お盆休みも終わり、いよいよ稲刈りも近づいてまいりましたが・・・
お盆休み中、↓こんな仕事をしていました。
ネムは、豆のように房を造り、
その中に米とほとんどおなじ大きさ・形状の実を沢山つけます。
これが米の収穫時に米に混ざると、米との選り分けがとても難しい草実です。
稲刈り時にクサネムの生えていた田のお米は、
特別な選別装置を使わないとクサネムの実をはじくことが出来ず
「異種混入」となり等級・米質がぐっと落ちてしまいます。
もちろん、食べて害にはなりませんが、
米農家には嫌われている雑草のひとつです。
このクサネムが、今年の転作田に大発生し、
このままでは来期お米を植えたとき大変な事になってしまう!
と教えていただき今のうちに、と草取りをしたのですが・・・
日中は36度を越える暑さのため農作業は命取りです。
早朝、気温が上がる前に連日一家総出で畑に通いました。
見事にやりとげました。
8月のオープン作業日は都合によりお休みします
申し訳ありません。
9月中旬の稲刈り前日の準備お手伝いは、
昨年に引き続き募集させていただきます。
会津に前日入りしてをご計画の皆さん、お待ちしております!
稲刈り日程、前日準備の予定等、決定次第
告知させていただきます。
よろしくお願い致します。
会津若松酒造組合の呑み切り審査会です。
約40点の、加盟10蔵の蔵内貯蔵酒の利き酒を、
福島県ハイテクプラザの先生と
会津若松酒造協同組合の酒質管理委員会で行います。
同地域のおなじ規格のお酒をまとめて利き酒することにより、
普段自蔵のお酒だけみていると気がつきにくくなってしまう
様々な点も見つけることが出来ますし、
会津清酒の今年の傾向もつかむことができたりして、
この後の出荷計画、熟成管理に
個人的にもおおいに役立つ審査会です。
どのお酒も、酒質熟成経過ともに良好でした。
特に、早いタイミングでの火入れがどの蔵でも増えてきたことで
生酒時のダメージを受けたお酒が大幅に少なくなりました。
これもひとえにハイテクプラザの先生方の
常日頃からのアツイアツイご指導のおかげでしょう。
同時に上槽後の処理がどの蔵も良くなってきてるということは、
今まで以上に造りそのものの精度が問われますので、
今年の冬に向けてより一層の技術向上を図らなくてはなりません。
そして会津娘のキモである火入れ・貯蔵技術ももっともっと
精度をあげるべく、研究勉強をかさねなくては、と
たくさんの課題に気づかされた一日でもありました。
そしてその夜はまた飲みすぎてしまいました。