町内作品展が集会所で今年も実施された。限られたスペースを上手く使い、多様な作品を展示してあった。役員の方々ご苦労さん。今年で第6回であるが、第1回を企画したものとして本行事が定着している事に感謝したい。何かと疎遠になりがちな今日の社会では、こうしたことを通して交流の輪が広がることを期待したい。
来週は、町内の老人会の遅まきながらの新年会を企画している。春を迎える喜びを共有し、楽しい会にしたいと思う。
温かい大寒の入りであったが、明日からはまた寒波が襲うという。天気予報によると日本海側はすっぽりと冷気に覆われるようだ。大雪にならないといいのだが、豪雪地帯の人々は大変な生活を強いられ気の毒である。
ところで今では「日本海側」という気象用語を使っているが、嘗ては「裏日本」という地理用語が定着していたし教科書にもそう載っていた。いつのころからか定かではないが差別につなる(?)という理由で使われなくなったらしい。不快に思う人々の立場を考えれば当然かもしれない。例え歴史的に認められたことでも、、。山陽地方に比して山陰はどうなかな?。
子供のころは、大人たちの言葉を時には神秘的に受け止めていたものである。例えば地震があると「明け6つだから風になるなとか天候がくずれるな」などということをよく言っていた。どうしてそうなのか畏怖の念で聞いていたのを覚えている。今考えると非科学的なことだが、民間信仰というか伝承として田舎では話されていた。
ところで「小寒の氷大寒で溶かす」こんな言葉も父はよく使っていた。子供心にそれについては不思議なことを言うなと思ったものである。
明日は二十四節気の1つ大寒である。しかし予報では4月頃の陽気になるという。暦は必ずしも気象と一致しない。父はそんな事から体験上話していたのだろう。それも頷けさせるようなこのところの陽気である。