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高校生の5%は週に一度以上飲酒!! 未成年の飲酒実態(ちょっと古いデータ)

2014-07-16 12:11:27 | 附属酒類経済研究所
お酒絡みの交通事故(というか、ひき逃げなど事故ではなく犯罪ですね)が立て続けに起こっています。

酒類の流通に携わる者にとって、大きな問題である、と認識しています。


そんな中、先日、「未成年者にお酒を勧めて辞任」というニュースに触れましたが、そもそも未成年の飲酒実態ってどうなんだろう?、と調べて見ました。


広く出回っている調査結果は2009年に厚生労働省が行ったもので、その結果は色々なところで紹介されています。

今回はその中でもわかりやすい、キリンビールさんのサイトのグラフを引用させていただきます(ありがとうございます!)。


まずは飲酒の実態

※( )内は2004年度の数値
2009年度「未成年者の喫煙・飲酒状況に関する実態調査研究」より

中学生の26%、高校生の38%が「飲酒経験あり」とされています。

その半分は、年に1~2回で、冠婚葬祭などの場面での飲酒ではないかと想像されますが、週末ごと、とか、毎日!など、明らかに飲酒が習慣となっていると思われる層が、2004年から2008年にかけ減っているものの、数%のオーダー(高校生で5.4%、中学生で2.0%)で存在しています。これは問題ですね。
※ちなみに、キリンのサイトでは、「特に、「問題飲酒者」層(週1回以上飲酒)が大きく増えていることが、若年のアルコール依存症につながるとして、将来への危険性が指摘されています」となっています。グラフからは増えてはいないと思うんだけどなぁ。

また、場面別の飲酒実態


調査対象全員を100%とした場合の割合
2009年度「未成年者の喫煙・飲酒状況に関する実態調査研究」より


想像通り、「冠婚葬祭」が最も多く、次いで「家族と一緒」とい、共にある意味で通過儀礼(と言ったら叱られそうですが、そういう性格はあると思う)での飲酒場面なのですが、それについで「仲間と」「飲み会で」など、大人と同じ、という場面が特に高校生で増えてきています。

この辺りのコントロールが重要なのでしょうし、そのための家族とか周囲からの働きかけ(教育)も大事だと思います。

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