私がもっと若かった頃、割と呼んでいたシリーズ物で、最近放送が始まった夜のアニメ「グインサーガ」の原作者、栗本薫さんが亡くなりました、ガンということで
ご冥福を
「象印クイズヒントでピント」でマニアックな知性を醸し出していた故人で、はらたいらやいずみん、山田五郎系列な感はありますが、女性だったことはユニークでした
それはともかく、結局「グイン～」は未完で終了と...
例のペリーローダンやアメコミの様に、多少の矛盾は無視して(一人で書いていても色々ある訳だし、伏線回収せずとか^^;)多人数で寄ってたかって書き継いでいくようにしないとこの規模の作品は...
出版元のハヤカワも別の作者による引継ぎは未定としているものの、ものがものだけに難しいだろうなぁ、本人の手によるプロットでもない限り
ビジネス的には売れる数がそれなりの確度で見込めるシリーズだろうから、会社的にはどうにかしたいんだろうけどねぇ
「グイン～」は本編の50巻手前で挫折、外伝は何冊読んだか忘れたけど、いずれにしても相当前の話、126巻がついこのあいだ(4月)に出ていたということも、今回の訃報後知りました
確か当初100巻で完結、最終巻のタイトルも決めてある...みたいなはずでしたが、やはり未完...
シリーズは長期化すると継続していることに価値が出てくるので、全体のプロットなどはどこへやらとなりがちだが、「グイン～」の場合は歴史小説風でもあるので、いずれにしてもどこかへは向かっていたはず(結局どこへかは分からずじまいでも)
少年●ャンプの「●ラゴンボール」なぞは、作者が編集側のリクエストで伸ばしまくっていたストーリーを「もうおしまい」と自ら幕引きしたようだし、
少年●ンデーの「●る星やつら」も作者が永遠に続くマンネリを絶つために敢えて終わりにしたと読んだ記憶がある
「●ラスの仮面」はいまだに続いているようだが、時代の変化から急に携帯電話が登場したり、コミックで続けて読んだら「不連続」な作品に既になっているらしい
「●ルゴ13」も●いとうたかおプロの金庫の中には最終回の原稿が入っているらしいという都市伝説もある(最終回のプロットが決まっているというのは本当らしいが)、
作り手は受け手が存在している以上、完結させる義務があると思うが、作者も人間、病や不慮の事故は避けようも無い
「●レメンタラー」も作者の病気でものすごい幕引きが行われた例だが、経過はともかく結果らしきものは作者本人が公に発表している
「グイン～」についても、せめて作者本人のアイディアノート(があったことにしてでも)に基づいた「正式」完結編が誰かの手で書き継がれることを希望します^^
