天女の誕生日

今日は天女の誕生日、570歳になりました。
ちなみに天女は1000歳まで生きるので
950歳にやっと中年になり、980歳で老年になるので、
まだまだ元気ハツラツ、心は少女のように純粋です。

という事で、暴飲暴食の年末遠征からようやく回復した愛妻家の錆鉄人は
何か誕生日の買い物をせんとこの後、天女とお出かけする予定です。


天女の誕生日のプレゼントと言うと思い出すのが結婚した年の大雪です。

12月26日に報恩講をしたのですが、その頃から雪が降り続き、翌日曜日も1日降り続き
28日は道路の除雪が間に合わず出勤出来ないので、
会社（前の会社）に電話したら「どうしても出て来い」の一点張り、
癒えの前の道路を四輪駆動車が走って轍が出来たので車を出しましたが、少し走ったら轍から外れて脱出に大苦労。
県道に出ても轍は1車線しかなく、対向車が来たら四輪駆動車でないと走行は無理と考え
家まで500mほどバックして戻り、ザックに寝袋やガスコンロを詰め込んで
カッパを着て17kmの道を歩いて出社しました。

親切にも会社近くの人が泊めて下さったので寝袋で寝る事はありませんでしたが、
翌日もまだ雪は降り続き、単に屋根雪おろしで仕事が終わり、
帰りは途中まで載せてくれるという人がいたのですが、
国道8号線から武生市街に入る道路はどこもストップしていて、車は会社に戻りました。

という事で、錆鉄人はカッパを着て目出帽をかぶって
また17kmの雪道を歩いて帰りましたが、
武生市街は屋根雪を落とした雪で道路は埋まっていました。
そして、今立町の商店街に暗くなって到着し、
天女の誕生日プレゼントに腕時計を買うことにしていたので
（何処も屋根雪を落として２階の屋根と同じ高さの所を歩いていたので、翌日に来るまで出かける事は不可能でした）
時計・宝石屋さんに立ち寄ったのですが、店の人が逃げ出そうとしました。
カッパ・目出帽だったので、強盗かと思われたのでした。

が、めでたく腕時計を買って帰る事が出来ましたが、
雪はまだその後も降り続いたのでありました。