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梅一輪一輪ほどの暖かさ~ネーミングで損?「越の寒中梅」

2014-01-28 10:00:00 | 酒のご紹介

あいかわらず寒い。まさに寒中です。

寒中の俳句として有名なのが、


梅一輪一輪ほどの暖かさ


江戸時代の俳人、服部嵐雪の句ですね。


この句には「寒梅」という前書きが付されていて、そこから「越乃寒梅」とか「雪中梅」とか「梅一輪(これは千葉は九十九里)」などのお酒の銘柄にもなっているようです。

で、その一つが、先週、倉庫から持って帰った


こちら


元常務のKさんの地元という縁でお取引している、新潟は小千谷の「越乃寒中梅(持って帰ったのは純米吟醸)」です。


「越乃寒梅と「寒中梅のパクリか?」などと口の悪い方には言われたりしますが、昨年の新酒鑑評会でも金賞を受賞した、新潟銘醸さんの堂々たるお酒。

冷やで頂きました。

少し甘みがあるものの後味はあくまでキリッと辛口。
香りを特に主張するわけではないが、やさしい味わいのあるお酒です。

合わせたものは、

「さより」のお刺身

見た目も端正で美しいですが、味わいもクセのない上品な中に独特の風味。

マリアージュ的にもピッタリ、でした。

「越の寒中梅」むしろネーミングで損をしているかも。


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