源孝志さん著の「グレースの履歴」
3月~5月にかけてNHKでテレビドラマ化されまして、
録画したものを見ました。
エンディング画面で流れる近江八幡のメタセコイヤ並木がとても素晴らしくて、
毎回楽しみに見ました。
エンディングに流れる唄も素敵でした。歌っているのは武田カオリさん。
「グレース」は主人公希久夫の妻、美奈子が
自分の愛車、赤のエス八に付けた愛称です。
エス八とは1960年代にHONDAが作ったオープンカーS800の略称だそうです。
輸出用をふくめ、14000台販売されたとか。
すごいな、HONDA
1、2回をいい加減に見てしまい、しかも録画を消してしまいましたので、
原作を購入しました。
主人公が、藤沢~松本~近江八幡~尾道~松山と赤のエス八で旅をします。
希久夫が、妻の足跡をたどる旅です。
江國香織さん原作「東京タワー」の映画で、脚本と監督をされた源孝志さんは
小説も書かれるのだな、と初めて知りました。
テレビドラマからこんな素敵な小説との出会いがあるなんて・・・
幸せなことです。