ソムタム学級通信 ★さちえのタイ生活★

2010年6月より青年海外協力隊、養護隊員としてタイへ。バンコクより北へ450キロ東北部のコンケンで日々試行錯誤の記録。

ヌア・デッディアオ  肉を干す人

2012年02月07日 12時41分41秒 | タイ料理
เนื้อแดดเดียว ヌア・デッディアオ 牛干し肉
     


コンケン大学の敷地内にある道路を歩いていたときに
道ばたで肉を干しているおじさんを発見。
   


鍋の中には牛肉がたれに漬け込まれていて、
それを天日干しにしている。
      
    



日本人は干し肉という食文化がないが、タイ人はよく干し肉を作る。
灼熱の国対では、暑くて食べ物が腐りやすい。
だから、タイ人は塩漬けや発酵食品など、いろいろな保存食を作る。
これも、その一つ。
太陽の力を使って作るタイの乾燥保存食。
乾燥させることで、生肉とは違うおいしさが出る。

タイの食のバラエティには感心するばかり。
アジアで最も食文化が豊かな国ではないかと、私は思う。


牛の干し肉を เนื้อแดดเดียว  ヌア・デッディアオ、
豚の干し肉を หมูแดดเดียว  ム-・デッディアオという。


ニンニクやナンプラーなどにじっくりつけ込んでから干し、
揚げて甘く味付けしたものを ヌア・デッディアオ・トートといい、
香ばしくて甘辛くて、カオニャオがどんどんすすんでしまうおかず。
ビールのおつまみにもぴったり。

           

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