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ハーレーのドラッグレースや日々の出来事?

09年式XL883を1250ccにボアアップ③

2019-07-18 22:09:42 | スポーツスター
↓組みあがりました!



この仕様に合ったマフラーとエアークリーナーの交換をお勧めしたのですが

このままでチューニングで!と言うことで

スーパーチューナーでチューニングしていきます。



以前チューニングした車両データの中から

この仕様に近いマップをコピペしてインストール

アイドリングの回転数は高めに設定して

エンジン始動で初期チェック

最初はバルブの打音がカタカタ結構うるさいです!

(タペットにエアーかんだ音とは違います。)

オーバーホールしたヘッドは毎度のことなのですが

焦ります! 問題ありませんでしたので

↓ダイナモ上で慣らし運転



30キロ程で 最初のオイル交換

打音は消えて ノーマルエンジンより静かな位に!!

その後もAF値を確認しながら慣らしを続け

ある程度慣らし終わったら

中回転から低回転へVE(体積効率)の基準値作り!

(AF値とVE値のズレの補正です。)

ある程度作ったら高回転へ

アクセル開度100%セントから

80% 60%・・・・・2.3%の基準値作り

ダイナモにロギングされたフロントとリアのAF値を見ながら

フロントとリアのVEを手打ちで補正して基準値を作っていきます!

作っては確認を繰り返し VE値が決まったら

各回転数とアクセル開度のAF値を決めてインストール

フロントとリアのVE値とAFがリンク?してるので

例えばアクセル開度20%で2500rpmのマス目に

AF13.8と設定すれば

フロントもリアも13.8になるように燃料噴射してくれます。

で・最終確認で 

ダイナモ上で仮想走行させて

実際に狙ったAF値になってるか確認していきます!

ズレは補正して その後実走行で問題なければ

チューニング終了です。


で・何馬力でたか!



点線は883の時

53.4HP 6267rpm が 91.7HP 6971rpm

6.5Kg 5418rpm が 10.3Kg 5616rpm

になりました。


言い訳

エンジンは100馬力確実に出る仕様です!!

エアーフィルターを外すと3馬力ほど上がりますので

エアークリーナーとマフラー次第で100は出るのですが

オーナー様に再度 エアークリーナーだけでも

もう少し容量のあるものに交換をお勧めしたのですが

このままで良いと言う事でしたので。

残念ですがここまでです。






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