ソムタム学級通信 ★さちえのタイ生活★

2010年6月より青年海外協力隊、養護隊員としてタイへ。バンコクより北へ450キロ東北部のコンケンで日々試行錯誤の記録。

トムヤムゴップ

2011年08月17日 18時01分32秒 | タイ料理

あるお店で、何食べようかなーと考えていると、
店のご主人が

「トムヤムゴップ アオマイ?」(トムヤムゴップあるよ。食べる?) 


といい笑顔でにっこりと話しかけてくれた。
二つ返事で
 
 「トムヤムゴップ! 食べたことないんです! 食べてみたい! ください!」

ご主人も自分が言っておきながらびっくり顔で笑い、
 「本当に?」
ご主人の奥様が
 「えええーー??!! 本当に食べるの?!」
と驚く。


トムヤムクンといえば、タイ料理の定番中の定番。
甘い、辛い、酸っぱいの3味の複雑に絡みあうのがタイ料理のおいしさだが、
その甘い、辛い、酸っぱいが見事 三位一体となったスープ。
世界の三大スープの一つでもある。

「トムヤムクン」の「クン」は「えび」の意味。
それでは、
「トムヤムゴップ」とは?

「ゴップ」の意味は「カエル」
トムヤムクンは、エビではなくカエルが入ったトムヤムスープなのだ。

タイ、特にイサーン(東北)や北部ではカエルを食べる。
コンケンの市場でもよく見かけるけれど、食べたことのなかったカエル。

  →カエル関係過去ブログ記事 「かえるぴょこぴょこ」(2011/7/11)    
                      「フィリピンの同期隊員 コンケン来訪」(2011/4/28)
                      「ゲコゲコ」(2011/11/7)

 
そのカエルがやっとお口に入るときが来た。
運ばれてきた トムヤムゴップ
     


トムヤムスープに入るカエルは雨蛙のような小さなものではなく、
手のひらほどの大きなカエル。


そうだ、カエルと言えば、
派遣前訓練を受けた福島の訓練所には、
協力隊員が無事に任国から帰ってこられるようにと、“無事カエル”という
カエルの置物があったっけ。
     →過去ブログ 「やっとの休日  〈派遣前訓練5日目〉」(2010/4/11)
あのカエルの置物の背中に貼り付けられていた、カエル、あのくらいの大きさだろうか。
それがぶつ切りになってスープに入っている。


では、いただきまーす。
   


うん、アロイ!(おいしい)
鶏肉のような、でも鶏肉よりもちょっとやわらかいカエル肉。
アロイ!
なるほど、アロイだから人気なんだな。
そりゃ、おいしいからみんなが食べるに決まってる。
確かに確かに。

ルージャックアハーンマ-ッククン!(食の世界が広がった!)

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