差塩と趣味の世界

故郷 福島差塩の想い出と徒然なる盆栽奮闘記

関の五本松ならぬ、、

2021年06月30日 | うんちく・小ネタ

 寄せ植えで愉しんでいた赤松、大きくなったので地植えした。7本あったが2本枯れてしまい関の五本松ならぬ我が家の五本松である。その赤松、地植えしたこともあって元気になり新葉が伸び伸びとなり樹形のバランスなど考えながら昨日剪定と芽摘みする。

 長いこと鉢植えで愉しんできたので樹齢は経っているが、背丈1メートルにも満たない。幹が赤くなるのは10年先か20年か?などと想ったら更地となった兄邸が浮かぶ。先々のことなどより今を愉しもう、、、。

 昨日は 10,032歩


草月流?池坊?小笠原流?

2021年06月29日 | うんちく・小ネタ

 木株に着生させた昨日の画像につづき、今日は木の根っこに着生させたものをアップしてみた。着生させたのはセッコク、デンドロ、カトレア、コチョウランなどである。コチョウランは素焼きの鉢に植えて添えている。このやり方は、華道流派のいずれかに属さないか??生け花ではないから無理か、、、、。

 ところでそのコチョウラン、花が終わったので花茎を途中で切り落とした。ところが、切り落としたところより少し下から再び花茎を伸ばし先に花芽がついているではないか。咲いてくれそうである。そのときはまたアップしよう。

 昨日は 10,474歩


いつの日か故郷へ

2021年06月28日 | うんちく・小ネタ

  実家の山で採取したヤマモミジ、鉢植えで何十年も愉しんでいた。いつの日か故郷の野山に返そうと想っていたがその木が枯れてしまった。枯れ木になっても捨てがたいと言うことで前にも記したがいろいろな植物を着生させてみた。

 デンドロビューム2種、オンシジューム、カトレア、セッコク蘭2種、フーランなどである。そのすべてが白い根を伸ばししっかりと木に張り付いている。幹の中程のフーランが香りのいい可愛い白い花を咲かせたのでアップしてみた。

 いろいろ着生させているので冬季でも花をつけ咲いてくれるので愉しみにしっかり管理していこう。故郷の山に返せなかったが時々の花を愛でるようにと枯れ木に語りかけている。

 昨日は 10,043歩


蜘蛛の糸ならぬ、、

2021年06月27日 | うんちく・小ネタ

 ある日の事でございます。御釈迦様おしゃかさまは極楽の蓮池はすいけのふちを、独りでぶらぶら御歩きになっていらっしゃいました。池の中に、、、芥川龍之介の小説「蜘蛛の糸」の書き出しである。

 昨日の朝、ミニ池を覗いてみると羽化間もないであろうか小さなトンボが水面でもがいていた。すくい上げ近くの葉に留まらせてやる。よく見ると蜘蛛の糸が絡まり羽の一枚が折れ曲がっているではないか。そこで棒の先に留まらせ爪楊枝で糸を丁寧に除いて曲がった羽を伸ばそうと試みる。癖が着いたのか、また折れ曲がってしまう。何度も何度も試み、もどらないよう楊枝で挟み抑えてみる。しばらくして放しても曲がらなくなった。ホッとして眺めていると羽の正常に気づいたのか、あっという間にブドウ棚の上の方へ飛んでいった。

 お釈迦様ではないが、いいことしたなと暫し心が満たされる。羽化した喜びを自然の中で充分愉しみ、そして伴侶と連れだって産卵しにおいで、、、。

 昨日は 10,338歩


更地となってしまった兄宅

2021年06月26日 | うんちく・小ネタ

 50年ほど前、小さな自転車に乗れるようになった息子とともにサイクリングがてらよく兄宅を訪れたものである。40数年前に同じ街に移り住んでからは、近くになったこともあって気軽に行き来してきたし、特に兄が独り身になってからは毎週のようにご機嫌伺いで訪れた。

 その家が、アップしたように見事な枝振りの槙も、父からもらって移植した赤松も、紅梅の木も移植されることなく切り倒され長年にわたって造園してきた庭も家屋も何の痕跡もなく更地となっていた。売却の話がでてからはいずれこうなることは分かっていたが、いざ目の当たりにしてみると込み上げてくるものがある、、、。 暫し佇み想いにふける。

 昨日は 10,601歩

 

 

添え草

2021年06月25日 | うんちく・小ネタ

 盆栽展などでは、銘木の側に小さな野草などの寄せ植えの鉢など添えて趣を醸し出している。我が家の一本山毛欅の鉢にどこから来たのかモジズリが4,5本生えて咲き出し添え草の役割を果しているのでアップしてみた。

 今でもそう呼んでいるか分からないが子供の頃はノコギリ草といっていた懐かしい野草の一つである。 背丈の低い小さな花だが、青々と広がる草原の中で隠れるように咲いてもこの可憐な花は目立っていたことを思い出す。牛馬を飼う農家も今では見られなくなり草刈場としての草原が消えていくのは寂しいものである。

 昨日は 10,623歩


花の命は、、

2021年06月24日 | うんちく・小ネタ

 先日アップしたレインリリー今朝見ると昨夜の強い雨に打たれ枠内の画像のように倒れていた。おそらく立ち上がることは出来ないだろう。もし雨がなければもうしばらく愉しませてくれただろうにと想う。大枠の画像は、昨日の昼頃撮ったものである。

 花には、一日花もあれば幾日も愉しませてくれるものあるが、強い風雨のいじめには如何とも致し方ない。伏している花茎を見て命を全うせず散る無念さを想わせるような姿と想うのである。人の世も、この類いから逃れることが出来ない事例の数々いくつ見てきたことか、、。

 昨日は 10,315歩

 

 


釣り忍

2021年06月23日 | うんちく・小ネタ

 晩年の父は、前にも記したが気前よく「あれもいいよ、これも持ってけ、、」と丹精込めた創ったものを持たせてくれた。赤松の鉢植えや柘植やサツキなど、、、、etc.。アップした釣忍もその一つである。株分けし舟形造りをして40数年、やや形がくずれたが今年も元気に新蔓を伸ばしている。

 父の年齢を超してきたが、晩年の父の気持ちが理解できるようになったかな? 雨に濡れて雫を纏う吊り忍(こうとも書く)を眺めてそんなことを思ったりしている。

  雨さそふ揺れとなりけり吊忍  名句より

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 囲碁の本因坊戦 第五戦が行われた。二日間にわたる熱戦、これまで十日付き合ってきたことになる。ネットでの観戦も誠に疲れる。凡人には何をそんなに長考するのと問うてみたい気にもなる。何十手も先を読んでいるのだろうが、、、。

 昨日は 11,543歩


葡萄ナイアガラは大豊作

2021年06月22日 | うんちく・小ネタ

 ブドウ棚のナイアガラ、久しぶりの大豊作になりそうだ。ざっと数えて100房近くある。その原因を考えてみた。ブドウ棚が繁茂した枝でいっぱいになってきたので、冬季に均等に分かれた枝の一方を思い切って切ってしまった。そのため木の能力が残った蔓に存分に発揮したためではないか思うのである。

【語り部】戦争に負けコルシカ島に追放されたナポレオンやがて島を脱出しパリのフォンテヌブロー城に入場するまでの新聞の報道の仕方が面白い。怪物島を脱出~コルシカの狼~悪霊~殺人鬼~王位簒奪者~悪辣皇帝~ナポレオン~ナポレオン氏~皇帝陛下万歳とパリに近づく度に変わるのである。今年の初め頃五輪は、8割方延期か中止が望ましいとの世論だったが、間近に迫りマスメディアは五輪一色になるであろう。メディアの報道の仕方によってあの世論がどう変わるか試されているようでもある。今朝の新聞を見てそんなことを想って見た。

  昨日は 11,180歩


レインリリー咲く

2021年06月21日 | うんちく・小ネタ

 ゼフィランサス、別名レインリリーが咲いてきたのでアップしてみた。(枠内は30分前の画像)

 地中の球根が、このところの雨でたっぷり水分を吸収して咲き始めたのある。今朝蕾を見ていると瞬く間に開いてきた。赤みがかったピンクの花弁と6本の黄色のおしべのコーディネートは、なかなかであり虫たちを誘うには効果があるだろう。受粉して種が出来るそうだが、いつも萎えている花を見るが種は見たことがない。今年こそよく観察してみよう。

 このところシオカラトンボが入れ替わり立ち替わり池に産卵している。一カ所では安心できないのか数多くの産卵場所を求めて渡り歩いて(飛んで)いるのだろうか。子孫を残すために、、、。

 昨日は 10,358歩