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ジョイス、ウルフ、プルースト。注意散漫なお酒の嗜み方。

2023-10-03 12:07:35 | つぶやき、ささやき、ぼやきに歯ぎしり
                          
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ちょっとスカした話。

昨夜、ネットでプルーストの小説についての評論をチラ見していて、面白いと思ったことがあった。





これ、マネ(モネ? いやマネ)の「温室にて」という絵。

友人夫婦を描いた絵で、背景等について色々と解釈もあるようです。
その中で、上記のプルーストの議論ではその小説(というか、「失われた時を求めて」)やその時代背景を評し、「注意散漫」というキーワードを挙げていて、その例としてこのマネの絵に触れています。


注意散漫(時代)



対する概念は「深く考える」で、産業革命や機械化の進展で、「深く考える」ことよりも、「注意する」ことが重要になるなど、人間の精神のありかたが微妙に変わってきたとしていて、その先として「注意散漫」ということなのかな。
(ジェームス・ジョイスやヴァージニア・ウルフなども例示されていました)

これ、面白い概念ですね。

(強引に)お酒の嗜み方で言うと、

「深く考える」
⇒「これしかない」とお酒を選び、その材料とか造りとか考えながら、眉間にしわを寄せ味わう。

「注意する」
⇒色々な種類(ワインだとブドウとか)や、料理とのマリアージュとかに気を使いながら頼み味わう。

「注意散漫」
⇒「美味しいお酒を持ってきて」と頼んで、食事や会話と共に「なるほど、美味しいね」とかテキトーに味わう。


なのでしょうか。

自分は「注意散漫」ですね。
(確かに、小学校低学年の通信簿に「落ち着きがない」と書かれ続けた。今なら間違いなく多動症))


秋の夜長、マドレーヌの一片をお酒(カルヴァドスかな?)に浸けて頂きましょうか。
(最後までスカしてます)




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