牛込・神楽坂 酒問屋 升本総本店の別館「涵清閣」 主人が語る

三世紀に亘り問屋を営む升本総本店の徒然を毎日更新!!商品情報からビアガーデン・試飲等イベント情報、酒文化経済・書評等々!

AIによる文章作成。新川大神宮を徘徊するのは、、、、

2022-04-12 12:11:04 | 新川大神宮と新川
                          
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ミーハーなので、すぐに飛びついちゃう。


今朝、テレビで「キーワードを入力するだけでAIが文章を執筆」という話題をやっていました。


2~8つのキーワードを入れると、AIがそれを解析して文章を書いてくれるというものなのですが、物は試しと実際にやってみた。

キーワードは、、、、明後日健保関連の所用で新川大神宮の隣の健保会館に行くので、ちょっと周囲を徘徊してみようかな、ということで、
「新川大神宮」
「日本酒」
「総代の●●さん(←ご近所にいるので。●●は個人情報保護のため)」
「徘徊」
「酒問屋」
「健保会館」

6つでやってみましょう。




こんな感じで入力


すると、すぐに結果がでる。





なるほど、新聞記事みたいな形になるんですね。
試飲会の開催と、確かにそれらしい記事になっています。


ただ、「徘徊」というキーワードが抜けていますね。

数が多すぎたのかな、と「健保会館」を除いてみると、、、





うーん、内容の良し悪しはさておき、誂えたようによくできていますね。
「健保会館」を除いただけでこんなになるとは。。。

AI恐るべし。









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丸提灯というか、イサムノグチの照明というか、球形の提灯 @八重洲「嶋村」さん

2022-04-11 12:09:07 | 酒の道具など
                          
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週末、神田、大手町から日本橋、八重洲へと抜けていったのですが、八重洲の再開発地区の一角に、こんなお店が。






屋根の下には、ほぼ球形の提灯

まあ球形(というか丸型)の提灯って確かにありますし、提灯の屋根というか、吊るす台というのも確かにありますが、こうしてみると、提灯が球形で、サイズ的にも「杉玉」とよく似ています。
(あるいはインテリアとかで使うイサム・ノグチの照明)


ヤフーショップ



提灯に描かれている「嶋村」の文字、どこかで見聞きしたことがありますね。

調べてみると、その名の通りの「割烹 嶋村」というお店で、以前のお店もこの丸い提灯がトレードマークだったようです。





以前の店構え(お店の公式写真)



こうして見ると、新しい方はスタンドになっていますが、それ以外はほとんど同じスタイル。
下の黒い部分が前より目立たなく感じる分、球形感が高まっているでしょうか。


他ではあまり見ませんね。

ちょっと真似してみようかなぁ。






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11年間ありがとうございました! 神楽坂くりこ庵@ポルタ神楽坂

2022-04-10 11:33:39 | 神楽坂とインテリジェントロビーの徒然
                          
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ちょっと前に店頭に残念なお知らせが出ていました、、、、





以前、ウチの社員寮があった地所をはじめ、東京理科大さんなど近隣の地権者の方々との再開発ビル「ポルタ神楽坂」の1階のたい焼き屋さん「神楽坂くりこ庵」





2011年の竣工以来のテナントさん。

神楽坂のご縁ということで、イートインでは白鷹も出して頂いていたりしたのですが、残念ながら本日10日で閉店、ということです。


最後ということで金曜日には関連会社の3時のおやつとして差し入れ。



(枡は上で触れたイートインでの白鷹をしのんで、、、)



11年間、ありがとうございました!
またのご縁を楽しみにしています。





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ワイン、日本酒、贅沢と感じる金額は何で決まる?

2022-04-08 12:26:19 | 附属酒類経済研究所
                          
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何か月か前、麹町のセブンイレブンでシャンパーニュとか高級なワインを結構売っている、という話題に触れました。

その時は「さすが番町・麹町」と思ったのですが、その後、別の場所のセブンイレブンの棚も注意して見ていると、シャンパーニュを売っているお店、結構あるんですよね。


普段シャンパーニュは買ったりしない自分からすると「いやぁ、贅沢だなぁ」と思っているのですが、先月(かな)見たネット記事で、家飲みワインのお値段事情についてのカクヤスさんの調査結果が出ていました。



対象はカクヤスさんのメールマガジンの登録ユーザーなので「酒飲み」というバイアスはありますが、彼らの毎月の家飲み代は10,000円程度







そんな中で、「いくらから『贅沢』と感じますか?」というのをワインと日本酒それぞれで聞いているのですが、なかなか興味深い結果が。







見ての通り、ワインも日本酒も3,000円くらいから「贅沢」だと感じているようです。

最頻値はワインが5,000円の階級、日本酒が3,000円の階級と異なっていますが、全体の形はよく似ています。

ワインは主として輸入もの、日本酒は国産なので、ワインには輸入コストが乗っているはずですし、それもあり売値に対する原価率も結構違うといわれていますが、それでも似た形というのは何故なのでしょう?

、、、、、

恐らく、最初のグラフに出ているような、家飲み代の総額とか、そもそものお小遣いの総額とかといった、いわゆる所得制約的なところが効いているのでしょう。
それに加えて、売る側でのラインナップによる影響もあるのかな。

運ぶ立場からすると1,000円のワインでも10,000円のワインでも運賃は一緒なので、高付加価値化を狙いたいのですが、どうすればこうした気持ちの壁を超えることができるのでしょうか。

上記の結果からは気持ちの問題が大きそうなので、やはり賃上げ、なのかなぁ。

という他力本願ではいけませんね。魅力をお伝えするとか、我々も努力しなくては。



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酒類業界も世間に追いつく? 月桂冠にサイバー攻撃!(ウチは留守電注文)

2022-04-07 14:42:37 | 酒の情報(酒エトセトラ)
                          
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ウチの会社が旧態依然系だからでしょうか。
世の中で起こっている色々なことも、お酒の世界では別モノとも思ってしまいがちなのですが、、、、







「月桂冠」にサイバー攻撃、ネット受注できず…英文で「復元したいならURL確認しろ」と表示

酒造会社「月桂冠」(京都市伏見区)は6日、同社が運用するサーバーがサイバー攻撃を受けたと発表した。取引先からインターネットで受注できない状態が続いており、身代金を要求するウイルス「ランサムウェア」に感染した疑いがあるとみて京都府警に相談している。今のところ、外部への情報流出などは確認されていないという。



いま話題問題になっている身代金目的のサイバー攻撃ですよ。

中身も「ネットから遮断せざるを得ないので業務が止まる」という、ある意味普遍的な被害。
酒類業界は関係ない?とも思っていましたが、この業界でもインターネットは使っていますので、どの会社でもあり得る話ですね。

ただ、この記事の最後には、

同社は3日から社内のパソコンからのネット接続を禁止した。7日以降、電話やファクスで受注に対応するという。同社は「ご迷惑とご心配をおかけし、深くおわびします」としている。

と、電話やファックスで何とかしのぐ、ということです。

これ、トヨタやセブンイレブンとかだと、電話やファックスでしのぐことはできないですよね。

その辺りは、やっぱり酒類業界ですヨ。
(ウチなんか、ファックス注文の代替として留守番電話注文、というのもあったり)





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醸造酒?リキュール?スピリッツ? 今度はマッコリ(マッカリ)の正体如何に。

2022-04-06 12:14:48 | 附属酒類経済研究所
                          
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昨日、紹興酒って酒税法はリキュール?と触れましたが、調べていてさらに迷宮が。


例に示していた税関ホームページの「事前教示回答事例」ですが、韓国の「マッコリ(マッカリ)」の例も出ていました。

「どぶろく」みたいなものなので「発酵酒(その他の発酵酒)」と言いたいところだけど、紹興酒の例もあるので「リキュールかな?」と思って回答を見たら、、、、





本品は、米に小麦酵母を添加して発酵させた発酵酒であり、関税率表第22.06項の規定により、上記のとおり分類する。  なお、酒税については、発泡性酒類のうちその他の発泡性酒類(スピリッツ)として、80000円/KLが適用される。 ※本回答書に記載された基本税率以外の関税率は、一定の条件のもとでのみ適用されるものである。 ---以下余白---


なんと! 「その他の発泡性酒類(スピリッツ)」だそうです!!!

確かに発泡しているけど、、、、、と思いつつ、さらに例を見ていると、別の回答例もありました。





本品は、米に小麦酵母を添加して発酵させた発酵酒であり、関税率表第22.06項の規定により、上記のとおり分類する。  なお、酒税については、醸造酒類のうちその他の醸造酒として、120000円/KLが適用される。 ※本回答書に記載された基本税率以外の関税率は、一定の条件のもとでのみ適用されるものである。 ---以下余白---



これは納得の「その他の醸造酒」です。

ここで初めて理解しましたヨ。同じマッコリでも製法・成分等で違うんですね。
ちなみに上の「発泡性酒類」では、ボトルを充填してから三次発酵までしていて、そこで発泡しているようです(ガス圧も「49kPa以上」となっている)。

これに対し、下の「その他の発酵酒」は、二次発酵で完了で、それをボトルに詰めるだけなので、「ガス圧無し」です。


さらにさらに見ていくと、こんな「マッコリ」も




分類理由 本品はその他の発酵酒であり、関税率表第22.06項の規定により上記のとおり分類する。  なお、酒税については、低アルコール分の混成酒類リキュール(アルコール分12度未満)のアルコール分9度未満のものとして、80000円/KLが適用される ※本回答書に記載された基本税率以外の関税率は、一定の条件のもとでのみ適用されるものである。 ---以下余白--


今度は「混成酒類リキュール」です。

製法を見ると、、、

蒸した小麦粉、蒸した米、麹、酵母、水等から成る発酵酒  製法:①麹:小麦粉→蒸煮→麹菌を加え麹生成    ②一次発酵:①に酵母と水を加える→一次発酵    ③二次発酵:②に蒸した小麦粉と蒸した米、オリゴ糖、酵素、水を加える→二次発酵→熟成    ④調  製:③にアスパルテーム、水を加える→ろ過→殺菌   原料:小麦粉、米、小麦麹、オリゴ糖、アスパルテーム、酵母、酵素、水  性状:アルコール分6.5%、エキス分2%以上  用途:飲料  包装:1L/PETボトル×15/カートン、375ml/瓶×20/カートン




「オリゴ糖」「アステルパーム」を混ぜているから?でしょうか。


いやぁ、マッコリが深い、というべきか、酒税法が深い、というべきか


さて、あのお店のマッコリは醸造酒?スピリッツ?リキュール?







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実は有名な話? 紹興酒は「その他の醸造酒」ではなく「リキュール」だった?

2022-04-05 12:25:33 | 附属酒類経済研究所
                          
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先週(かな)、とあるところで「紹興酒が税関で『リキュールに認定』って本当?」という話題が出ました。


普通の人には「それが何か?」という方も多いと思いますが、業界的には(というか、酒税法上では)紹興酒は「その他の醸造酒」に分類されているんです。

しかも、「その他の醸造酒」と「リキュール」では税率が異なるので、どちらに該当するかで税金(や売値)が違ってくるんですよね。


それって、何よ?と調べてみたら、税関のホームページに堂々と出ていました。





「事前教示回答事例(品目分類関係)」というもので、輸入の前に税関に対して照会を行った結果が公表されているらしい。

これは横浜税関へ「紹興酒の税は?」と聞いたもののようで、こう記載されています。

本品は、発酵酒であり、関税率表第22.06項の規定により、上記のとおり分類する。  なお、酒税については、混成酒類のうちリキュールとして、120000円/KLにアルコール分が12度を超える1度ごとに10000円/KLを加えた金額が適用される。 ※本回答書に記載された基本税率以外の関税率は、一定の条件のもとでのみ適用されるものである。  ---以下余白---

なるほど、冒頭では「発酵酒であり」と発酵酒であると明示されていますし、「2206.00-229」という番号は国際的な品目分類(前職で関連の仕事をやったので結構懐かしい!)で「その他の発酵酒」というものです。



ところが、後段では、「なお、酒税については、混成酒類のうちリキュールとして」と、酒税法上はリキュールとして扱われることも明示されています。


冒頭の話はこういうことだったんですね。


これって「決め」の問題で、何が正しいとか間違いとかということではないのでしょうが、主体(ここでは税関と国税庁)で日本語としての言葉遣い(それがひいては税率)が異なるのは混乱しますよね。

小規模な輸入だったら「あ、間違った」ということもあるでしょうが、大手さんが輸入しているもの(例:宝酒造さんの「塔牌」とか)などは、結構影響もでそうです。



現状、どちらの扱いになっているのか、気になりますね(スーパーで裏ラベルを見てみようっと)。





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隠密調査員の燗酒の温度調査はいかなる結果に?

2022-04-04 16:51:58 | 附属酒類経済研究所
                          
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前回は国(正確には独法)の酒類総研が居酒屋の燗酒の温度の調査をしているらしい、ことに触れましたが、少し調べたら実際の調査結果に行き着きました。

なかなか興味深いので、以下、結果グラフと共にご紹介


①提供された瞬間の温度は55℃前後とかなり熱い。




・60℃を超えるなど、とても手では持てなさそうなような高温のものも含め、最も多いのは52.5℃超~57.5℃と、結構な高温で持ってきている。



②お猪口に注いだ際の温度47.5℃超~52.5℃という、「熱燗」と呼ぶべきものが最も多く、その前後(「上燗」や「飛び切り燗」)がそれに次いでいる。


・つまり、注ぐと5℃くらい低下するんですね。これは大事なデータです。


③15分後の温度は、42.5℃超~47.5℃のものが最も多かった。



・提供時が52.5℃超~57.5℃が最頻なので、時間経過で5℃~10℃下がっているということですね。これを猪口に注ぐとさらに5℃低下で37.5℃~42.5℃と、まさに「ぬる燗」とか。


まあ、15分後に注いだ後の温度をターゲットにしているとは思えませんので、とりあえず提供して猪口に注いだ際、「ちょっとぬるいね」と言われないように「熱燗」で出している、ということでしょうか。



しかし、このデータを隠密で調べるとは、酒類総研の調査員さん、なかなかの忍者です。
(呑んだ気にならなさそう)




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独法の調査員は公儀隠密? 酒類総研の燗酒調査

2022-04-03 16:45:01 | 附属酒類経済研究所
                          
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燗酒ネタは続く。

「ぬる燗」「熱燗」「人肌燗」など、(ウチの販促チラシなども含め)温度帯による色々な呼び方がありますが、それに決定版はあるのか?という件。



燗酒居酒屋?さんの11段階や、昨日ネタにした日本調理科学会誌の論文での「人肌燗37℃/ぬる燗43℃」などのちょっと刻んだ温度設定などを見てきましたが、さらに調べてみると、決定版!と言ってもよいものが見つかりました。






これ、酒類総研(独立行政法人 酒類総合研究所)の広報誌にあったもの。
なんでも、「酒類の販売及び消費に関する調査」と銘打ち、定期的に行っている調査の中の「燗酒調査」というものらしい。





居酒屋チェーンを中心とした25店舗で調査をしているらしいのですが、説明文にはこう書いてある。


隠密で臨場し、燗酒提供時の温度、放置後の温度などを調査しました。


「隠密」デスよ。忍者みたいですね。

ただ、隠密とは言っても、写真にも出ている温度計(赤外線放射温度計)で実際に測ったり、記録したりするでしょうから、これ、かなり怪しい行動ですよね。

これに対し、この前NHKの「ねほりんぱほりん」という人形?番組でやってたグルメガイド「ミシュランガイド」の隠密調査員の話で、彼らは怪しまれないようにお店の中では全く記録を採らず、すべて暗記する訓練も受けるようです。

さすがミシュラン。

それはさておき、冒頭の温度-呼び方の図は、あくまで「呼び名の一礼」とか「●●℃前後」となっていますが、公的機関(独法)が出しているのですからこれを引用すればオーソライズされますね。


と、思ったのは酒類総研は公的機関、、、、とすると、調査員は「公儀隠密」ですね。

ちょっと「江戸を斬る」っぽいですね。
(なんのこっちゃ)




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お燗で日本酒の味がどうなるか、ですが、あのお方が論文を出されていた。

2022-04-02 14:30:55 | 附属酒類経済研究所
                          
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今週、何度か触れた燗酒(の温度)についてですが、文献データベースを見ていたら、日本調理科学会誌というところの論文にこんなのがありました。


清酒に含まれる有機酸の酸味に及ぼす飲用温度の影響


清酒(実際には清酒の近似としての有機酸+アルコール混合液)を色々な温度で味見・試してみたら、という、まさにそれっぽい論文。

実際に、こんな結果となっていました。






ふむふむ、花冷えや室温だと渋味や苦味が残るのに対し、人肌燗やぬる燗ではそれがなくなって、でも50℃の熱燗だと苦味が出てきて、かつ(おとなしいものの)アルコール臭が、という結果になっています。

で、試している温度は、

10℃(花冷え)
20℃(室温)
37℃(人肌燗)
43℃(ぬる燗)
50℃(熱燗)


の5種類。

「37℃人肌燗-43℃ぬる燗」というのが、火曜日(かな)に触れた

「35℃人肌燗-40℃ぬる燗-45℃上燗」と微妙に違っていますね。


なぁんて思いながら、実は一番「!!」だったのは、この論文の著者





最初の3人は「ワイン総合研究所」という会社の方ですが、最後に出ている太田さんって、あの問屋仲間の大御所の太田さんではないですか。

これは恐れ入りました!!!




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課題は電源! コロナ禍対応の新商品「セルフお燗枡」

2022-04-01 12:35:03 | 酒の道具など
                          
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今日から新年度。
晴れやかな気持ちでスタート!したいところですが、ウチの経済研究所のデータ整理では、新型コロナの感染状況は再び悪化傾向にあることが明らか




(図中赤線の移動平均前週比がついに1.0を超えた(≒再び感染拡大))



それとも関連し、かねてより「既存の売り先以外で売り上げを立てる」というのと「アルコール以外で売上げを立てる」というのがコロナ禍対応の2本柱なのですが、こちらはそのうち後者の取り組み。
(先日来ネタにしている「燗酒」の流れでもある)




一見、何の変哲もない白鷹の桧枡ですが、これが優れモノの新商品(案)。

「セルフお燗枡」です。

下に見えるクリップ上の銀線は、ニクロム線で、日本酒を入れ、右上の赤い電源ボタンを入れると、電熱でお燗ができるんです。

また、燗酒、特に熱燗となると通常の磁器/陶器の盃だと、「アッちっち」となりますが、木材は熱を伝えにくいので、中身は熱燗でも手は全く熱くない、という桧の特性を活かした妙案。

課題の一つは電源で、試作品だと枡底にボタン電池2つを入れるようにしたのですが、これだと4回くらいで電池切れになってしまい、ランニングコストがかかりすぎ。

解決策としてはソーラーパネルをフチに貼る、という案も出たのですが、そもそも使う場面が部屋の中(しかも夜)なので、発電量はわずか。
かといってUSBケーブルでスマホとかにつなぐというのもスマホの容量的に厳しいし、しっぽ(ケーブル)が出ているのは×でしょう。

と、すると、あとはボタン電池ではなく乾電池なのですが、底の厚み的には単四電池2本が精いっぱいで、それで何回分のお燗ができるのか。

販売までにはその辺りを解決する必要がありますね。
クラウドファンディングで開発費を募ることも含め、ちょっと考えていきましょう。


2022年4月1日の升本総本店でした。




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