読書友達と久々に、ランチを楽しみました。
いつも、二人で、読み終えた本を交換します。
今回お友達が持参してくれたのは。
太田愛さんの「犯罪者」と「天上の葦」どちらも上下巻の大作です。
そして、なんと2つとも「幻夏」と、登場人物が同じとのこと。
太田愛さんの「幻夏」は5年前の8月に読んでいまして、
そのときの感想に「犯罪クリミナル」も読みたいと書いていました。
「犯罪クリミナル」を文庫にしたのが、「犯罪者」です。
「犯罪者」は最初いくつものお話が交差して、
しかも、時系列も行ったり来たりですので、
何度も読み返さなければならない構成でしたが、
面白かったですね~
無差別殺人の生き残り、繁藤修司
はぐれ刑事、相馬亮介
元テレビマンの鑓水七雄
この3人が主人公で、お話がすすみます。
無差別殺人にみえて、実はそうではなかった深大寺4人惨殺事件。
乳児の奇病メルトフェイス症候群
巨大フーズ産業の背景
廃棄物処理業者の実態
インターネットの弊害
いろいろな要素が絡みつき、それが1本の線に繋がるとき
見えてきたものは・・・
「犯罪者」は2日間で読み終え、
今は「天上の葦」にとりかかっています。