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何気に最先端。
先週(かな)、お取引はあるものの、行ったことの無かったインポーターさんの展示会(試飲会)にお邪魔しました。
会場はそのインポーターさんの会社の会議室なのですが、立地がなかなか渋く、会場からは知る人ぞ知る高級住宅地の大和郷(やまとむら)を一望、でした。
さて、肝心の展示会ですが、このインポーターさんのワインは派手さはないものの、ところどころ、「これは良いなぁ」というものがちらりほらり。
個人的にはアルザスのリースリングや、中価格帯のボルドーなどに興味をそそられました。
(まずはお客様の感触を直接見るために、ウチが運営のラウンジで導入することにした)
最後のテーブルはお決まりのデザートワイン系なのですが、そこで思わず、目を疑いました。
(ちょっと大げさ)
これ
Arbois:Vin Jaune(Antoine Chatelet)
アルボワ:ヴァン・ジョーヌ(アントワーヌ・シャトレ)
「vin jaune=ヴァン・ジョーヌ」、黄ワイン、です。
ブドウは「サヴァニャン」、シェリーのように表面に酵母の膜をはらせて熟成させた、アーモンドの香りが出ているワインで、ブレス産の鳩と合うと言いますが、これ、好きなんです。
(チーズと合うという意味ではさておき、必ずしもデザート系ではないかも、、、、)
でも、目を疑ったのはワインの中身ではなく、ラベル。
この部分
「Carbon Neutral」と書いてあります。
日本語だとそのまま読んで「カーボン・ニュートラル」と使われることが多いですね。
あるライフサイクルの中で、二酸化炭素の排出と吸収がプラスマイナスゼロ、ということです。
例えば植物が発芽して成長して枯れるまでの間で、光合成による二酸化炭素の吸収量と、最後に燃やす時に出る二酸化炭素の排出量が相殺される場合にそう言います。
ワインも含め「製品」の場合は若干ややこしく、恐らく厳密にはその商品のライフサイクル全体(例えば太陽電池は製造で二酸化炭素を排出し、運用の際にはその分発電所での石油使用が減るので相殺、など)でプラスマイナスゼロを、言うのでしょうが、ここでは「ワインの生産や輸送で二酸化炭素が排出される一方で、別途(その会社が)植林などをすることでその分を固定する」という、いわゆるカーボンオフセットを利用した結果としてのプラスマイナスゼロ、のことを言っているようです。
確かサッポロビールさんなどでカーボンオフセットに取り組んでいる事例はあったと思いますが、カーボンニュートラルまで踏み込んだ、そしてワインでそれを、というのは初めて聞きました。
ただ、この展示会では、その説明は一言もない、です。
自分がラベルの文字を見て、営業さんに聞いてみて、初めて「実はそうなんです」ということでした。
控えめと言うか、まあ、ウチの営業さんは「カーボン・ニュートラル」と聞いても、「ゴルフクラブですか?(それはカーボンシャフト)」とか、「自分の車はオートマですから(それは変速機のニュートラル)」とか言いそうなので、書いても厳しいと思ったのでしょうか。。。
なかなかそれが売りになるとは思えませんが、場面によっては結構な売り文句になる気もするし、しかもワインが珍しい黄ワインだし、、、、、ちょっと買ってみるとしましょう。
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