岩田明子はタレント、コメンテータとして芸能人になり、望月衣塑子はジャーナリストとして輝く。
以前から安倍の広報ライターとしてNHKで頻繁に安倍よいしょの報道を繰り返していた岩田明子がNHKを退社してフリーになった。
文藝春秋に掲載された安倍についての記事はジャーナリストとしての視点が根本的に欠けている。本人はジャーナリストの目というものをどこに視点をおくべきかがわかっていないのであろう。
女性ジャーナリストと言えば東京新聞の望月衣塑子、なんたってジャニーズ事務所の東山に「俺のソーセージを皿にのせて食え」と後輩に言ったか?と強烈なパンチを浴びせ、それまでのだらだらした忖度質問の流れが変わった。それゆえ、芸能人つきライターたちに憎まれ、怒声を浴びせられるが全く怯まない。
下世話というかミーハー的に言えば岩田も望月も美人である。小欄はミーハーである。それだけにこの二人の今後についての対比について書いてみた。それでは岩田、望月の順序で小欄が分析してみよう。
二流の評伝ライター岩田明子
お盆が近づいた8月のある日、安倍さんの声には力が失われ、慶応大学病院に入院する可能性も口にしました。思わず私は「二の舞を演じてはいけない。憲政史上最長政権をおの築いたリーダーが同じ辞め方をするのはありえない」と、つい強い口調で言ってしまいました。
私は「しまった」と思いましたが、後の祭りです。安倍さんは「しばらく考えてみる」と噛みしに語ったので、退陣は避けられないと悟りました。私はそれ以上は何も言いませんでした。その日から安倍さんとは電話もせず、不安な気持ちで退陣に向けた予定稿を書きながら、事態を見守っていました。
この文章は安倍の苦悩に対するアドバイザーの回顧録でしかない。安倍の動静をいち早くスクープすることがジャーナリストだと思っている。勘違いも甚だしい。
報道に携わる者は、社会の木鐸ぼくたくであるべきだ、とか国益を考えるべきだ、などとそれぞれの思いを胸に取材していますが、そうした気持ちを大切にしながらも、「正確な事実を迅速に伝える」という使命は絶対に忘れてはいけない。
上記の「国益」の記述、おいおい「国民だろう」。東大出なのに憲法を読んだこともないのかね。これではジャーナリストととして失格だよ。
メインキャスターの野村修也(弁護士)
安倍元総理を取材されてきました。いわゆる統一教会との関係。かなり前から知っていたんでしょうか」と質問されたが、「記者時代は私はまったく把握していなかったんです。関係性を知ったのは銃撃事件の前夜の最後の電話だった」と拍子抜けする説明。スタジオはドッチラケとなった。さっそくネットでは「ジャーナリストを自称しながらウソつくな」「知っていながら報道しなかったんだろ」という投稿が相次いだ。
そして、現在、ジャニーズ事務所の不誠実会見について
これまた生ぬるいコメントをして以下のように
岩田明子さんが政府の会見を例に挙げて「想定問答を作る」などと説明していたそうですが、間違いです。
事前に質問を提出させ、原稿を用意した上で、誰に当てるのかまで決めて、挙手すらしていない記者を当ててそれを実行する
これが安倍菅政権の会見でした
と指摘されている。
タレントとして当たらずさわらずにコメントしているが、いずれ自民党から立候補するのでは。
空気を読まないことが真実を暴く力になっている。
まずは映画「新聞記者」と同時に公開されたドキュメンタリー「新聞記者」で馴れ合いの質疑応答と異なる直截的な質問をする望月記者。そしてあらためて爆弾質問で存在感を見せている。
伊藤が2017年5月29日にした記者会見の記事の扱いが小さく、東京新聞社内の反応が鈍いと感じたことから本人を取材。上記の岩田の言葉、国益?を決意しに約3時間にわたりインタビュー。6月8日の官房長官記者会見で「警察の刑事部長の判断で(逮捕をせず)任意に切り替えた」「刑事部長の判断で覆ったことなどない」など。伊藤は、他の記者が連絡を絶つなかコンタクトを続けてきた望ついて「聞いて終わりじゃなくて事件の本質を見いだそうとしている」「信頼に足る」と感じたという。
安倍が失意の時にもコンタクトをとり続けてきた岩田、伊藤にコンタクトをとり続けた望月、その粘り強さは二人とも似ている。
ただし、政権に寄り添いながら政権内部の情報を何の批判精神も持たずに垂れ流す岩田、政治音痴のユーミンとほとんど同レベル、なのに世間はジャーナリストの肩書きを認める。
弱い者の立場からの政権批判を書きまくる望月記者の今回のジャニーズ会見での強烈な質問、強引と批判される態度について炎上が話題になるが、コンサルタントに仕組まれた会見の実態が暴露され望月批判をしていた連中が恥さらしとなる。そして、政権会見が忖度記者達の馴れ合い、茶番まで明らかになるなどの功績を上げている。
それぞれの村社会に鋭く切り込み、遠慮なく質問して問題点を露にする。日本の低迷する社会構造がもたれ合いで成り立っていることが明らかになる。そして、ネットが望月を叩くことでかえって不公平の事実が拡散される。で、真実の元に炎上もしぼんでいく。
以下は彼女のエネルギーについて
そこまでのエネルギーを持って立ち向かう原動力は何なのか。事件のことは前のめりに話す望月さんも、自分のこととなるとふと穏やかな表情を見せる。
「純粋に、理不尽なことへの怒りみたいなものかな。ウィシュマさんの件では、報告書を読むほど涙が止まらなくなってしまうし、『なんで誰も助けてあげられなかったのか』という悔しさが溢れます。おそらくその施設では何かが麻痺していて、見てみぬふりが当たり前になっていたのでしょう」
「そういうものだ」「みんながそうしているから」。そうやって、私たちは麻痺してしまうのかもしれない。多数に紛れず、おかしいことに「おかしい」と言うには、少なからず痛みが付きまとう。
どんどん空気を読まずに公にしてほしい。輝くジャーナリストである。
以前から安倍の広報ライターとしてNHKで頻繁に安倍よいしょの報道を繰り返していた岩田明子がNHKを退社してフリーになった。
文藝春秋に掲載された安倍についての記事はジャーナリストとしての視点が根本的に欠けている。本人はジャーナリストの目というものをどこに視点をおくべきかがわかっていないのであろう。
女性ジャーナリストと言えば東京新聞の望月衣塑子、なんたってジャニーズ事務所の東山に「俺のソーセージを皿にのせて食え」と後輩に言ったか?と強烈なパンチを浴びせ、それまでのだらだらした忖度質問の流れが変わった。それゆえ、芸能人つきライターたちに憎まれ、怒声を浴びせられるが全く怯まない。
下世話というかミーハー的に言えば岩田も望月も美人である。小欄はミーハーである。それだけにこの二人の今後についての対比について書いてみた。それでは岩田、望月の順序で小欄が分析してみよう。
二流の評伝ライター岩田明子
お盆が近づいた8月のある日、安倍さんの声には力が失われ、慶応大学病院に入院する可能性も口にしました。思わず私は「二の舞を演じてはいけない。憲政史上最長政権をおの築いたリーダーが同じ辞め方をするのはありえない」と、つい強い口調で言ってしまいました。
私は「しまった」と思いましたが、後の祭りです。安倍さんは「しばらく考えてみる」と噛みしに語ったので、退陣は避けられないと悟りました。私はそれ以上は何も言いませんでした。その日から安倍さんとは電話もせず、不安な気持ちで退陣に向けた予定稿を書きながら、事態を見守っていました。
この文章は安倍の苦悩に対するアドバイザーの回顧録でしかない。安倍の動静をいち早くスクープすることがジャーナリストだと思っている。勘違いも甚だしい。
報道に携わる者は、社会の木鐸ぼくたくであるべきだ、とか国益を考えるべきだ、などとそれぞれの思いを胸に取材していますが、そうした気持ちを大切にしながらも、「正確な事実を迅速に伝える」という使命は絶対に忘れてはいけない。
上記の「国益」の記述、おいおい「国民だろう」。東大出なのに憲法を読んだこともないのかね。これではジャーナリストととして失格だよ。
メインキャスターの野村修也(弁護士)
安倍元総理を取材されてきました。いわゆる統一教会との関係。かなり前から知っていたんでしょうか」と質問されたが、「記者時代は私はまったく把握していなかったんです。関係性を知ったのは銃撃事件の前夜の最後の電話だった」と拍子抜けする説明。スタジオはドッチラケとなった。さっそくネットでは「ジャーナリストを自称しながらウソつくな」「知っていながら報道しなかったんだろ」という投稿が相次いだ。
そして、現在、ジャニーズ事務所の不誠実会見について
これまた生ぬるいコメントをして以下のように
岩田明子さんが政府の会見を例に挙げて「想定問答を作る」などと説明していたそうですが、間違いです。
事前に質問を提出させ、原稿を用意した上で、誰に当てるのかまで決めて、挙手すらしていない記者を当ててそれを実行する
これが安倍菅政権の会見でした
と指摘されている。
タレントとして当たらずさわらずにコメントしているが、いずれ自民党から立候補するのでは。
空気を読まないことが真実を暴く力になっている。
まずは映画「新聞記者」と同時に公開されたドキュメンタリー「新聞記者」で馴れ合いの質疑応答と異なる直截的な質問をする望月記者。そしてあらためて爆弾質問で存在感を見せている。
伊藤が2017年5月29日にした記者会見の記事の扱いが小さく、東京新聞社内の反応が鈍いと感じたことから本人を取材。上記の岩田の言葉、国益?を決意しに約3時間にわたりインタビュー。6月8日の官房長官記者会見で「警察の刑事部長の判断で(逮捕をせず)任意に切り替えた」「刑事部長の判断で覆ったことなどない」など。伊藤は、他の記者が連絡を絶つなかコンタクトを続けてきた望ついて「聞いて終わりじゃなくて事件の本質を見いだそうとしている」「信頼に足る」と感じたという。
安倍が失意の時にもコンタクトをとり続けてきた岩田、伊藤にコンタクトをとり続けた望月、その粘り強さは二人とも似ている。
ただし、政権に寄り添いながら政権内部の情報を何の批判精神も持たずに垂れ流す岩田、政治音痴のユーミンとほとんど同レベル、なのに世間はジャーナリストの肩書きを認める。
弱い者の立場からの政権批判を書きまくる望月記者の今回のジャニーズ会見での強烈な質問、強引と批判される態度について炎上が話題になるが、コンサルタントに仕組まれた会見の実態が暴露され望月批判をしていた連中が恥さらしとなる。そして、政権会見が忖度記者達の馴れ合い、茶番まで明らかになるなどの功績を上げている。
それぞれの村社会に鋭く切り込み、遠慮なく質問して問題点を露にする。日本の低迷する社会構造がもたれ合いで成り立っていることが明らかになる。そして、ネットが望月を叩くことでかえって不公平の事実が拡散される。で、真実の元に炎上もしぼんでいく。
以下は彼女のエネルギーについて
そこまでのエネルギーを持って立ち向かう原動力は何なのか。事件のことは前のめりに話す望月さんも、自分のこととなるとふと穏やかな表情を見せる。
「純粋に、理不尽なことへの怒りみたいなものかな。ウィシュマさんの件では、報告書を読むほど涙が止まらなくなってしまうし、『なんで誰も助けてあげられなかったのか』という悔しさが溢れます。おそらくその施設では何かが麻痺していて、見てみぬふりが当たり前になっていたのでしょう」
「そういうものだ」「みんながそうしているから」。そうやって、私たちは麻痺してしまうのかもしれない。多数に紛れず、おかしいことに「おかしい」と言うには、少なからず痛みが付きまとう。
どんどん空気を読まずに公にしてほしい。輝くジャーナリストである。
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