差塩と趣味の世界

故郷 福島差塩の想い出と徒然なる盆栽奮闘記

夜梅

2010年01月31日 | インポート

1  夜桜ならぬ夜梅もなかなか乙なものである。自動車のヘッドライトに照らされた我が家の白梅は雪が降り掛かったようであり、その香りと共に暫し寒い中鑑賞することとなった。どうやら満開も間もなくであろう。明日から2月、「春遠からじ」と行きたいものである。


荒幡富士

2010年01月30日 | 日記・エッセイ・コラム

015pg  陽気が良いので足を伸ばし所沢にある荒幡富士に出かける。ご覧のように見事な山である。

 しかも1合目から9合目まで表示があり、富士講のなごりを残している。村の和を図るために村民が協力して明治32年にこのような山に築き上げたという。重機のない時代モッコで担ぎ上げたのだろうが、村人の意志と団結力に驚かされる。今日の希薄な地域社会では考えられない。

 山頂からは新宿副都心が見えた。そのうちスカイタワーも見れることだろう。


町内文化

2010年01月28日 | 日記・エッセイ・コラム

 町内作品展が集会所で今年も実施された。限られたスペースを上手く使い、多様な作品を展示してあった。役員の方々ご苦労さん。今年で第6回であるが、第1回を企画したものとして本行事が定着している事に感謝したい。何かと疎遠になりがちな今日の社会では、こうしたことを通して交流の輪が広がることを期待したい。

 来週は、町内の老人会の遅まきながらの新年会を企画している。春を迎える喜びを共有し、楽しい会にしたいと思う。


体調を知る

2010年01月26日 | インポート

002  いつもの散歩コースは100mごとにブロックで表示してある。4kmを日頃目標にして歩く時、どこを出発点にしても便利である。しかも、この表示は体調を知る上で便利なのである。ブロック間を何歩で歩くかによって、その日の調子を知ることが出来るからである。

 125歩前後がいつもの歩数だが、無意識に歩いて標準より少ない時は体調が頗る良いし体も軽いのである。いつもそう願いたいのだが、逆の場合がこのところ多いのが残念である。

 それにしても健康維持のために1日に1万歩などと言うが、時々の体調は関係ないのかなと思う。


田舎の贈り物

2010年01月24日 | 日記・エッセイ・コラム

004 田舎から宅配便届く。開けると懐かしい豆餅などの贈り物有り難いことである。大豆の入った豆餅は、田舎ではよくお袋が作ってくれた。早速レンジで柔らくなった餅を頬張る。子供の頃を思い出す懐かしい味がした。この保存食としてのお餅は、お腹を空かした時によく食べさしてくれたものである。

 田舎を出て早60年になるが、こうした兄たちの気配りに心温まる。感謝の念でいっぱいである。お礼に何か送ろう。


梅の開花

2010年01月22日 | 日記・エッセイ・コラム

Photo  梅がようやく3分咲きになった。車庫の柵に誘引した枝の方がどうやら早く咲いてくれたようだ。あと10日もすると満開になるだろう。梅は花もいいが香りは他の比ではない。

 ところでこの形、徒長した鉛筆のような枝を柵に添わせて誘引し整枝して太らせ写真のようになるまで数十年かかった。毎年実を沢山つけてくれる自慢の孝行木である。クリックしてご覧ください。


裏日本

2010年01月21日 | 日記・エッセイ・コラム

 温かい大寒の入りであったが、明日からはまた寒波が襲うという。天気予報によると日本海側はすっぽりと冷気に覆われるようだ。大雪にならないといいのだが、豪雪地帯の人々は大変な生活を強いられ気の毒である。

 ところで今では「日本海側」という気象用語を使っているが、嘗ては「裏日本」という地理用語が定着していたし教科書にもそう載っていた。いつのころからか定かではないが差別につなる(?)という理由で使われなくなったらしい。不快に思う人々の立場を考えれば当然かもしれない。例え歴史的に認められたことでも、、。山陽地方に比して山陰はどうなかな?。

 


小寒の氷

2010年01月19日 | 日記・エッセイ・コラム

 子供のころは、大人たちの言葉を時には神秘的に受け止めていたものである。例えば地震があると「明け6つだから風になるなとか天候がくずれるな」などということをよく言っていた。どうしてそうなのか畏怖の念で聞いていたのを覚えている。今考えると非科学的なことだが、民間信仰というか伝承として田舎では話されていた。

 ところで「小寒の氷大寒で溶かす」こんな言葉も父はよく使っていた。子供心にそれについては不思議なことを言うなと思ったものである。

 明日は二十四節気の1つ大寒である。しかし予報では4月頃の陽気になるという。暦は必ずしも気象と一致しない。父はそんな事から体験上話していたのだろう。それも頷けさせるようなこのところの陽気である。


かわいい訪問者

2010年01月16日 | 日記・エッセイ・コラム

052  寒い季節には、野鳥も食糧難になるのか普段姿を見せない者たちが我が家にやってくる。

 枝垂桜の枝につるした籠にりんごや蜜柑を置くとご覧のようにかわいい訪問者がやってくる。     早朝餌をめがけて真っ先にやってくるのはムクドリである。しかし、彼らはホバーリングが出来ず何回も試みるが、やがて断念し去って行く。近くでその様を見ていたメジロたちの登場となる。次から次へと食糧がなくなるまでやってくる可愛い彼らにボランティアを続けよう。

300ミリ望遠レンズで室内から撮る044_2


今を楽しむ

2010年01月14日 | 日記・エッセイ・コラム

1  早朝、庭に出てみると池は御覧のように一面凍っていた。この冬初めての寒さ予報通りである。写真はクリックで、、、

 そんな中、庭の梅の木々を見ると紅梅はまだ固い蕾で当分咲きそうにないが、早咲きの白梅はちらほら咲き出していた。間もなく梅の香を漂わせてくれるだろう。早春賦ではないが、もう少しの辛抱であると言いつつ、逸ることなくその時々の移ろう今を楽しむのも貴重であると思うこの頃である。歳かな?

 、、梅の花いつの人まにうつひぬらむ 古今和歌集集より