~五百万石収穫への道~
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5月27日(日)の試験田の手植え・無農薬栽培田の紙マルチ田植えで、
当蔵で栽培する酒米『五百万石』の田植えが全て終了しました。
ここから秋の稲刈りまで、水管理、草刈、鳥よけ、などなどなど、
天候にも左右されつつ農作業は続いていきます。
米造り・畑仕事だけではなく『土』を抜きにして
高橋酒造と『会津娘』というお酒は成り立たないとも云えます。
そこで、田植えにご参加頂きました皆様をお迎えして稲刈りまでの
毎月第3土曜日、蔵スタッフだけでなく
オープンで田んぼその他の作業を行なう日と致しました。
午前中、蔵においでいただければ、スタッフが一緒に農作業に入ります。
田植えに参加できなかった方でももちろん、おいで下さい。
また参加は自由ですので、お気軽にお出かけ下さい。
おいでになることが決定しましたら、
前日までに高橋酒造( TEL0242-27-0108 Mail: sakeshou@nifty.com)
までご一報下さいますよう、お願い致します。
秋の収穫感謝祭で人一倍おいしく乾杯するその瞬間を目指し、
是非ご参加ください。
日 時: 6月16日(土)、7月21日(土)、8月18日(土)の午前中
9:00~11:00くらいの間(ティータイムあり)
集合場所: 橋酒造店
※汚れてもよい、作業できる服装でおいでください。
参 加 費: もちろん無料
5月30日(水)晴 鯉が到着しました。
ウィルスフリーの証明書付きの安心鯉です。
県農林事務所小澤主幹のご協力のもと、元気な状態でやってきました。
酸素入りの袋詰め数袋に分けられての移送です。
しばらくそのまま水温に慣れさせてから、田水路の中に張った
ネット内にひとまず放します。
約550匹、大きさは4~15cmとかなりばらつきはありますが、
どの個体も元気です。
苗の活着を待ち、6月4日(月)晴、鯉を田に放す日がやってきました。
県農林事務所の所長はじめ皆様おいでくださいました。
ご苦労様です、ありがとうございました!
傷つけないよう、丁寧に取上げ、田に放していきます。
このときの水路の水温22℃、田の水温29℃。少し温度差があるのが
心配なのでより水温差が少ない水口(みなくち)近くに、そっと放します。
すぐ泳ぎ始め、あっという間に550匹は見えなくなってしまいました。
青鷺などの補食鳥から守る為、田の周囲と上に防鳥糸を張り巡らします。
この後の鯉の様子は又改めてご報告させていただきます。
20070527田植え前日までと、その後日。
一度目の耕起から約2週間、田に水を掛けておきます。
すると・・・
一面に田の雑草”ひえ”がびっしりと芽をだします!
これが狙い。この方法、ひとによって意見は様々ですが、
田植え前にある程度発芽させておけばその分、田植え後の
草を減らせるのです。
田植え前日の代かきにて、出てきた”ひえ”を泥の中にくるめてしまいます。
これで第一期除草も、併せて完了。残ったひえが発芽する頃には
コイ&フナが田に放たれ、除草開始しますのでもう安心です。
田植え。
明けて28~30日、『補植』に取り掛かります。
浅くて浮いてしまった苗などの手直しと、植え残しの隙間を手植えしました。
田植え翌日の28日には地元東山温泉から
参加者もお手伝いにきてくださいました。
ありがとうございました! ※右端はアグリ部大芝君。
苗の『活着』(根をはること)を待ち、コイ&フナの除草隊の出陣となります。
6月4日(月)放流予定です。
昨27日(日)、無農薬栽培田の五百万石の田植えが無事、行われました。
今年の当蔵での酒米『五百万石』の作付けは昨年と同で、
この無農薬田の田植えで今年の田植えが全て無事完了しました。
天候にも恵まれ、午前中の試験田での田植えにはたくさんの皆様にご参加いただき、
手植えをしました。今年の苗は初の温湯消毒&プール育苗でしたが、
とても色ツヤもよく健康な苗に育ちましたので、これからの生育が楽しみです。
午後からは無農薬栽培本田での紙マルチによる田植えを、
会津菱農のみなさんのオペレーションでこちらは機械植えを行いました。
昼過ぎからやや風が出てきまして急に肌寒いなか、色々と
細かいトラブルありながらもこちらもなかなか順調に、無事終わりました。
試験田脇の水路には今週30日(水)に鯉が到着します。
県農林事務所の皆様のご尽力により実現した、
ウィルスフリーの証明書付!の鯉です。
コイ抑草法リベンジ篇は6月より開始です。
毎年、5月の10日は「堰あげ」といいまして、河の水がドンと増えます。
これは田植えの準備で、
この日を目安に戸々田に水を引き入れ、代掻き・田植えを始めます。
五百万石も一部田植えが始まりました。
無農薬栽培田では、もう少し苗箱で育ててから田植えを行います。
慣行栽培より少し日を遅らせて成苗を植えることでその後の生育の遅れをカバーし、
同時に気候への順応性と根の活着をすすめます。
今年の無農薬栽培田の田植えは5月27日(日)に行うこととなりました。