20191128
11月28日(木)曇り
テレビで春と秋に愛岐トンネルが解放されるのをいつも見ていました。
一度行ってみたいと思いつつ、チャンスが無く諦めていたところ、やっと機会到来でした。
1900年(明治33年)に国鉄中央線は、名古屋~多治見間が開通し、中部地方に貢献したものの、戦後の高速、大量輸送に
対応できなくなり、高蔵寺~多治見間の線路と13基のトンネルが1966年(昭和41年)廃線となったようです。
レンガで作られたトンネルを4基くぐり、紅葉と、玉野川の渓谷を楽しみながら歩いてきました。
公開日は10日足らず。 階段を上がるとJR定光寺駅 トンネルへは下を進みます
散策マップをいただき、100円協力金
最初のトンネルをくぐります
川を挟んで、向こう岸の紅葉も綺麗
懐中電灯を片手に真っ暗なトンネルの中歩きます。
2つ目のトンネルをくぐると大木のモミジが迎えてくれる 出店にはお饅頭・お寿司・五目御飯等・・・
3つ目のトンネル トンネルを抜けると???
蒸気機関車の車輪が展示されている 最後の6号トンネルは333mと長い
道路鉄橋を挟んで愛知県・岐阜県の県境
一番長いトンネルを戻ります
トンネルを作る時に切ったモミジが、100年を経て見事な大木に・・・・
昔は渓谷を楽しみに賑わったのだろうか?朽ちかけたホテルが・・・ 橋を渡るとJR定光寺駅 その下から廃線歩きが出来ました。
家に帰り、NPO法人の愛岐トンネル群保存再生委員会発行のパンフレットを読み、40年間藪の中に眠っていたトンネルを
見つけた時の会員の震えるような感動は、今でも語り草になっていることを知り、その様子が頭に浮かび熱くなりました。
そして市民グループを結成して発掘と調査を開始し、安全に歩けるように整備し、年2回公開されるようになりました。
もう一度ゆっくりと、心しながら歩いてみたいと思いました。
定光寺の紅葉も楽しんでこれました。
定光寺境内も紅葉真っ盛りでした
しっかり歩き、紅葉を楽しみ、良い日になりました。