街のあちこちで早咲きの桜が咲いている。アップしたのは、公園の一角に街の篤志家が寄贈した蜂須賀桜で植樹して7,8年になろうか。早朝に撮ったので明るさが今一だが、淡い紅色の花はなかなか魅力的なものである。
ところで蜂須賀の名を冠したこの桜、江戸時代徳島藩の御殿にあったもので門外不出の桜として大切に保存されたということに由来があるという。カンヒザクラとヤマザクラの一代交雑種でカンザクラの一つである。いずれにしても桜は、交雑しやすい木なので日本では600種もあるそうだ。 いよいよこれからはサクラの季節、そんな目で観るのもこれまた愉しいものである。