さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

温泉マターリ 北温泉紀行3

2011年10月26日 | 東北シリーズ



東京は初夏のように暑く、駅やデパートでは冷房がかかっているというのに、こちら那須の山麓ではこのように紅葉が始まっています。宿ではストーブに火が入っているのです。

荷物を置いたらすぐに露天風呂。時間を気にせずのんびりまったり。部屋に帰ったら一服してビール。
(^益^)b



窓枠の下を見ると、おお、天然の盆栽が・・・(^^)w



こんなのをじっと眺めて、ひとりの時間を満喫です。。。



テレビをつけようと思ったら、つかないじゃん!? あれっと思い、うしろをみたら…

     キタ━━━(゜∀゜)━━━ !!!!!

「1時間100円」ときたもんだ! …見ねえよ! そもそも自宅ではまずテレビを見ない。こういうときだけ意味もなくつけてみたりするのだが、別にいらんわ。逆に静かでいいでわないか。



炬燵に寝っ転がる。布団を敷いて、炬燵に横づけ!
これでいつでも昼寝できる態勢だ^^

風呂は外の大きな露天風呂、川に面した露天風呂、そしてでっかい天狗のお面がある内風呂の3種類がある。気分で次々に入る。部屋に帰ったら酒を飲みながら本を読む。眠くなったら寝る。

ひとりなので誰にも気をつかう必要なくいつまでも寝られる。
 いーねー^^

携帯電話はもちろん圏外。そもそも誰も俺がここにいることを知らない。
 いーねー^^

ひとりなので、読みたいときに読みたいだけ本が読める。気をつかう必要なし!
 いーねー^^

ひとりなので、浴衣をはだけさせながら「ねェん…♪」などと寄ってくるヲンナもいない。
 いーねーw(TT)w


炬燵で酒を飲んだり本を読んでいると、背中が寒い。
 おお、そうだ、マンションで部屋ごと暖房する生活に慣れて何年経ったことだろう。そうなんだよ、炬燵は背中が冷えるのだ。火鉢も手のひらや顔は温かいが、背中やケツは寒かった。。。

 んなもんで寝転がって肩まですっぽり炬燵にもぐる。いいねえ(^益^)b それでいつの間にかウトウト。するとふとももがちと熱~い。温熱器直撃だもんで、低温やけどになっちまう。対応策として横向きに態勢を変え、炬燵の一本の足にヘソをつけ、それを外側から巻くように体をくの字に曲げるのだ。これで温熱器直撃は避けられ、しかも全身が温かい^^

 ううむ、この方式は炬燵の4面中2面を使用する。思いおこせば兄と妹に両親を加え、5人家族の我が家では許されない態勢だった。炬燵では領土問題がしばし起こるものだ。4面しかないのに5人!しかも紛争の種になる領土問題は内部の足の位置にも及ぶのだ。そこではしばし「先に来ていた(地理上の発見)」、「実効的占有(強者の論理による支配の事実)」などが紛争の論点となり、なかなか和解と解決の道は探ることができない…



今回持ってきたワインはスペインのFinca la Estacada
 使われているテンプラニーリョというブドウ種は、独特のまろやかさとコクを持つ私のお気に入り。

 しかーし、スペインの強烈な真夏の日差しを浴びて育ったブドウは、まるで半分干しブドウになりかかったものをこってり搾ったような、あまりにも濃厚な、黒い果実の凝縮された味わい。温泉に浸かったあとにはちと濃すぎる…?

 前回仙台の温泉で飲んだのはClos de Vougeot  ピノ・ノワールを使ったブルゴーニュは、まるで爽やかな風が通り抜けてゆく森の中で、聖なる泉をすくって飲んでいるよう。今回わかったぞ。温泉にはブルゴーニュ!(=゜益゜):;*.’:; 温泉宿には、情熱的で肉感的なラテン女性よりも、半分透き通ったような森の精のほうがピッタリなんだね^^