☆~Carefree Life~☆

HPの管理人 Sugaryが、日々の出来事から、趣味や宣伝まで勝手気ままに綴ります。

真実の証拠って…

2008-03-21 09:04:11 | ニュースを斬る!?

「それでも僕はやってない」

──という映画がテレビで放映して間もなく、同じような事件が起きましたね。
男女のペアがグルになって、示談金欲しさに無実の男性を痴漢に仕立て上げた。
「その人は何もやってないよ」と言ってくれていた目撃者の話も聞かず、「痴漢をされた」という被害者の言葉だけで警察の事情聴取も進んでいく。
後日、女性が自首して冤罪だったことが判明したそうですが…。

ほんと、怖いです。
あの映画を見た時、きっとこれが現実なんだろうな…と思いました。
事実に基づく…とまではいかなくても、事実に近い取材から、とても忠実に描かれたんじゃないか…と。
できるなら、警察の教材ビデオとしてこの映画を使って欲しいと思いますね。
タイトルに隠された意味は、おそらく「こうやって冤罪は作られる」という事でしょう。

それにしても…。
「やった」という証拠と「やってない」という証拠を見つけるとき、どちらが難しいんでしょうね?
殺人事件なんかが起きた時、アリバイ確認が重要になりますが、あれも結構冤罪が出ると思うんですけど。
だって、毎日普通に過ごしている人こそ、アリバイという事には無関係ですもん。
毎日、毎時間、アリバイを考えながら行動なんてできません。
私だって人ゴミが嫌いですから、できるだけ人のいないところを選んで歩いてるし、一日中家にいることも多々あります。
その時に電話が掛かってくるかというと、そうではなく…逆に、電話が掛かってくる時の方が珍しいですから。

「“その時間は、○○にいた”という事を証言してくれる人がいますか?」

──なんて聞かれたら、今の私の日常には1人もいないと思いますもん。
ま、子供ができたら行動範囲も広がって、もう少し変わるんでしょうがね。

それと、ドラマでもアニメでもゲームのムービーシーンでも、刺さっているナイフを思わず抜いてしまうシーンを見ると、「あぁ~、もうっ。犯人に間違われるでしょーが」と思ってしまう。
指紋鑑定なんてない時代劇のドラマでさえ、そう思ってしまうんですが…。
でもね、実際、自分の友達や子供にナイフが刺さっているのを見た時、最終的には亡くなってしまうとしても、相手に意識があって苦しんでいたら、その苦しみの元となるナイフを思わず抜いてしまうことってあるのかも…なんて思います。
だいたい、そういう時に「ここでナイフを触ったら疑われる」なんて冷静になれるかどうか分からないですしね。


そしてこの事件で何よりもムカついたのは、グルになった男の方が、法学部に通う現役の学生だということ
当然、退学処分になりましたが、そんな事で私の怒りは収まらない。
とはいえ、何をしようというのではありませんが…。
でも、判決で実刑が出たとしても、短い期間で出所してくるんでしょう?
刑務所に入ったというだけでその後の人生はかなり困難になるかと思いますが、私としては、それ以上に一生が潰れてしまえ…と願ってしまう(悪魔ですかね、私?)


警察の人も、全てを見通せる“目”がないんですから、“思いこみ”ではなく、客観的に第三者の証言も聞いて欲しいと思います。


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