2回目を済ませ、さらに出発前日にPCR検査を受けて陰性を確認
すれば、ひとりで田舎を周るんだからいいんじゃないか~と思っていたのだけれど、
この状況ではおそらく東京モンは嫌がられるのではないか、酒場に入るのにいちいち
「ワクチンは打ったしPCRも陰性でしたよ!」なんて説明しなきゃいけないのも
うんざりだ。さらに地方でも酒場は時短になったり休業したりのようだし。。。

しかたなく家呑みは続き(テレビの酒場放浪記みたいじゃなあー)、高知の酒を
取り寄せる。好きな辛口の司牡丹でも、ふるさと納税では見たこともないような
高級なやつがあるんだなあ! すんげー値段だから、返礼品じゃないと一生飲まない
ようなやつだ。


合わせるのは、高級酒にふさわしいデパートで買ってきた白身魚の盛り合わせ。
こいつもいい値段だよ! カサゴやタイにハタ。・・・ん?「おじさん」?
確かに俺は白身魚が大好きなおじさんだけれども!

さっそく調べてみたら、ホウライヒメジというレアものの高級魚だそうで。旨いぞ^^

酒も魚も大奮発!!! いわゆる上級国民でも食べたかどうかわからないレベルの
クォリティじゃねーかw

しかしこの司牡丹の純米大吟醸、普段飲んでいる辛口さっぱり系よりも、奥が深くて
繊細な味わい。上品な口当たりでふくよかだよ。なんつーか、いつも部活で一緒に
汗をかいて笑い合っている彼女が、ドレスを着て化粧をしておすまししているような
感じ?そりゃとっても素敵なのはそうなんだけど、なんか落ち着かないとゆーか。。。


こっちはゴボウと牛肉を、和風に炒めた料理に合わせてみた。こっちもそうだw
酒が立派過ぎて、料理に合わせちゃいかん。薄く切ったカラスミか、ほんの少しの
タコわさびぐらいか?しかも酒がふくよかすぎて、繊細過ぎて、ぐびぐび飲めねえ。
高知の珍々亭のおやじさんが、「酒は高知の辛口がいいんだよ!甘いんじゃずっと
飲み続けられねえ!」と言ったのを思い出す。そう、こんないい酒は、せいぜい
1合2合だ。高級ワインのように、それだけをじっくり味わって飲まないと。。。


というわけで、いつもの一番安い本醸造、1升瓶3本を追加注文。
冷蔵庫が酒で一杯になっちまった。ちなみに次の3本、量はずっと増えたのに、
ふるさと納税の金額は3分の1近くだ。

つったって、こっちだって土佐から取り寄せた高級酒だよ。伊那の「きりん」
で飲む「井の頭」に比べりゃ3階席とリングサイドだよ。でも、あの場末
酒場に行って、コップ酒を飲みたいなあ~。。。 酒は値段じゃねえw