長編だと思っていた、
「ミストレス」は5つの短編から成る、短編集でした。
篠田節子さんのひとつのジャンルで、
幻想的なというか、別の世界とつながっているというか、
SFもしくはホラーの範疇に入るのかな~というような内容の小説です。
表題作の「ミストレス」
整形外科の勤務医が体験する、数十年前の軽井沢の出来事・・・
思いを残して亡くなった指揮者に憑依した彼が見たものは?
亡くなった指揮者は誰かに自分の真実を知って欲しかったのでしょうね~
「ヤマネ」
冬眠する人間が実際に存在するという、お話です。
想像の世界ですが、ちょっと怖いかな・・・
「ライフガード」
新婚旅行で、であった現地のライフガードは
新妻の亡くなった元彼にそっくり・・
実は本人があちら側から本人を助けに来てくれたのでは?と
余韻を残した終わり方でした。
「宮木」
新婚の妻を残して、12年も紛争地帯に出かけていたフリーの記者が
帰宅して見た、爛熟した自宅と妻。
これもちょっと怖い内容でした。
「赤い薔薇の実」
年上で生活力がありたくましい女性に魅かれてしまう、男性のお話です。
彼には若い彼女もいて、彼女はなんとなく男性の気持ちがわかってしまう。
おとなの小説かな~
日常にあるブラックホールを見せてくださる、篠田節子さんです。
「ミストレス」は5つの短編から成る、短編集でした。
篠田節子さんのひとつのジャンルで、
幻想的なというか、別の世界とつながっているというか、
SFもしくはホラーの範疇に入るのかな~というような内容の小説です。
表題作の「ミストレス」
整形外科の勤務医が体験する、数十年前の軽井沢の出来事・・・
思いを残して亡くなった指揮者に憑依した彼が見たものは?
亡くなった指揮者は誰かに自分の真実を知って欲しかったのでしょうね~
「ヤマネ」
冬眠する人間が実際に存在するという、お話です。
想像の世界ですが、ちょっと怖いかな・・・
「ライフガード」
新婚旅行で、であった現地のライフガードは
新妻の亡くなった元彼にそっくり・・
実は本人があちら側から本人を助けに来てくれたのでは?と
余韻を残した終わり方でした。
「宮木」
新婚の妻を残して、12年も紛争地帯に出かけていたフリーの記者が
帰宅して見た、爛熟した自宅と妻。
これもちょっと怖い内容でした。
「赤い薔薇の実」
年上で生活力がありたくましい女性に魅かれてしまう、男性のお話です。
彼には若い彼女もいて、彼女はなんとなく男性の気持ちがわかってしまう。
おとなの小説かな~
日常にあるブラックホールを見せてくださる、篠田節子さんです。