ソムタム学級通信 ★さちえのタイ生活★

2010年6月より青年海外協力隊、養護隊員としてタイへ。バンコクより北へ450キロ東北部のコンケンで日々試行錯誤の記録。

日本文化を教えあい      <訓練51日目>

2010年05月27日 19時03分48秒 | 日記
生活技法講座とにいうのがありました。
午後から4時間、隊員が講師となり、 任国で紹介できる日本文化を教える講座です。
隊員の手で行うのですが、バラエティに富んでいました。

日本料理、浴衣の着つけ、ペン習字、広島・長崎・沖縄の歴史、日本語講座、よっちょれ
など、魅力的なものがたくさんありました。
絞るのに苦労して、私は「剣玉・あやとり講座」と「紙飛行機・おり紙講座」を受けることにしました。



◆◆ 剣玉講座 ◆◆

剣玉には級や段があるんです。
難易度の高い技ができるようになると、ランクがあがります。
   
それと、剣玉の試合もあるんです。
試合は、剣玉を首にかけて、出会うところから始まり、互いに技を競い合います。
おもしろいなあ。

剣玉は、難しそうに見えるけど、手始めの技ならば、20分くらい練習していると、何回かはできるようになりました。

できた!!! 
   
   「ろうそく」という技です。 これが確実にできると、5級から7級です。

みんな、1時間の中でめきめきと上達してました。
剣玉って、おもしろい!!
この講座の講師をやってくれた人は、以前、スポーツ大会を企画してくれた人です。
体を大きく動かすスポーツが好きなのかと思ってたけど、体を動かさない、集中力のいる剣玉もできるなんて。
やって見せてくれた難技の数々は、もう、圧巻でした。
「おおおおおーーー!」と感嘆の声と、拍手の嵐でした。
 興奮して、動画をたくさん撮ってしまいました。
技には「日本一周」「世界一周」「宇宙一周」とかあるんです!
 剣玉の達人、かっこいい!

聞いてみたら、2年間毎日練習してそこまでのことができるようになったんだそうです。すごいなあ、地道な努力が。
講座が終わって、剣玉買う気になりました。 任国に持っていきます!




◆◆ あやとり講座 ◆◆
 あやとりって、日本独自のすごい文化です。
 こんな複雑なひものやり取り、そしてできあがるものの完成度の高さ。
 外国人にはびっくりでしょう。

 あやとりを覚えていきたくて、あやとり講座を選びました。
 はじめて作った、「ほうき!」

 これも、びっくりだったなあ。
 ひもをいくつもいくつも、交差させていって、四角の形を大きくしていきます。
 すごく、簡単なやり方です。
  

 そして、四角の真ん中の2本の糸を上に持ち上げると・・・・
   

  わーー! 大きなタワーが立ち上がりました! これには、歓声が上がりました!
    
  これは、子供がよろこぶぞ! 大人だって楽しいもん!




◆◆ 飛ぶ 紙飛行機の作り方講座 ◆◆


紙飛行機講座では、今回の次隊で唯一の、「科学」隊員が技術指導をしてくれました。
「科学隊員」っていうだけで、本当にすごい紙飛行機を作らせてくれそう!
「科学隊員」って、かっこいいな。 「宇宙警察」とか「正義の味方」と言葉の雰囲気が似てませんか?
 
紙飛行機に大事なのは、緻密さ、左右のバランス。
でも、それが飛ぶ秘訣の2割だそうです。
あとは、飛ばした後に行う、微調整、それが8割だって。
  私は、紙切れではなく、いらなくなったJICAポスターで作りました。 巨大紙飛行機です。
  
   協力隊の夢を乗せて 飛べ飛べ!
   言われたとおりにやると、すごく飛ぶようになりました。
 正面から紙飛行機を見て、 左右をよーく見て、左右対称になるように微調整して。
 すぐに落ちてしまうようなら、羽をちょっとだけほんのちょっとだけ反らせます。

 
  大人たちが、科学隊員指導のもと、みんな紙飛行機を夢中で飛ばしあいしている光景って、これもおもしろかった。




◆◆ 折り紙講座 ◆◆
  かぶとや花を折り紙でおりました。
  折り紙も、日本のすごい文化です。
  角と角をあわせて折る、そして、こんなものを作れるって、世界中を見てもそうそういるものじゃありません。
  日本すごい。

    
  日本では、鶴って、かなりの人がまるで常識のように折れるけど、それは、外国人から見たらすごいことです。





◆◆ 切り紙講座 ◆◆

 講師は私です。
 切り紙は趣味で、ちょくちょく作っては、アルバムに張ったり、ちょっとプレゼントにくっつけたり、今までしてました。
 複雑なものはできないけど、ちょっとしたものならできるから、講師を引き受けました。

 実は・・・語学の勉強そっちのけで、夜中まで切り紙を切って準備をしちゃった日がありました。
 つい、楽しくて夢中になってしまって・・・。

 でも、今日は、受講した みんなが、すごく喜んで作ってくれて、本当にやってよかったと思いました。

  

英字新聞を使ったら、これもおしゃれ。海外では、日本の新聞を使ったらおもしろがってくれるだろうな。

    


     

   日本の文化は誇らしい。





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